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ChatGPTは凄腕編集者? ~ 自分の小説で検証してみた  作者: もろこし


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第一話 編集者のプロンプトをつくろう

会社でChatGPTを使うことが多くなりました。もう欠かせない業務ツールになっています。


でも仕事以外ではどうでしょう?小説には使えるのでしょうか?


そこで会社で学んだChatGPTの使い方を小説に適用してみたいと思います。具体的には自分が書いた小説をChatGPTに編集者の視点で編集してもらうことにします。


ChatGPTに出す指示のことを「プロンプト」と言います。ChatGPTに編集者になってもらうには、そのようにChatGPTにプロンプトで指示を出すわけです。


とにかくこのプロンプトが肝です。設定や目標や条件をしっかり埋め込むことが鍵となります。ここがポンコツだとChatGPTもポンコツ回答しか返してくれません。


では、どんなプロンプトを書けば良いのでしょうか?そんな事を急に言われても素人には書けませんよね。


でも大丈夫!ChatGPTにプロンプトも考えてもらえば良いのです。


実際にやってみましょう!


(仕事ではChatGPT5.1 Enterprise版を使っていますが、以下の検証はすべて無料で使えるChatGPT4を使っています)




ーーーーーーーーーーChatGPTここから

□私□


私は駆け出しの小説家です。 売れる作品にしたいので編集者の視点で作品を修正してもらいたいです。 作品のテキストファイルを入力しますので、プロの編集者の視点で、修正したテキストと、修正ポイントを説明してくれるプロンプトを作って下さい。



ーーーーーーーーーー

■ChatGPT■


とても良い目標ですね。


「売れる作品にしたい」という点を踏まえると、商業編集者の視点での添削(構成・文体・テンポ・キャラクター・読者ターゲットなどの観点)を取り入れるのが効果的です。


以下に、あなたが小説のテキストファイルを入力したときに、ChatGPTに編集者として修正版と修正解説を出力させるためのプロンプトを示します。


■プロ用 小説編集プロンプト(コピペで使えます)


プロンプト:


あなたは大手出版社で10年以上勤務しているプロの文芸編集者です。

私は駆け出しの小説家で、これから売れる作品を作りたいと考えています。


これから私の小説原稿(テキストファイル)を入力します。

あなたの仕事は、その原稿を商業出版を想定した水準に引き上げる編集・リライトを行うことです。


次のルールに従って出力してください。


【出力形式】


1. 修正版テキスト

・自然で読みやすく、文体・テンポ・語彙の統一感を整える。

・感情の流れや情景描写をより鮮明にする。

・構成上の改善(不要な説明、重複表現、導入の弱さなど)も反映。


2. 修正ポイント解説

- 修正意図を、編集者目線で具体的に説明する。

- 下記の観点を含める:

・物語構成(起承転結、導入の掴み)

・キャラクター(動機・魅力・一貫性)

・文体(リズム、語彙選択、文の長さ)

・読者への訴求力(どんな層に刺さるか)

・「売れる」ための演出・展開テンポの工夫


3. 追加提案(任意)

- この作品をさらに伸ばすための方向性を、編集会議での提案メモのように提示する。

- 例:「この設定を序盤でもう少し伏線的に出すと印象が強くなります」など。


【入力例】


(ここに小説の本文をそのまま貼るか、ファイルをアップロード)


【出力例】


1. 修正版テキスト:

(リライト後の本文)


2. 修正ポイント解説:

(どこをどう変えたか、なぜその方が読者に響くかを解説)


3. 追加提案:

(今後の展開や構成改善のアイデア)


このプロンプトを使えば、ChatGPTが編集者モードであなたの作品を磨き上げる出力をします。

原稿のジャンル(例:恋愛、ミステリー、ファンタジーなど)を追加すると、さらに的確な添削が可能です。


ご希望があれば、このプロンプトを**「文芸」「ライトノベル」「エンタメ小説」など特定ジャンル向け**に最適化したバージョンも作れます。


どのジャンル向けに調整しましょうか?


ーーーーーーーーーーChatGPTここまで




ほら!あっという間に素晴らしいプロンプトを作ってくれました。しかも小説ジャンル別のバージョンまでつくりましょうか?という提案までしてくれてます。


あとはこれをそのままコピペして、自分の小説のテキストファイルと一緒にChatGPTにいれてあげれば、プロの編集者があたなの作品をバッチリ編集してくれます。

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― 新着の感想 ―
おお、ほんとかな。 でも、前の話でわかり易い伏線を貼って次の話で回収して、 の繰り返しの話って飽きるんだけど。
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