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才と運での新生活〜〇〇○の☆☆から△△△する◇◇の運で沢山のことが決まる****世界の物語〜この人生?を楽しみたいな  作者: U・x・U
学校生活

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裏路地と捕縛

(「今どこに居るの?」)

(「えーと、そこから学校の反対側の500メートルくらいのお店にあるよ!」)

(「じゃあ、今から行くよ。」)

(「おっけー!」)



「おっ!ソル、話は終わったのか?」

「終わったよ。みんなは何をしてたの?」

「街を歩いてたわよ。」

「何があるか分からないしな!」


「そっか。俺も知らないからなぁ。そういえば、3人は

ここにいつくらいに来たの?」

「試験の数日前だな!」

「近くの村だからね。」

「そっか。どこに泊まったの?」

「適当な宿だな!」

「そうなんだね。良かったね。」

「良かった?」

「何も無くて。」

「何か起きるのか?」

「まぁ、夜は大通りでも危ない事があるらしいからね。」

「……数日だけだから……高いところに……泊まったから」

「そういえば、あの時メリが絶対に良いところにした方が良いって言ってたな!」


「おぉ、流石だね。宿だとしても安いところは、危ないところも多いらしいからね。昼だと、大通りなら大丈夫だけど、小さな道に入ったら危ないからね。」

「夜は?」

「安全な道は無いね。マシではあるけどね。細い道は、うん。前に行ったら1分以内に危ないのに出会ったね。」

「ソルは、行ったことあるんだな!」

「あるよ。会った相手は、者を売り買いするところに連れて行こうとしてたよ。」

「物?」

「者」

「……それどうしたの?」

「それは普通に倒したよ。ただあからさまだったけど、言葉で騙そうとしてたから気をつけてね。特にシルとログはね。」

「おう!」

「うん!」


「この話をしてどうするの?」

「今から細い道に行かない?」

「……危ないって……言ってた……のに」

「まぁ、危ないと言っても警戒してたら大丈夫だよ。

それに何があれば周りの建物を壊してもなんとかなるからね。」

「壊していいのかしら?」

「そこは、なんとでもなるよ。それにさっき話してた時に聞いた話だけど、これから実戦が増えるらしいからね。まぁ相手は知らないけどね。」


(「そうなの?」)

(「パートムに頼んだんだよ。」)


「俺は行ってもいいが、他は?」

「私は良いよ!」

「私は、まぁ良いわよ。」

「……うん」


「じゃあ、いこうか。そういえば、3人は人を殺した事

あるの?」


「俺は無いな!」

「私も無いわね。」

「……あるよ」

「わかったよ。じゃあメリもだけど、ログとサンは特に気をつけてね。」

「わかったぜ!」

「わかったわ。」

「……うん。」



「思ったよりは来ないね。」

「まだ5分なんだけど…」

「このメンバーならもっと来ると思ってたよ。」

「このメンバーなら?」

「見た目が弱そうな子どもだしね。ログはともかくね。」

「そうね。」


「来たかもね。」

「わかったわ。」


(えーと、数が5人かぁ、まぁそんなものかな。どう来るかな?)


「君たちどうしたの?」

(「ごめん、シルわざと弱そうに対応してくれない?」)

(「良いよー!」)


「道に迷ったの…」

「そうなのかい?じゃあ案内しようか?」

「いいの?」

「良いよ。心配だからね。」


(やっぱり、反対側だなぁ。違う道に行ってるわけでも無いしね。)


(「奥に行ってないかって、聞いてくれる?」)

(「おっけー!」)


「なんだか、奥にいってない?」

「大丈夫だよ。出口に近づいてるよ。」


「出口ってどこにでるの?」

「出口はね、そろそろだよ。」


(前と違うところだね。うーん潰しても良いね。)


(「このまま着いて行こう」)

(「おっけー!」)


「ここの建物から、出られるんだよ。」

「そうなの?」

「そうだよ。だから、入ろうね。」

「うん…」


(うん。違うところだね。逃がさないようにしてから相手しようかな。)


「この部屋に入ってね。」

「うん…」

(特にここには何も仕掛けて無いね。)


「少し時間がかかるから、これでも食べて待っててよ。」

(これかな?なら、ここまでだね。)


(「シル、外を見てくるから3人のサポートをしてくれない?必要か分からないけどね。」)

(「おっけー!」)


「じゃあ、ここまで来れば、案内は大丈夫ですよ。

さようなら。」

「風球 ツヴァイ(×2)


「じゃあ、みんな頑張ってね。」

「おう!」


「土壁」


(じゃあ、あとは、ここを探索しようかな。)



「なんだ!お前!」

「誰だと思います?客かも知れませんよ?」

「そんなわけ無いだろ!」

「それであなたがここの主人ですか?」

「そうだ!何が目的だ!」

「ここで取引をした大物って居ますよね?」

(知らないけど。)


「…居ない!」

「そうなんですか。まぁ、どっちでも良いですけどね。」

「は?」

「ついでに聞いただけなのでね。内容次第で気が変わるかもしれませんけどね?」

「それよりも良いのか?」

「何がです?」

「大物は居る。だからこそ、そこから派遣されたのも居るんだ!」


「土壁」

(公爵家の人かな?それなら、捕縛したいけど…きついかなぁ?)


「大丈夫ですか?」

「あぁ!そいつを倒してくれ!」

「あなたが大物の配下ですか?」

「そうです。ここの守りを命じられてますのであなたを倒します。」

「自分の意思で、ですか?」

「そうです。」

(うーん、嘘はついてなさそう。これは、情報を引き抜けないかなぁ?)

「それなら、誰に従っているんだ?」

「それは答えられません。」

「そうですか、なら捕縛して情報を引き抜かないといけないですね。」

「負けないですよ。」


(「そっちは、どうなってるの?」)

(「まだ戦ってるよ!ただ、問題は無さそうだね!」)

(「じゃあ、土壁を解除するから、他の所の探索をお願い。」)

(「おっけー!お兄ちゃんは?」)

(「ここの主人と対峙してるよ。まあ、大丈夫だよ。」)


「土壁」

「自分から、道を塞いで良いのですか?」

「当たり前だね。ゆっくり動けば良いだけだからね。」

「土壁」

「邪魔なのは、退けておこうかな。」

「じゃあ戦いましょうかね。」

「そうだね。」


「水槍」


「そんなの当たりませんよ。」


「これに当たったら、弱すぎて捕らえられないから困るよ。」

「じゃあ、こちらも行きましょうかね。」

(剣だね。うーん今は何も手にないからなぁ、背中に隠して短剣を出そうかな。)


キンッ


「短剣が浮いてる?」

「死なないでね。」

「風球」


ザンッ


「驚きはしましたけど、これには当たりませんよ。」

「そっかじゃあ、もっと行くから、死なないでよ?」


(杖を出そうかな?どう隠そうかな?ポケットから、出したように煙玉を使おうかな。)


「コホッ、煙ですか。逃げる気ですか?」

「そんなわけないよ。ただ準備しただけだよ。」


「風球 ツェーン(×10)


「くっ、煙が邪魔ですね。」

「そうだね。頑張ってね?」


(こっちも見えないんだよね。当たったのかな?まぁもう1回使おうかな。)


「風球 ツェーン(×10)


「ぐっ、でもそっちでしょう!」

「そうだよ。多分ね。」


(煙が邪魔だなぁ。まぁ薄れて来たし、もう大して影響無さそうだね。それで相手は、うーん。怪我はたくさんあるね。でもなぁ、攻撃しすぎたら、死にそうなんだよね、加減が難しいなぁ。やっぱり風属性で攻めるしか無いかなぁ。)


「風球 ツェーン(×10)


「見えるのなら、当たりませんよ!」

「へー、そうなんだね。」

「土棘」

「土段」

「水落」


(棘を避けた先に穴を作ってそこに水で叩き落としたけどどうなったかな?)


(うん。倒れてる、倉庫にも入らないし、死んでないね。死にそうな怪我でも無いし良いね。あとは、店主かな。)


「頼みの綱は倒れたけど、どうするの?今なら考えない事もないよ。」

「分かりました……相手はコータカー侯爵閣下です。」

(コータカー候爵?帰る前にパートムのところに行って聞いてみようかな。)

「本当?」

「本当です。」

(うーん。わからないね。この場面で嘘をつけるのかなぁ?まぁついでに捕らえようかな。)


「じゃあ、殺さないよ。ただついてきてもらうけどね。」

「はい…」


(「そっちは、終わった?」)

(「うん!居た人は、できる限り捕まえたよ!」)

(「捕まってた人は?」)

(「1カ所に居るよ!そこに今居るよ!」)

(「なら、そこの人も捕まえてくれる?」)

(「何かあったの?」)

(「貴族が関わってるみたいだから、契約魔法とかを使ってる可能性もあるからだね。出来るだけリスクは、低いからね。もしも説得しても応じなかったら、俺に言ってね。」)

(「おっけー!じゃあ、ログがそっちに向かうから、案内してもらってね!」)

(「わかったよ。ありがとう。」)


(契約魔法の可能性は、低そうだけどね。ただ、他の魔法や道具、あとは恐怖とかはあり得るからね。それに抵抗したなら、pを稼ぐだけだしね。結局倒したのは少しだけだったしね。)



「ソル、お疲れー」

「ログもね。」

「まぁ、気持ちは多少は疲れたがそれだけだしな!」

「それを言うなら、俺も殺さないようにするのに疲れただけだしね。」

「そこの2人か?」

「まぁ、苦労したのは、倒れてる方だね。」

「メリとサンは、大丈夫?」

「メリはいつも通りだったな!サンも問題無いくらいだったな!」

「それなら良かったよ。ついでに聞くと、シルは?」

「何も無かったな!」

「まぁ、そうだよね。」


「と、そろそろ着くぞ。」

「わかったよ。」


「3人ともお疲れ様。」

「ソルもね。」

「お兄ちゃん、とりあえず全員受け入れてくれたよ!」

「ありがとう。これってパートムを先に読んだ方がいいかな?」

「そうかもね!」

「じゃあ、少し待っててね。急いで行ってくるよ。」

「行ってらっしゃい!」



「パートム、ちょっと良い?」

「どうしたんだ?」

「兵士を貸して欲しいんだけど」

「何があったんだ?」

「裏路地に行ったんだけど、そこで売ろうとしてくる人と出会ったから、ついて行ってお店で売られる直前に潰したんだけど、捕らえたのと捕まってた人が多くて連れてくるのが大変なんだよね。あと、尋問とかって出来る?」

「なんでそうなったんだよ、まぁいいか兵はわかった。

それと尋問で吐きそうな奴なのか?」

「正直、無理だと思うよ。」

「なら用意しておく。兵を呼ぶから少し待っててくれ。」

「わかったよ。ありがとう。」


「とりあえず、15人呼んだが足りるか?」

「多分足りるね。一応こっちも俺含めて、5人居るしね。それに抵抗は、できないと思うしね。」

「ならいい。兵に案内させるから、そこに、連れてきてくれ。」

「あっ!」

「どうした?」

「捕まってた人も一応捕まえてるんだけど、どうすればいいの?」

「まぁ、一旦一緒でいいぞ。着いてから分ける。

それにほぼ尋問で終わる奴らだろ?」

「多分そうだね。」

「ならいい。」


(「今からそっちに行くよ。」)

(「おっけー!」)



「おー、ソルお帰り。」

「ただいま、ログ。何か問題あった?」

「特に無かったな!」

「それなら良かったよ。」

「じゃあ戻ろうか。」

「おう!」




「ちょっと、みんなでどこかに居てね。話して来るから。」

「おっけー!行ってらっしゃい!」


「パートム、何か問題あった?」

「1つあるな。」

「あぁ、あの貴族の兵?」

「そうだ。本当なのかは分からないが店主がコータカー侯爵家のだと言ってるのがな。」

「そこって何なの?」

「ここは、サースライナー公爵家の配下の中だと政治や経済の方面で力を持っているところだな。」

「サースライナー公爵家が関わってるの?」

(また、ここの関係かぁ。何が目的なんだろうね?)


「それはこれからだな。手段を選んでられなくなってきたな。」

「それはよろしく。」

「あぁ。何か、緊急のことがあれば学校に言うからな。」

「わかったよ。よろしく。それと、捕えるのに使いやすい魔法ってある?」

「あればいいんだがなぁ、俺は知らないな。もしかしたらソルの魔法ができるようになる可能性も少しは、あると思うぞ。」

「そっかぁ。まぁ、あの兵の事をよろしくね。」

「あぁ。わかってる。」


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