ちゃんとした さよならがしたい
ちゃんとさよならできたひと、いたかなぁ。
ちゃんとした さよならがしたい
ちゃんとした おはようではじまったのに
まちがった ありがとうで あまえちゃったり
まちがった ごめんなさいで うやむやにしたりした
ちゃんとした おはようと
ちゃんとした またこんどを
くりかえしてきた そのつもりでも
こんなやりかたじゃ きっと
ちゃんとした さよならは できないって
こんな あたしでも
ちゃんと きづいてたんだ
くるんだよ さよならは
ちかいうちか もうちょっとまっててくれるのか
でも くるんだよ
きちゃうんだよ
だったら
せめて
ちゃんとした さよならがしたい
ちゃんとした おはようをして
ちゃんとした またこんどが もうないって
ちゃんと きづきながら
それでも やっぱりいえない
ちゃんとした ありがとうと
ちゃんとした ごめんなさいと
それと もうひとつ
まちがった だいすきを
ぜんぶ ぜぇんぶこめて
ちゃんとした さよならがしたい
だから あなたも そのときは
ちゃんと きいてよ
だから おねがい そのときは
ちゃんと いわせてよ
さよなら
かたほうにとっては、そうでも。
もうかたほうにとっては、ちゃんとしたさよならじゃないかも、しれないんですよね。
それまでが、ちゃんとしてないと、よけいむずかしい。