待機と開戦
(今日から、夜は起きてようかな。そのためにも15時くらいから寝ようかな。)
(「お兄ちゃん、ログが見に行きたいって。」)
(「じゃあ、来てもいいって言ってくれる?」)
(「おっけー!」)
「ソル大丈夫かぁ?」
「大丈夫だよ。ただまぁ一応休むだけだからね。」
「それならいいが、まぁゆっくり休めよ。じゃあな」
「うん。」
(「先生が捕縛用の道具を渡したいって!」)
(「代わりに受け取ってもらえる?」)
(「いいよー!」)
(「ありがとね。」)
「お兄ちゃん、これだよー!」
「ありがとう。15個だね。」
「うん!ただまだあるから無くなったら言ってだって!」
「わかったよ。ありがとうね。」
「いいよ!」
(そろそろ寝ようかな。先に言っておこうかな。)
(「すみません、そろそろ寝るので先に連絡しておきますね。」)
(「夜起きるの?」)
(「はい。なので今から寝ます。攻めて来るまでなのでそこまで長くは、無いですけどね。それとシル、明日からも休むって先生に伝えてくれる?」)
(「いいよ!」)
(「ありがとうね。じゃあおやすみなさい。」)
(「おやすみ!」)
(「おやすみ!」)
(今は、22時かぁ。うーん、どこに居ようかな。まぁ流石に攻めてきたら分かるかな。それに結局ここの近くにみんないるしね。)
(6時だし今日は無さそうだね。)
(7時だね。もういいね。)
(「2人とも起きてます?」)
(「うん!」)
(「起きてるよ!」)
(「2人って今日どこで寝ました?」)
(「私はいつも通りだよ!」)
(「ボクはその隣だね!」)
(「2人とも俺の部屋に来ません?夜に思ったんですけどここ広すぎて何かあっても気づけるか分からないんですよね。」)
(「いいよ!」)
(「まぁ、ボクもいいよ!」)
(「ありがとうございます。」)
(「サンたちはどうするの?」)
(「どうしようもないんだよね。」)
(「わかったよ!」)
(氷壁を覚えれるかな?)
(12時かぁ。適当にご飯食べようかな。)
(よし。氷壁が出来たね。14時45分かぁ)
(「2人のベッドは、適当な部屋から持って来てるのでそこで寝てくださいね。」)
(「おっけー!」)
(「わかったよ!」)
(えーと、いまは21時30分だね。2人はまだ起きてるね)
「おはよう。」
「お兄ちゃん、おはよう!」
「おはよう!」
「何も無かったよね?」
「大丈夫だよ!」
「それなら良かったよ。」
「部屋の外に行くことあります?」
「多分無いと思うよ?」
「それなら、土壁を張って置きますね。あと窓の方ですね。」
「おっけー!」
「土壁」
「土壁」
「土壁」
「とりあえず、無いよりはいいかな?」
「じゃあ、そろそろ寝るね!おやすみ!」
「おやすみなさい。」
「じゃあボクもそろそろ寝るよ、おやすみ!」
「おやすみなさい。」
(0時大丈夫だね。透視も使っておこうかな。外を見ておきたいしね。)
(1時も大丈夫そうだね。)
(「2人とも起きてください!」)
「おはよう!」
「うん?何かあったの?」
「絶対では無いですが街の方で火が出てますね。それと騒がしいです。」
「なら、準備しないとね!」
「そうだね。ちょっと3人を起こしてくるよ。」
「うん!」
コンコンッ
「ログっ!ごめんけど起きて。」
「ん?どした?ソル。」
「1回出てきてくれる?」
「わかった。」
ガチャッ
「どうしたんだ?」
「ごめんけど、説明は後で先にサンとメリを起こしたい。手伝ってもらっていい?」
「まぁ、必要ならいいぜ!」
コンコンッ
「ごめんメリ、起きてくれる?」
「……ソル?」
「そうだよ。あとログも居るよ。」
「……ちょっと待ってて」
「うん。」
「……どうしたの?」
「とりあえず、サンも起こしてから話すよ。」
「……うん」
コンコンッ
「サンごめん起きて。」
「うん?ソル?」
「そうだよ。悪いけど出てきてもらえる?」
「いいわよ。少し待っててね。」
「2人とも居たのね。それでどうしたの?」
「ちょっと待ってね。」
(「2人とも俺の部屋に居る?」)
(「居るよー!」)
(「じゃあ1回戻るよ。」)
(「おっけー!」)
「ごめんシルと話してた。一旦俺の部屋に来てもらえる?」
「わかったぜ!」
「ありがとね。」
「あれ?ベッドこんなにあったっけ?」
「持ってきてたんだよね。それよりも説明するよ。」
「……うん」
「簡単に言えば獣人が攻めてきたね。まぁ確定はしてないけどね。」
ドゴッ
「もう来たね。ごめん3人は、準備してきてくれる?」
「わかったわ。」
「おう!」
「……うん」
「シルと先輩はこの部屋の前の廊下を守ってください。」
「おっけー!頑張ってね!」
「うん。じゃあ行ってきます。」
「なんだぁ?誰もいねぇのかぁ?」
(うーん。賊の方がマシな気がする。まぁいいや。うーん。1人なら捕らえたいな。まぁ頑丈かな。もしも死んだら仕方ないね。)
「水槍 ツヴァンツィヒ」
「ぐっ!なんだ!?」
(まだ大丈夫そうだね。なら)
「土棘 ツヴァンツィヒ」
「風球 ツヴァンツィヒ」
(うーん動けるかなぁ?)
「ぐぁっ!クソッ!」
(うん。動けなさそうだね。ならこの手錠みたいなので)
「なんだお前!」
「見て分からないの?獣を倒しただけの人だよ?」
「誰がっ!」
「お前以外に獣なんていないよ。暴れた獣を本来は処分だけど捕らえるだけで済ませてあげるんだから、感謝してほしいくらいだね。まぁ、いらないけど。ほらあげるよ。」
「グッ、力が入らない…」
「まぁ、暴れるような獣はしっかりと捕まえないとね」




