21話 楽園への船・葉山紅
皆様、今日が第27回参議院議員通常選挙当日です。
一緒に、日本をもう一度日の丸の国にしましょう。
夜空は陰鬱な鉛色に覆われ、海は静かに、しかし確かに命を削っていく波を立てていた。月も星も隠れ、方角も時間も分からない。ただ塩気を帯びた風と、軋むような波の音だけが、生を刻む証だった。
朽ちかけた筏の上、葉山紅はたった一人。
膝を抱え、擦り切れたスーツに包まれた体を縮めていた。海水に濡れた布地が体温を奪い、冷えと痒みと絶え間ない不快感が意識を断続的に引き裂く。空腹が臓腑を食らい、渇きが喉を針で突くようだった。
「……どうして……こんなことに……」
その呟きに応えるものはない。空も、海も、風さえも無言だった。
だが、思考は沈黙を許さなかった。
──私が、間違っていたのか?
否。違う。間違っていたのは、この国だ。この、愚かで後進的で、排他的な島国──日本が、全ての元凶なのだ。
葉山紅。現在の名はそうだが、それは帰化後に自ら選んだ偽名に過ぎない。
本名は、「하영홍/河英紅」。朝鮮民主主義人民共和国、咸鏡北道金策市(朝鮮半島北東部・日本海沿岸の製鉄業の中心地の一つ)に一九五三年、朝鮮戦争休戦直後の混乱の中に生を受けた。
八歳の時、両親の離婚を機に母とともに木造船で日本海を渡り、深夜の新潟県の海岸に密入国。見つかれば即送還だったが、幸運にも地元の朝鮮総連関係者に匿われ、母娘は直江津の雑居ビルの一室で新生活を始めた。
「ヨンホン、忘れちゃダメよ。あなたの血は尊いの。日本人に媚びちゃいけない」
母の言葉は、いつも強かった。母は地元のパチンコ店やスナックに勤務しながら、朝鮮学校の学費を捻出した。
朝鮮学校では、将軍様の肖像画の下で「反米・反日・祖国統一」のスローガンを学び、民族舞踊や独特の歌唱を教え込まれた。ヨンホンは「誇り高い朝鮮民族」としての自覚を育まされる一方、常に日本社会への敵意と警戒心を植え付けられた。
我々は戦勝国民。日本は敵国・敗戦国民。日本人は未来永劫、我々朝鮮民族に謝罪と賠償をし続けなければならない。罪は千年経っても許されない。子孫代々まで日本人の残虐性と悪辣性を語り継ぎ、朝鮮民族に頭を下げ続けることが、日本人の唯一の生きる道なのだ、と。
だが、中学から公立校へ進学すると、その教えと現実の齟齬が彼女を苦しめた。
「ねえ、あなた韓国人?それとも北の人?」
無邪気な問い。しかしその無垢こそが、見えない壁だった。何者にもなれず、どこにも属せず、いつも疎外感と戦っていた。
十七歳、母が突如「帰国事業」に応じて共和国へ渡った。次に届いたのは、数年後の訃報だった。具体的な病名も、死亡場所も不明。帰化していないヨンホンは、日本の役所でそれを正式に記録すらできなかった。
「帰国事業」は欺瞞だった。帰国事業が進むにつれ、共和国が前評判程の素晴らしい国や楽園ではなかったとの実情が伝わってくる。
それどころか、帰国していった在日同胞の方が豊かで、迎え入れる共和国同胞の方が明日食う飯にすら事欠いていたという。
在日同胞が持ち込んだ衣服・家財一式は朝鮮人民軍が取り上げて地域民と再分配し、帰国者は階層に仕分けていく。
早めに帰国事業に参加した同胞たちは幾分かましな対応をしてくれたが、後続の同胞たちはみるみる待遇が悪くなっていく。
母は、その後続グループで共和国に渡ったため、"敵対階層"に仕分けられた。
共和国には出身成分と言う物が存在し、上から「核心階層」「動揺階層」「敵対階層」の三つに分けられる。
日本統治時代のパルチザンや朝鮮戦争参加軍人及びその遺族、朝鮮労働党員などの忠誠度が高い家系は核心階層に。
中間層または思想的に不安定とみなされる家系と、帰国事業の初期帰国者は動揺階層に。
そして、日本統治時代に日本に協力した軍人・官僚・民間人、親日・親米分子、脱北者家族、後期帰国者は敵対階層に区分される。
金一族や朝鮮労働党・朝鮮人民軍への反乱分子、反共産主義者と勝手にレッテル張りされて、それはそれは辛い暮らしをさせられたのだと、あとになって分かった。
そして、日本に残ったヨンホン自身にも朝鮮学校時代からの横のつながりや独特の風習・相互監視や密告の習慣が根付いており、今更ルーツを捨てて柵なく日本人として生きることはもはや不可能となっていた。
──私の居場所は、ここ、日本しかない。
どこで何をしていても、定期的に朝鮮総連関係者からのお伺いが来る。何か怪しい事を企んでいないか巡回する看守のように、近況や予定を事細かに問い質してくる。
夜二十二時、これから寝ようと思っている時にお伺いの電話が来て、近くまで出て来られるかと呼び出しを受けた日もあった。こちらの都合などお構いなしに、とにかく不審な動きをしていないか見張られる。
日本にいて安全なはずなのに、まるで自分が前科者のような扱いを受ける不条理さに彼女は憤った。
しかし、彼女への目線が和らぐ時は決まって、朝鮮人として模範的な行動を取り、それが評価されたり表彰された時だった。
朝鮮人として同胞の手本となるような振る舞いをしていると、関係者や同級生たちは自分を褒め称え、憧憬の眼差しを向け、明らかに生活環境が途轍もなく向上するのだ。
日本に残されたヨンホンは、総連からの監視を受けながらも、自分の未来を模索し始めた。
「支配されるくらいなら、支配してやる」
その思いが、政治への関心へと繋がった。
都内の大学に進学。政治学を専攻。夜は清掃員や工場の夜勤で学費と生活費を稼ぎ、昼は講義と読書。図書館に籠もり、マルクス、レーニン、毛沢東の著作を読み漁った。講義では日本政治の構造と矛盾を学び、そして日本社会の根深い無関心と自己欺瞞に苛立ちを募らせていった。
キャンパス内で「社会平和の会」という左派学生団体と出会う。
「戦争を止めろ」「核廃絶」「市民革命を」──彼らの理念は、かつて朝鮮学校で学んだ教えとは異なれど、“日本への怒り”という一点で完全に共鳴していた。
「あなたには、その資格がある。過去に虐げられた民族として、日本を変える責任がある」
その言葉に、ヨンホンは深く頷いた。
大学三年の時、帰化申請を行い、三か月後に受理された。書類上は「葉山 紅」。
「血筋も思想も変わらない。でも名前と国籍だけ変えれば、ルールの内側に入れる」
そう考えた瞬間から、彼女の「日本変革計画」は始まった。
大学卒業後、市民運動に全力投球。反基地運動、部落解放同盟との連携、原発反対デモ、歴史教科書問題、反ヘイト法案推進。とにかく目立ち、炎上し、逮捕され、釈放され、また声を上げる。
そうした姿勢が、一部のリベラル系メディアや活動家層に評価され、彼女は“闘う市民”の象徴として全国に名が知られるようになる。
一九八三年。三十歳を迎え被選挙権を獲得したその年。社会平和党の推薦を受け、地方議会選挙に立候補。
選挙戦では「戦争の加害者としての反省を」「すべての民族に等しい権利を」と訴え、堂々の当選。
地方議員として活動する中で、韓国・中国の市民団体と頻繁に連携を取り、日本批判の国際会議にも積極的に出席。その後、党内の推薦を受け、国政選挙へ。
比例名簿上位で出馬し、四十三歳で国会議員となる。その四年後には社会平和党党首に就任した。
その時からの目標は明確だった──「日本の構造を根本から変える」こと。
すなわち、日本人が日本人であることに甘えられない社会。歴史的加害責任を永遠に背負い、多民族に対して頭を下げることを日常とする、“懺悔の国家”を作り上げること。
その実現のために構想していた政策。
朝鮮学校の全面的教育無償化。
外国人への国政選挙権の段階的付与。
地方議会への多国籍枠の創設。
全公共施設への外国語義務化。
「愛国心教育」及び「国家斉唱」の廃止。
靖国神社の宗教法人認定取消及び跡地再開発。
皇室制度の将来的廃止及び大統領制の導入。
改憲ではなく“日本国解体”の是非を問う国民投票。
そして、最終的な理想は──「アジア多民族連邦」の創設。
国境も主権も過去の概念とし、日本という“戦犯国家”を永遠に謝罪させ続け、賠償金を支払わせ続け、アジアの緩衝地帯として分割管理する。
それが、葉山紅が信じた“贖罪の未来”だった。
──だが、今。
夜が明け太陽が高く昇る筏の上では、その崇高な理想も、絵空事だった。
誰も来ない。
党からも、政府からも、何の接触もない。
スマホは圏外。通信不能。
四方に陸地は全く見えず、無限の水平線と太陽しかないポイントネモ。
場所も針路も何もかもが不明。
筏から落ちないようにしがみつくのがやっとで、オールもなく、手で漕ぐ体力はもう残っていない。
海流に任せて、漂うのみだった。
脳裏に浮かんでいたのは、母が北へ発った日のこと。
「ヨンホン。日本は冷たい。でも、生きるために、あんたは残るんだよ」
それでも、自分は革命のために、敢えて残ったのだと思っていた。
──けれど、今。
皮肉にも、この身を乗せた筏は、母が消えたその故郷へ向かっているような気がしてならない。
飢え、渇き、震えながら。
自らが壊そうとした国から追放され、祖国に“還る”──
そんな結末を、いったい誰が望んだのだろう。
……いや。
あの日帰国船に乗って一緒に帰りたかった夢の続きが、今来たのかもしれない。
母を追って、四十年遅れの帰郷。
波は静かに彼女を運び続ける。
このまま漂う先に、ずっと帰りたかった祖国がある。
水平線の彼方。
わずかな黒点が、かすかに海霧の中から現れ始めていた──。
翌日。
日除けなく射す九月の太陽は、残暑の厳しさそのままに容赦なく肌を、瞼を焼いた。
空は再び雲一つない晴天となり、黒潮の上を渡る湿った光は、容赦のない拷問器具のように葉山の全身を照りつけていた。風が吹かない。波も立たない。逃げ場のない熱気が、濡れた衣服の下で皮膚を蒸し焼きにしていた。
唇はすでに乾ききっていた。赤黒くひび割れ、ところどころから血が滲む。喉は乾燥し、奥に棘を呑み込んだような痛みが走る。胃の中は空っぽで、もはや腹の虫すら音を立てない。舌が歯茎にくっつきそうだった。
「……み……ず……だれか……水……」
かつて国会の壇上で毅然と演説していた女の姿は、そこにはなかった。髪は潮風に巻き上げられ、塩でごわつき、顔は汗と涙と海水の塩分で焼けただれ、皮が剥けていた。
あらゆる思考は一つに集約されていた。
──水を飲みたい。水が欲しい。
スーツの他にはハンカチと電池の切れたスマートフォンのみ。食糧もない。帆も舵もない。日傘も日陰もない。筏は容赦なく灼熱の鉄板と化し、彼女を炙り続けた。
ふと、筏の隙間からこぼれた海水が、彼女の手のひらに触れた。
ひやりと冷たい。
その瞬間、理性は断ち切られた。
「……み、ず……っ……」
ゆっくりと這うように、身を乗り出す。
塩に焼かれた唇で、波の面に顔を寄せる。
苦悶と絶望が入り混じる顔に、狂気の光が宿る。
次の瞬間、彼女は両手で海水をすくい、口に運んだ。
「……う……ぅ……っ、ゴク……ゴク……っ」
しょっぱい、苦い、そして鉄のような臭い。
だが、渇ききった体には甘露のように感じられた。
飲む。
また飲む。
喉を通る海水の感触に、彼女は一瞬だけ快楽すら感じた。
だが、それは束の間だった。
舌が痺れ、胃が灼けるように熱くなる。
「う……っ、ゴホッ、ゴホゴホ……!」
激しい咳き込みと同時に、腹の奥から突き上げる吐き気がこみ上げる。
次の瞬間、葉山は海水を嘔吐した。何度も、何度も。
だが、喉の渇きは癒えない。むしろ、悪化した。
飲んだはずなのに、乾きはさらにひどくなっていた。
──なぜ?なぜ治まらないの?
体が熱い。目の奥が痛む。頭が回らない。
だが、喉の渇きだけが、明確な意思を持って彼女の内側を侵していた。
また、海水を口にする。
再び吐く。
渇きに耐えきれず海水を口にし、一瞬の癒しの後にまた苦しむ無間地獄。
「……うぁ……う、ぁぁ……」
理性は、遠のいた。
気づけば彼女は、ぬるく澱んだ水を無意識下に両手で掬い上げ、何度も口に運んでいた。
その表情はもはや、人間のものではなかった。飢えた獣、いや、それ以下。
血走った目。引きつった口元。膨れた腹。
体内の水分は逆に失われていき、皮膚はひび割れ、指の先は紫色に変色していた。
自らの行為が命を削っていることを、葉山は薄々わかっていた。
けれど止まらない。止められない。
「……たすけて……おかあさん……のど……かわいたの……もう、やだよ……」
呟きながら、彼女は口ずさむ。
「통일렬차… 달린다… 부산행렬차달린다……」
《統一列車は走る 釜山行列車は走る》
「통일렬차… 달린다… 호남행 렬차 달린다…」
《統一列車は走る 湖南行列車は走る》
懐かしい旋律。朝鮮学校で教えられた、祖国統一を夢見る子供たちの歌。
「칠백리 락동강반… 생명수 끌어주고…」
《七百里洛東江畔に 生命の水を引き入れ》
「새 보습 우렁우렁…호남벌을 번져주세…」
《新しい鋤で力強く 湖南の野を広げよう》
「천리마 뜨락또르 기중기도 달린다…」
《千里馬トラクターに クレーンも走る》
「천리마 뜨락또르 기중기도 달린다…」
《千里馬トラクターに クレーンも走る》
「질풍같이 몰고가세… 통일의무쇠철마…」
《疾風の如く駆り立てよう 統一の鋳鉄の鉄馬を》
「차창밖에 어뜩어뜩… 어뜩어뜩...」
《車窓の外で チラチラ チラチラ…》
「남녘형제 반겨온다…!」
《南の兄弟たちが歓迎している》
朦朧とした意識の中で、歌う。歌いながら、母の顔を思い出す。
──帰りたい。
──お母さんのところに、帰りたい。
──ここはどこ?どうして置いていったの?どうして一緒に連れて行ってくれなかったの?
乾いた目から、一筋の涙がこぼれた。
それすら、潮風に奪われて消えた。
彼女の魂は、干上がっていく。
力なく、筏にしがみついて流されるまま。
もう何時間も、太陽の下で思考はまともに働かない。
この筏はどこへ向かっているのか。
なぜ自分がここにいるのか。
名前は……なんだった?
「……ハ・ヨン…ホン………はや、ま……こ……ぅ……」
うわ言のように、自分の名前を確認する。
脳内に浮かんでは消える映像。
国会議事堂。マイクを持つ自分。デモ隊の旗。海外メディアの記者会見。
──そして、「社会平和党」という言葉。
そこにいたはずの同志たちの顔が、ぼやけて見えない。
「……たす…けて……だれか……」
その時だった。
水平線の彼方に、黒い影が浮かんだ。
最初は波の幻かと思った。だが、近づくにつれて、その輪郭がはっきりする。
それは──艦だった。
巨大な鋼鉄の船体。艦首に鋭く跳ね上がったライン。白文字の識別番号。艦橋に立ち並ぶレーダーとスピーカー。
──朝鮮人民軍の軍艦。
だが、今の葉山には、その意味が理解できていなかった。
彼女の目にはただ、「人がいる船」としてしか映らなかった。
「……たすけて……ッ……」
裂けた唇から、かすれ声が漏れる。
重たい体を起こし、力の入らない両手を上げ、艦に向かって振った。
「여기 있어요! 여기 사람 있어요!」
《ここです! ここに人がいます!》
艦上の兵士たちが、双眼鏡を掲げてこちらを覗き込む。
一人が無線機に何かを言う。
そして、スピーカーが低く唸った。
「조선의 동포인가? 이름을 대라.」
《朝鮮の同胞か? 名前を言え》
葉山の顔に、かすかな希望が差した。
「나… 나는… 하야마…하영홍…」
《私は…葉山…河英紅》
「나는 사회 평화당 당수야…」
《私は…社会平和党の党首です…》
「나는… 조국을 사랑해요!」
《私は…祖国を愛しています!》
「날 구해 주세요!」
《私を助けてください!》
彼女の必死の叫びに、艦上の兵士たちは何かを呟いて笑った。
一人の若い兵士が、肩をすくめながら口を開いた。
「이런 거지같은 건 또 왔어.」
《こんな乞食みたいなの、また来やがったな》
「배에 태우면 귀찮기만 하지.」
《船に乗せれば厄介なだけだ》
「살려서 뭐해? 그냥 쏴버려.」
《助けてどうする? 撃ち殺せば済む》
年長の下士官が、軽く鼻で笑って言った。
「장군님은 쓰레기를 좋아하지 않아.」
《将軍様は、ゴミはお嫌いだ》
その声に、皆が笑った。
そして、甲板上の一人が無言でトリガーを引いた。
──タタタタタタッ!
機銃の轟音が夜の海に響き渡る。
筏の木片が爆ぜ、葉山の身体がもつれながら宙に跳ね上がる。
祖国の島影を見ることはついぞ叶わず、鮮血の霧が海に舞い、直後、それは波に呑まれ、音もなく消えた。
──祖国へ向かう統一の列車。
──地上の楽園へ向かう希望の船。
だがその“祖国”は、彼女を受け入れることなく、沈黙のまま彼女を海の底に沈めた。
主をなくした無人の筏の残骸が、木の葉のように海上に揺れる。
軍艦は、ゆっくりと旋回し、何事もなかったかのように遠ざかっていった。
冷たい鋼鉄の獣のごとく、感情も表情もない。
そこには、裁判も、躊躇もなかった。
ただ冷たい鋼鉄の笑い声と、火薬の残り香だけが、空と海に漂う。
エンジン音と船首の飛沫を残して去っていく。
この一部始終を、艦のレーダーに捕捉されることなく全て記録していた。
『第五の天誅──葉山紅・陳慧光』
その映像は、四十余時間の漂流と、二人の最期を克明に映し出していた。
静かなる粛清。
声なき正義の執行。
この夜、海がひとつの膿を呑み込んだ。
次話は明日15時投稿予定です。
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