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陰陽師安倍晴明岡山県伝説

作者: sterben

岡山県陰陽師安倍晴明が父より聞いた話しである。

陰陽師安倍晴明の父は山林を非常に愛していた。

そして広大な山林を保有していた。

また様々な人から山林の管理を依頼され山林の枝を打ったり植樹したりと山に関係する仕事をしていた。

そしてある日気の進まない仕事を引き受けた。

朝から妙な気分がしてどうにも山に出かける気持ちにならない。

山林をこよなく愛する父でも気の進まない仕事があったらしい。

陰陽師安倍晴明と称する男の父は祝詞の達人でもあったが今としては思い出である。

そして父が依頼された山に仕事に出かけた。

少しずつ安倍晴明の父は山を上っていった。

「よいしょ、よいしょ」

と上っていった。

すると安倍晴明の父が発見したのは一本の大木である。

そしてその大木の異様な雰囲気に父は驚いた。

なんとその大木には大量のわら人形が打ち付けられていた。

そのわら人形を見ると住所氏名年齢が詳しく書かれており全て同一の人物が記されていた。

陰陽師安倍晴明の父は仕事から帰り幼い安倍晴明にその事を語った。

父は一体わら人形を見たときどのように封印したのだろうか。

そのときは私はあまりにも幼く、詳しく聞かなかった。

しかし、現在の社会では本格的なわら人形は作るものが存在せず、

わら人形といっても子供だましであり作成の仕方を知らない方が多い。

またわら人形の呪詛の解決法などまったく知らぬが仏であり呪詛を受けても解決法が

示されておらず、ひたすら「人を呪わば穴二つ」という言葉で呪詛を自分に跳ね返ってくるという

子供じみた迷信を信じる教えが流行している。

呪詛は陰陽道の秘術により分解しなければならないし、

のろいをかけた本人にお礼の意味で倍返しにお返ししなければならない。

陰陽師安倍晴明の父は雲上の人となって安倍晴明が運転する車の隣の助手席で笑ってくれる。

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