宝石好きの宝石職人
掲載日:2026/01/10
好きなことは長続きしますよね。
あるところに若い宝石職人がいました。
彼はキラキラ輝く宝石が誰よりも好きで、時間があれば宝石を触っています。
周りはそんな彼を「宝石に憑りつかれた人」として馬鹿にしていました。
ですが、彼にはそれすらも誉め言葉に聞こえてしまうのでした。
彼は、最高の輝きを求めて、毎日宝石を磨きます。
夏の暑い日は「暑くて集中できない」と他の宝石職人たちは作業を止めてしまいます。
彼は、頭にタオルを巻いて作業を続けます。
冬の寒い日は「手がかじかんで痛い」と他の宝石職人たちは作業を止めてしまいます。
彼は、かじかむ手に息を吹きかけて作業を続けます。
それからしばらくして、彼は国一番の宝石職人になりました。
彼を馬鹿にしていた人たちも「素晴らしい」と称賛して、彼に仕事を依頼しました。




