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才と運での新生活〜〇〇○の☆☆から△△△する◇◇の運で沢山のことが決まる****世界の物語〜この人生?を楽しみたいな  作者: U・x・U
王都戦争

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引き渡しと捕獲

(することも無いし本でも読もうかな。雷の本があるしね。)



(雷属性は、到達までが速くて、威力があるけど発動までに時間がかかる感じかぁ。まぁ、使いやすそうかな?)




(そろそろ寝ようかなぁ)


「じゃあ、そろそろ寝るね。」

「うん。おやすみ!」



(えーと21時だね。みんな起きてるね。)


「おはよう。」

「おはよう!」



「そういえばみんな、今日からは寝る時に近くに武器置いててね。」

「分かったよ!」

「おう!」



「じゃ、おやすみ!」

「おやすみ。」



(0時まだ来ないね。)



(うん?何か聞こえた気がするね。ちょっと集中しようかな。うん、何か音がしたね。1人では無いね。)


「みんな起きて。」

「来たのか?」

「たぶん。1人では無いね。シル人数分かる?」

「うーん。多分3人かな?」

「分かったよ。ありがとうね。」


「それでどう戦うんだ?」

「ここなら、こっちが有利だからね。誘い込んでから奇襲かな?先輩は前の鳥出せます?」

「出せるよ。」


「それなら、シルとメリはここから逆側の部屋に行ってくれない?鳥で誘い出せたら、挟んで攻撃したいからね。誘い出せなかったら、メリは後ろに居てね。もしそっちに行ったらシル、悪いけど囮になってくれない?」

「いいよ!」

「……わかった」

「シルとログは、大丈夫だろうけど他の人は近接戦はしない方がいいからね。」

「分かったわ。」



「かかったよ。」

「分かりました。」

(「シル、メリの隠蔽魔法も使って近づいてきてくれる?」)

(「おっけー!」)


(「近づいたよ!」)

(「わかったよ。じゃあ、とりあえず合図したら、魔法で攻撃してね。」)

(「おっけー!」)

「じゃあ、そろそろ出て魔法で攻撃するよ。ログは、近くにいてね。獣が近づいてきたらよろしく。」

「分かったぜ!」


「じゃあいくよ。」(「いくよ。」)


「風球 ツヴァンツィヒ(×20)

「水槍 ツヴァンツィヒ(×20)

「土棘 ツヴァンツィヒ(×20)

「水槍」

「土棘」

「氷槍」

「土槍」

「木槍」


「うーん。生きてるのいる?」

「いるのか?これ」

「あっ、こいつ一応生きてるわね。」

「おー、じゃあこれをかけて、それからこれもつけてと」

「生きてたやつ、いたんだね。」

「みたいですね。まぁ、死んでるよりも生きてた方がいいですしね。」

「そうね。」

(まぁ、死んでた方が良かったんだろうけどね。)


「2人ともお疲れ様。」

「みんなもね!」

「……あれで生きてたの?」

「みたいだね。強かったのかな?」

「どうなんだろうね?」

「悪いけど、誰か少し起きててくれない?」

「なら、俺が起きておくぞ!」

「よろしくね、ログ。」

「おう!」


(パートム起きてるかな?)


「おぉ、ソルどうした?」

「襲撃があって、集中砲火してすぐに潰したんだけど、3人のうち1人が生きてたからさ、一応連れてきたんだよね。」

「そいつか?」

「そうだよ。」

「こっちで預かっても良いか?」

「良いよ。ただ、今ってどこか襲撃されてるの?」

「まぁ学校に行けばいるだろうな。」

「なら大丈夫だね。また来るよ。」

「おう。」


(2年の寮に向かえば良いかな。最悪、空間魔法は使っても良いかな。)



(うーん10人以上はいるね。全員見える距離にいるし大変だね)



(おっ、1人離れたね。1人連れてたけど何するつもりなんだろうね。まぁ、どうでも良いけどちょうどだし行こうかな。)



「きゃああ!やめてくださいっ!」

「ハハッ!辞めるわけないよな!戦いに負けるのが悪いんだよ!負けたんだから仕方ないな!」


(うーん。それは、似たような考えなんだよね。まぁ良いけどね。殺さないようにだからね。うーん。もう少し隙を晒したらかな。)



(うーん、そろそろ良さそうかな。じゃあ煙玉を投げようかな。それっ)

「なんだっ!この煙は!」


グサッ

「グッ!」

「風球 ツヴァンツィヒ(×20)

「水落 ツヴァンツィヒ(×20)


「ゴボッ」

「じゃあ捕まってね。」

「何ですかっ?」

「俺は一応助けた形になるね。まぁ、煙で見えないだろうけどね。」


(この煙、俺も見えないんだよね。まぁ獣を捕まえたのは、確実だけどね。怪我で済んでるかな?とそろそろ晴れてきたね。)


(治療したら大丈夫だね。まぁポーションでいいかな。)


「貴方は何者ですか?」

「俺は生徒だよ?君は?」

「私もです。フシャクって言います。ありがとうございました。助かりました。」


(うーん、なんて名乗ろうかな?まぁいいか、何かあればその時は…)


「俺はリーソルだよ。俺の目的は、こいつだから感謝は良いよ。」

「それでも、助かりました。生き残れたら、お礼させてもらいたいです。」

「大丈夫だよ。言ってしまえば、助けたのはおまけだからね。」

「それでも、貴族の娘として何も無いのは良くないです」

(貴族?)

「貴族ってどこなの?」

「西側の伯爵です。」

「西側ってどの辺なの?」

「ルーゼンという町を中心に治めています。」


(えー?こんなところになんでいるんだ?)


「なぜ、ここの学校に?」

「西側からの脅威が大きくなったので、ただこっちの方が大きかったですね。」

「脅威?」

「はい。主に西の宗教の影響でこちらに近づいていた異種族ですね。すぐに何かあるというとかは無いんですけど、それでも脅威ではあったんです。」


(うーん。どうしようかな。シルに伝えたらどうなるのかな?でも流石に無視は出来ないよね。一応聞かないとね)

「言葉遣いはどうすれば良いですか?」

「今までと同じでお願いします。」

「わかったよ。それと、フシャクは戦いではなく、勉強の方だよね?」

「そうなりますね。」


(何かあれば消す事は簡単そうだね。)


「とりあえず、俺たちの寮に来てもらっても良い?」

「良いのですか?」

「うん。部屋もあるし、話したい事もあるからね。」

「分かりました。」

「じゃあこいつを連れて行こうかな。バレないようにね」

「はい。」


(今は、4時かな。)

(「シル、悪いけどいい?」)

(「ん?お兄ちゃん?」)

(「そうだよ。ちょっと、今から1人と1匹連れてくからちょっと起きてもらって良い?あとログに休んでって伝えてくれる?」)

(「いいよ!」)


「今までの寮はどうなってるの?」

「……酷い状況です。絶望感が凄いです。」

「そうなんだね。」



「そろそろ着くよ。」

「はい。分かりました。」


「おかえり!お兄ちゃん!」

「ただいま。ごめんね。」

「大丈夫だよ!」

「私はフシャクと言います。お邪魔してすみません。」

「大丈夫だよ!私はシルバードだよ!」

「フシャクは、疲れてるよね?」

「はい、そうですね。」

「じゃあ、あそこの部屋を使ってね。空き部屋だからね」

「はい。ありがとうございます。」



「これは、針を刺しておこうかな。あとは、紐で結べば良いかな。」



「お兄ちゃん、あの人はどうしたの?」

「これに襲われてたのを助けたんだよ。」

「それだけで連れてこないよね?」

「そうだよ。ルーゼンの領主の娘らしいから連れてきたんだよ。」

「あー、それならわかるね!」

「まぁ、詳しくはまだ聞けてないから、話せる事は無いけどね。」

(流石に今、脅威のことは言えないよね。)


「起こして悪いけど、休んで良いよ。」

「大丈夫だよ!じゃあおやすみ!」

「うん。おやすみ」


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