27話 富嶽の磐座より
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九月二十六日、朝。
富士山の噴火が治まってから、はや三日が経過していた。
この日、富士山科学研究所、山梨県防災局火山防災対策室、火山地質学者や観測技師らで構成された合同調査チームが、現地での緊急調査を行うべく富士山に向かっていた。
富士スカイラインをひた走る白いバンの中は、張り詰めた沈黙に支配されている。
誰もが言葉を探しながらも、軽口を叩く余裕など持ち合わせていない。ハンドルを握る運転手の視線の先には、早朝の澄み切った青空に威容を見せる富士山がある。朝日に照らされたその輪郭は美しく、しかし今の彼らにとっては、巨大な得体の知れぬ脅威の象徴にしか見えなかった。
一般登山者の入山は二十四日昼に全面禁止となり、いまだにその規制は解かれていない。
表面上は噴火活動が収束したとはいえ、自然現象を人間の都合で制御できると考える者は一人としていない。それでも、今の富士山がどのような状態にあるのか、実際に自らの目と足で確認する必要があった。彼らは専門家としての責務に駆られ、覚悟を決めていた。
――いま目にしているこの山が、果たして「美しい日本の象徴」として再び立っているのか。
それとも、いつ牙を剥き日本を飲み込むかも知れぬ巨大な砲台なのか。
今回の調査は、単なる学術的関心では済まされない。
もし「収まった」との誤情報を流し、人々に一時の安堵を与えてしまえば、その後に襲う絶望は計り知れない。希望を抱かせておきながら裏切る罪深さを、彼らは過去の数々の災害で骨身に染みて理解していた。
全員が、日本という国に生きる一市民であると同時に、富士山を専門に研究してきた者としての矜持を胸に、吉田口五合目を目指して車を進めた。
「着きました」
運転手が低く告げると、全員が一斉に車外へ出る。
肌を刺す高所の冷気と、どこか湿った火山の匂いが鼻孔を打った。科学者たちは無言のまま襟を正し、登山道へと向かう。
報道ヘリや定点カメラの望遠映像では、決して見抜けない予期せぬ余波があるかもしれない。
調査は一日二日で終わるはずがない。数日、場合によっては数週間、さらには月単位、年単位の観測が必要になる可能性もあった。
今年は例外的に約一ヶ月延長となったが入山シーズンはまもなく終了する。
厳冬期に入る前に最低限の安全確認だけは完遂しなければならない。
――富士山が噴火すれば、静岡・山梨・首都圏の主要機能は壊滅し、日本の農作物は決定的な不作に陥る。地震活動をも誘発し、国の存続そのものが揺らぐだろう。
富士山が無事なら、日本は無事でいられる。
富士山が噴火すれば、日本は終わる。
それほど単純にして残酷なイコールの関係を、この山は我々に強いるのだ。
人間の都合など意に介さぬ大自然の前に、科学者たちは改めて己の無力を感じる。
地震も台風も津波も豪雨も土砂崩れも、被害を軽減することはできても完全予知も未然防止もできはしない。だからこそ、出来ないからこそ、あの映像に憧れる。銀の仮面が噴火を阻止したあの映像にすがるように希望を託すのだ。
しかし、責任を負う立場として希望的観測を根拠に判断するわけにはいかない。
個人的な願望や「こうであってほしい」という感情を混ぜてはいけない。あくまで誰もが納得する、動かしようのない証拠を得た上で、初めて口を開くことが許される。
それが、たとえ人々を安堵させる結論であろうと、恐怖に突き落とすものであろうと。
「……おい、あれ、何だ?」
先頭を歩いていた一人が足を止め、登山道入り口のゲートを指さした。
赤い鋼材で組まれた関所のようなゲートの手前、地面に奇妙な光が浮かんでいる。
「……何だこれは」
そこに在ったのは、淡く輝く幾何学模様――まるで古代の儀式に使われる魔法陣のようだった。
往来の妨げにならぬよう、道の脇に鎮座する正方形の石板が、光の柱のように発光している。
その中心に彫られた円形の魔法陣は、梵字にもアラビア文字にも似た、しかし誰も見たことのない体系の文字が踊り、複雑に絡み合う幾何学模様が電子回路のように淡く明滅していた。光はオーロラのように揺らぎ、見ているだけで得体の知れぬ緊張が背筋を這い上がる。
十数名のチームが魔法陣を取り囲み、目を凝らして観察する。
何故ここにあるのか、何故光を放つのか、銀の仮面と何か関係があるのか――答えは出ない。
やがて、勇気を振り絞った一人が険を冒した。
魔法陣に向かって小石を投げ入れる。カチャン、と乾いた音が響くだけで反応はない。小枝を差し入れても変化はない。ペットボトルも、落ち葉も、ただ重力に従って舞い落ちるだけだった。
次いで、軍手を嵌めた指先を、発光する陣の内側ギリギリにそっと差し入れる。一度、二度、三度。滞在時間を少しずつ伸ばしていく。
「……問題なさそうだ」
軍手を外した生身の手も同様に試す。周囲の面々が次々と、恐る恐る自らの手足を差し入れたが、いずれも異常はなかった。やがて動きは大胆さを増し、肘まで、肩まで、半身までも魔法陣に踏み込んでいく。
そして――ある一人が、両足で魔法陣の中心へと勢いよく飛び乗った。
瞬間、ストロボのような閃光が弾け、彼の姿が一瞬にして掻き消えた。
「――ッ!?」
一同は一斉に数メートル飛び退き、消失した人物のいた場所を凝視した。
魔法陣は依然として淡い光を湛えたまま、静かに脈動している。
緊張の沈黙、二十数秒。
誰かがごくりと生唾を飲む音だけが聞こえる緊迫した静寂を破ったのは、再び閃光が走った次の瞬間だった。
――そこに、消えたはずの人物が忽然と現れたのだ。
全員の視線が彼に集まる。興奮と驚愕に満ちた彼は、息を荒げながら叫んだ。
「こ、この魔法陣……山頂に通じてます!!」
「「……はあ!!??」」
興奮の渦中にいる彼の言葉が終わるよりも早く、周囲の科学者たちが一斉にざわめき立った。普段は冷静沈着な専門家たちが、今は信じがたい現実に直面し、抑えきれない衝撃を隠しきれないでいる。
「山頂……だと?本当に……この魔法陣が……?」
誰もが半信半疑だった。だが、戻ってきた男の登山靴には、五合目ではありえないほど新鮮で粒子の細かい火山灰がうっすらとこびりつき、ジャケットやリュックには火口付近特有の硫黄臭が染みついていた。目を疑いながらも、彼らの胸奥で眠っていた学者としての探究心が、恐れと好奇心の狭間で激しく燃え始める。
「……次は、私が行く」
中堅の地質学者が硬く唾を飲み込み、深呼吸をして魔法陣の中心へと足を踏み入れた。瞬間、白い光がストロボのように弾け、彼女の身体は一瞬にして掻き消えた。約四十秒後、再び光が明滅し、灰にまみれた姿で帰還した彼女は、震える声で言葉を吐き出した。
「……間違いない……山頂だ……あの、噴火の火口の縁……!銀の仮面が立っていた、まさにあの映像の場所だった……!」
三人目、四人目と、次々に学者たちが魔法陣を通過し、山頂とここを往復した。転移のたびに白光が閃き、そのたびに戻ってきた面々の顔は、驚愕と歓喜、そして得体の知れない畏怖に染まっていた。彼らは火山岩の欠片や、通常の登山では持ち帰ることが不可能な希少な鉱物片を手にし、次々と興奮を共有する。
「これは……富士山頂への転送装置だ……!」
「安全性も、今のところ問題なし」
「…よし、次は私が荷物も運んでみる」
数十キロの機材を背負った科学者が魔法陣に飛び乗り、白光に包まれて一瞬にして姿を消す。しばしの後、灰に覆われた笑顔と共に戻り、息を弾ませながら叫んだ。
「……物資も完全に転送できる!これは調査活動に革命が起きるぞ!」
やがてチーム全員が順に魔法陣を通過し、転送時に人体への異常がないこと、そして間違いなく山頂と五合目が直結していることを確認した。その事実は、彼らに畏敬の念と高揚感を同時に抱かせる。
――この魔法陣は、富士山頂へ通じる真の「門」だ。
無言のまま、全員が光り輝く魔法陣を取り囲む。胸の奥底で、科学者としての抑えがたい好奇心と、人知を超えた現象への恐怖がせめぎ合い、言葉を奪う。
「……これは、銀の仮面が……残したものなのか?」
誰かが掠れた声で呟いた。その問いに答える者は誰もいない。しかし、その言葉は一同の胸中に重く沈み、確信にも似た予感を刻み込んだ。
彼らの視線の先、淡く脈動する光の魔法陣は、まるで呼吸するかのように、今も静かに、確かに息づいていた。
◇
九月二十四日、昼。
富士山頂に揺れる三日月の旗のすぐそば。
大岩に二人並んで寄りかかる蓮と白田の姿があった。
火口付近での再会から一時間ほどが経った午後一時頃、富士山頂には再び静寂が戻っていた。
太陽は真上に高く昇り、空は雲ひとつない青に染まりつつある。
ちょうど政府と気象庁による富士山への入山規制が始まり、五合目付近の売店のスタッフも退避がなされた頃。その知らせをまだ知らない二人はこの後どう直接下山するか、回らない頭で考えていた。
「…どうしました?」
「いや…来る時はがむしゃらだったので後回しにしてたんですけど、帰り、どうしようかと思って…」
白田自身も、蓮も、とてもじゃないが疲労と消耗で下山には耐えられない。
蓮を負ぶって山を下ろうものならたちまち滑落して死亡事故待ったなし。
蓮を助けに来たのに蓮を無事に下山させる方法までを考えていなかった白田は、山頂でのもう一泊が過ったが。
「大丈夫。寝たら少し回復したから…。こっち来て」
蓮は、山頂のお鉢巡り東側の平坦な場所を選び、おもむろにしゃがみ込んで足元に大量に存在する小石を練り始めた。
「―――錬成、―――術式付与、―――瞬間移動」
火口の縁から少し外れた安全な位置に正方形の石の舞台が出来上がり、そこには光る転移魔法陣が生まれた。
すでに魔力も体力も尽きかけていたが、幾分か魔力を節約できるこの方法で富士山吉田口五合目登山道入り口に座標を設定した。
ロッカーに預けていた白田の荷物を回収して、早めに帰るべく。
「……これくらいで、いいでしょ……」
一回だけの使い捨てのつもりで省魔力で設置した、最小限の転移陣。
エレベーターひとつ分ほどの広さの簡素な物。蓮は、うっすらと浮かぶ魔法陣の輪郭が安定するのを見届けると、隣の白田に微笑みかける。
「よし…帰ろう」
「……はい」
二人は肩を並べ、魔法陣の中央に立つ。
瞬間、空気が歪み、淡い光が包み込むようにして視界を覆った。
次の瞬間、二人は富士山吉田口五合目登山道の入り口そば、赤い門の外側に現れた。
「……ちゃんと繋がってましたね」
「……うん。ほっとけば消えるから……」
蓮は重たい瞼が閉じないように、ふらつく足取りがもつれないように、最後の精神力だけでこらえつつ、物陰で装備を解除し、白田の着替えと私物が入った小さめのリュックを回収。
そのままタクシーで熱海の宿泊先に向かう。富士山五合目からホテルまでのタクシー代として三万円ほど掛かってしまったが、寄り道することなく真っすぐ一時間半ほどで熱海のホテルに着いた。
その頃には蓮の疲労はピークを迎えており、チェックインを済ませるなり、ベッドに倒れ込むようにして眠りに落ちた。
白田はその様子を見守りながら、そっと窓を閉め、部屋の灯りを落とす。
翌日、どうにか東京に戻れるだけの魔力が回復したところで、都心まで瞬間移動。電車を乗り継いで中野の白田の自宅へ戻った。
癒しのペンダントの配達に大量の魔力を費やしてしまった蓮の慰安旅行のつもりだったのが、魔力を基準として考えれば全然休まらない結果となった。
何はともあれ、蓮と白田の休暇は幕を下ろした。
それから数日後。
白田宅のテレビを通じて、テレビニュースが一斉にある現象を取り上げ始めた。
『富士山吉田口五合目登山道入り口付近に、正体不明の魔法陣のようなものが出現しました。目撃者によれば、足を踏み入れた瞬間、山頂近くへワープしたとの証言が──』
画面に映し出されたのは、五合目の登山道入り口付近に浮かぶ光の魔法陣。
観光客やメディアが群がり、登山客が次々とその魔法陣に乗ると一瞬にして山頂へ行けるという珍現象が巻き起こっていた。
「……あれ……?」
ベッドに腰掛けていた蓮が、ようやく目を覚まし、映像を見て呟く。
隣でスマートフォンを操作していた白田が、じと目で彼を見つめる。
「……ねえ蓮くん……あの転移陣……放っとけば消えるって言ってましたよね?」
「………………そう、だった、ね……」
蓮は顔を伏せる。
とにかく早くホテルに戻って寝たい一心であれこれをしただけに、白田と再会して以降の記憶が所々曖昧だった。
「なんか名物になってますよ。“一分で登れる富士山”、“ファス登山”とか言われてますし」
「それは……なんというか……うん……」
報道では、転移陣の影響により、噴火規制解除に伴う最後の駆け込み需要によって、登山客や観光客の数が急増し、富士山観光がかつてないほどの賑わいを見せていると好意的に伝えられていた。現地の土産物店や飲食店は軒並み売上を大きく伸ばし、周辺の宿泊施設も満室続き。特に“瞬間登頂”を体験しようとする若者や海外からの観光客が殺到し、富士山は突如として大ブームの中心に躍り出た。
一部では「安全対策は万全なのか」「得体の知れない魔法陣は即刻使用中止・破壊すべきではないか」など懸念の声も上がったが、それでも現地では感謝と驚きの声が優勢だった。
一瞬の後に山頂へ到達できるため高山病リスクや低酸素症リスクが跳ね上がるが、救急出動も格段に容易になる為、そこは一長一短と言ったところか。
『まさか富士山に一分で登れる日が来るとは思いませんでした』
『これで高齢の祖父母にも富士登山を体験させられます』
といった声がSNSにあふれ、銀の仮面の粋な計らいとして称賛される空気が強まっていた。
また、聖地巡礼の意味合いも生まれていた。
旗は外されているものの、銀の仮面が生中継した画角を特定した人たちの間で、同じ画角で記念写真を撮るのがブームになり始めていたそうな。
二〇二五年登山シーズン最終日あたりには、瞬間登山ならではの装備として酸素タンクを背負って登山する者が現れた。
大量の水・食料・登山道具を必要としなくなった代わりに、薄い酸素への対策としてボンベを背負って魔法陣に乗る異様な団体が列をなしていたが、売店の店員は「その手があったか」と手を打った。
おそらく、来年は富士山五合目には酸素缶ではなく酸素ボンベが店頭に並ぶことだろう。
白田が笑いながら肩をすくめる。
「どうします?あれ。撤去します?」
「……今は、魔力が完全じゃないから……いや、本当は出来るけど、まあ……いいかな」
蓮は窓の外、都会のビル群を見上げながら、小さく息を吐いた。
「便利になってるんだったら、少しぐらい……置いておいても、いいんじゃない」
白田は頷き、静かに返した。
「……可愛いんだから」
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【スレタイ】
【天誅系経済圏】例の富士山ゲートに乗ってみたけど質問ある?【ファス登山】
【1:無名の日本人】
マジで富士山一分登頂してきたw
今下山して五合目の売店でまったり中。
【2:無名の日本人】
早すぎワロタwww
どうだった?危なくなかった?
【3:無名の日本人】
>>2
エレベーター感覚。ただ、山頂は酸素薄いから長居できない。パッと帰るか専用の装備が必要
【4:無名の日本人】
屋台やばいw
富士山名物の焼きまんじゅうがバカ売れしてる。
【5:無名の日本人】
おそろしく速い登山
俺でなきゃ見逃しちゃうね
【6:無名の日本人】
登山道を行って戻っての渋滞解消されてんのが一番デカいわ
地元民泣いて喜んでる
もちろんわたしです
【7:無名の日本人】
銀の仮面、マジで観光立国日本の救世主じゃん
あわや噴火で一気に冷え込んだ富士山観光にまた火を点けた感じ
【8:無名の日本人】
高齢者の団体も一気に山頂にいけてるらしい
「人生の夢が叶った」って泣いてるおばあちゃん見てこっちも泣いた
【9:無名の日本人】
今SNSで「聖地巡礼」タグがトレンド入りしてるw
【10:無名の日本人】
やっぱ火口のあそこ盛り上がってるわ
生中継映像のあの角度で写真撮るのが流行ってんのな
今回も旗回収されてるけど残してくれたらサイコーだったなぁ
【11:無名の日本人】
火口の熱風とかは感じるの?
【12:無名の日本人】
>>11
火口の縁までは行けるけど、柵の外には立入禁止。熱気は結構ある。
【13:無名の日本人】
周辺のホテルとか旅館はすでに満室らしい
もうすぐ登山シーズン終わるんだぞ?経済効果エグいぞこれ
【14:無名の日本人】
今からじゃもう飛び込みの宿泊受け付けてくれないってよ
予約取ってたやつ羨ましい
【15:無名の日本人】
ファス登山、想像以上に楽しかったからまた行きたい
正月は絶対ファス年越しする
【16:無名の日本人】
>>15
ファス年越しwwww
絶対ハッシュタグ化するわこんなん
【17:無名の日本人】
日本一登りやすい日本一の山www
【18:無名の日本人】
てか、転移の仕組みどうなってんだこれ
明らかに何百何千の行列をズバズバ捌いてるけど魔力とか足りる?
銀の仮面大丈夫そ?
【19:無名の日本人】
専門家「わからん(真顔)」
【20:無名の日本人】
やっぱ銀の仮面の置き土産説が濃厚?
【21:無名の日本人】
噴火エネルギーをそのまま転移エネルギーに変換してる的な?
【31:無名の日本人】
……おい、誰か知らんけどマジでこれ見てくれ
新宿中央公園の茂みに、同じゲートあるぞ
【32:無名の日本人】
うp
【33:無名の日本人】
>>31
あいよ
xxxxs://imgur.xxx/gallery/xxxxxxxxx
【34:無名の日本人】
パッと見同じっぽいけど…合成だろjk
【35:無名の日本人】
>>34
xxxxs://www.youtube.xxx/watch?xxxxxxxxxxxxxxxx
【36:無名の日本人】
うわマジじゃん!!!!
【37:無名の日本人】
え?熱海?
熱海に繋がってんの?なんで?
何で新宿と熱海が繋がってんのよ?
【38:無名の日本人】
これは……熱海と都庁直結ってことか?
熱海とつなげる理由って?
【39:無名の日本人】
観光ルート増設?それとも何かの警告……?
【40:無名の日本人】
考察班「外国人優遇政策に対する銀の仮面からのメッセージ説」
【41:無名の日本人】
>>40
熱海市長選にもしっかり銀の仮面が絡んでたもんな
都庁ゲートのせいで現場もう人だかり
マスコミが駆けつける前にSNSで大炎上してるw
【42:無名の日本人】
これで「東京―熱海―富士山」完全ワープ観光ルート完成やん
【43:無名の日本人】
経済効果、さらに跳ね上がる予感
【44:無名の日本人】
でも何で都庁の真ん前?
銀の仮面、何か伝えたいことがあるのか?
【45:無名の日本人】
「観光促進」だけじゃ説明つかない位置取りだよな……
【46:無名の日本人】
銀の仮面、次は何をしようとしているんだ……?
【47:無名の日本人】
とりあえずゲート使って熱海行ってくるわw
【48:無名の日本人】
>>47
>>お土産頼むw
【49:無名の日本人】
でも熱海ってのがよく分からん
なんで間に熱海を挟んだんだ?
富士山五合目直通じゃダメなわけ?
【51:無名の日本人】
>>49
日本の観光経済を底上げするため、都庁に圧をかけつつ経済を回す二段構え……?
【53:無名の日本人】
熱海商店街の人たち、今頃泣いて喜んでるだろうな
地元経済がこの一週間でバブル状態w
【54:無名の日本人】
まあ熱海市は市長選で散々中国人と社会平和党に痛めつけられてたもんな
あれ?もしかしてこれ銀の仮面の補償じゃね?
ペンダントに次ぐ第二弾
【55:無名の日本人】
>>54
あっ
【56:無名の日本人】
>>54
あっ
【58:無名の日本人】
>>54
それだ
【60:無名の日本人】
熱海市民も救うのかよ
銀の仮面のアフターケア最高かよ
本当私と付き合ってくれよマジで
【62:無名の日本人】
>>60
銀の仮面なら俺の横で寝てるぜ
【64:無名の日本人】
>>62
奇遇だな
俺も今銀の仮面と寝てるわ
【65:無名の日本人】
>>64
俺なんか今日おやすみの誅したし
【67:無名の日本人】
>>65
wwwww
【69:無名の日本人】
>>65
それええやん
いただくで!
【71:無名の日本人】
>>69
いただくな
【73:無名の日本人】
>>69
やめろ
【77:無名の日本人】
>>62-69
明日が来るといいなお前ら…
次話が第一章の締めくくりとなります。投稿は明日10時投稿予定です。
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