学校の開始
(今日から学校が本格的に始まるね。)
「おはようございます。今日から授業を始めますね。
ただその前に少し時間をとって、体調の確認や伝える事があれば話します。また、何かあれば行ってくださいね。」
「今日は、体調が良くない人はいますか?」
「大丈夫そうですね。それでは、8時30分までは自由に過ごしてくださいね。」
「そういえば、昨日の戦いどんな感じだったの?」
「あー、あれね。シルが魔法を使わなければ、戦えてたわね。」
「使えば?」
「すぐに負けるって事はないけど、防戦一方だったわね。」
「ログの戦いを見た事ない気がするね。」
「あー、そうかもね。今度戦ってみたら?」
「そうだね。ログ、いつか時間ある?」
「今のところ予定は無いな!」
「なら、今日戦う?」
「いいぜ!ついでにみんなで戦おうぜ!」
「いいね!チーム戦とかも楽しそう!」
「確かに面白そうだね。2人はどう?」
「いいわよ。」
「……いいよ」
「なら、今日の午後に戦おうか。」
「8時30分になりましたので授業を始めます。
初めての授業なので少し説明をしてから始めますね。
まず、授業は50分勉強して10分休憩を1つとして考えます。なので、4つあると考えてください。
それと何か気になる事があれば、いつでも聞いてくださいね。この人数なので他のクラスよりも時間もかからないでしょうからね。」
「他のクラスは、何人で授業をしてるんですか?」
「他は2つに分かれてますので、大体50人くらいですね」
「ありがとうございます。」
「では、そろそろ始めましょうか。
まずは、どのくらい文字を書けるのかを調べるので、この紙をしてみてください。無理な人は居ますか?」
「出来ないでーす。」
「それなら、ソログ君はこちらに来てください。」
「はーい。」
「では、紙に書いてください。終わったり分からなくなったら、言ってください。」
「ソログ君はこの本を見てください。これが……」
「結果が出ましたね。リーソル君とメリスさんは完全に出来てますね。シルバードさんとサバンさんは問題無いくらいは出来てますね。」
「ログはどうなんですか?」
「ソログ君はおそらく、1ヶ月くらいで最低限は出来るようになると思います。なのでそれまでは、別の物をしてもらいますね。」
「1ヶ月って速くないかしら?」
「速いですね。」
「ソログ君は次の時間から隣の部屋に行ってください。他の先生が教えますので。」
「はーい。」
「改めて始めるのですが、今の時間が9時ですね。少ないのでこの時間は、皆さんが今までに行ったことのある場所や戦った事のある生き物に話しましょうか。」
「先生は、どこが出身なんですか?」
「私は王都から見て、北の方角ですね。」
「北ってこの辺りと違うの?」
「この辺りと比べると山などが沢山あり、土地が高いですね。それに生き物も違いますね。」
「どんなのが居るの?」
「この辺りで見ないものだと、巨大な鳥や岩に擬態する巨大な亀のような生き物が居ますね。」
「どんな生活してたんですか?」
「村くらいの規模でまとまって生活していましたね。その中では、お金は無かったですね。」
「じゃあ、どうしてたの?」
「基本は物々交換ですね。ただ、村全体が家族みたいな感じでしたのでタダで渡したりもしてましたね。」
「どうして先生は、王都に来たんですか?」
「憧れてたからですね。時々、旅人などがやってきてたんですけど、その人たちの話しを聞くと街に憧れたんですよね。」
「いつ頃に王都に来たんですか?」
「私が17くらいでしたので、大体10年程前ですね。」
「その頃の王都はどんな感じでした?」
「今よりも活気はありましたね。それに治安もマシでしたね。ただそこまでの違いはありませんでしたね。」
「それなら、王都までの道はどうでした?」
「今がそこまで分からないですが、昔はそこまで治安が悪くなかったですね。皆さんが来る時はどうでした?」
「私達は近くの村だから大丈夫だったわね。」
「そうだな!」
「俺たちは、酷かったですね。」
「どのくらい酷かったのですか?」
「大丈夫なところはありましたけど、酷いところは1日に3回は最低でも襲われましたね。」
「……多い日は?」
「たしか、7回くらいだったかな?」
「そうだね!そのくらいはあったよ!」
「それは確かに酷いですね。大丈夫で良かったです。」
「数はいましたけど強い人は、ほぼいなかったので大丈夫でしたね。」
「0では無かったのか?」
「0では無かったね。でも大丈夫なくらいだったよ。」
(「あの強いのは言わないの?」)
(「何者か分からないからね。一応黙っておくよ。」)
(「おっけー!」)
「そろそろ時間なので休憩にしましょうか。ソログ君は、始まる時に隣の部屋にいて下さいね。それとしばらくは、そこまで進めないので安心して、文字を勉強してくださいね。」
「はーい。」




