表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/16

Ⅵ 歓迎会 

「いいですよ♪。今、権田原先生は酒に弱いって話をしてたんですよ。」

湯浅先生は、「生もう一本」とおっさんみたいなこと言いながら、権田原佐織に言った。


「私、お酒強いですよ?。」

権田原佐織先生が言った。

「あ、そっか。権田原先生は二人いるんだった。佐織先生って呼びますね。」

湯浅先生は、いたずらっこのような笑顔で言った。


「はい、ぜひ。」

佐織先生は、びーるを飲みながら答えた。

「ところで、直人先生は、ビール飲めないんですか?」

な、直人先生?。おれは、赤面した。

家族以外に下の名前で呼ばれた。


「え、いや、あの、はい。」

あやしすぎるだろ、俺。

自分でそう思ってると、

「そうなんですか。」

と、いうのが恥ずかしいが、なんというか、かわいらしく微笑まれた。


どきどきと、胸が高鳴った。中学校の時、好きだった、あの女子に微笑まれた時のように。

あの時の俺は、あの子の消しゴムを取り上げて、ごみ箱に投げたりしてしまった。

なんで、あんなことしてしちまったんだろう。


「直人先生?。」

湯浅先生に声を掛けられ、ハッとする。

「え?あ、はい?。」

佐織先生の顔がすぐ隣にある。近い、近い。

「ぼーっとしてましたけど?。」

佐織先生、近いんだよ。


主人公の言葉遣いが悪いのは、役柄です。

すみません!!。

面白かったら、感想、お願いします!!。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ