肉と人の紹介
「先輩、ここの学校ってどんな授業をするんですか?」
「授業かぁ、クラスによって全然違うから分からないかなぁ?分かるのは学年単位でする事くらいかなぁ。」
「どんな事するんですか?」
「次はどこかに行くと思うよ!場所は年で変わるから分からないね!」
「そこで何をするんですか?」
「だいたい、魔物が出るところだからそれとの戦いだね!」
「その相手は強いんですか?」
「そこまで強いのは居ないと思うけど、絶対に強いのが居ないってことはないね!」
「まぁ、軽く準備しておきます。」
「そのくらいで良いと思うよ!どうせ数ヶ月後だしね!」
(pを稼げる事があるだけいいかな?数は多く無さそうだけどね。)
「そういえば先輩って、今日の夜ご飯ってどんなのなんですか?」
「肉料理だね!ただ材料が少ないから買ってこないとかな?」
「それならこれ要りますか?」
「これ?って肉?大きくない?」
「大きいですね。この肉も使い道が無くて放置してた肉なんですよ。味は…正直分からないですけど。」
「え?味分からないの?」
「料理しなくて使った事ないので。多分美味しいと思いますよ。」
「そっかぁ、肉はこれだけで良さそうだね!」
「そうですね、足らなかったらまだあったような気がしますので言ってくださいね。」
「この大きさで足らないって何人必要なんだろうね?」
「どうなんでしょうね?まぁ、少なくとも100人くらいは、必要そうですけど。」
「100人で無くなる事あるのかなぁ?これ、1×1×1メートルくらいあるよね?」
「そのくらいはありそうですね。」
「まぁ、この肉で作るよ!」
「お願いします。」
「えーと、今は15時かぁ、まだ早いね!何かすることあるかな?」
「うーん、そういえばさっきの服を貸してくれません?」
「さっきの?そこにあるから取っていいよ!」
「ありがとうございます。さっき肉を出した時に思い出したんですけど、こんなの持ってました。」
効果の塊
涼しくなる効果が凝縮された塊
このままだと何もできない
「そうなんだね!それでこれをどうするの?」
「これをこうします。」
服
暑い時に着る服
質が高く、着心地が良い
着ると涼しくなる+の効果が付いている
「するとは思ってたけど!これどうすれば良いの?」
「暑いときにでも着てくださいよ。服何ですから。」
「これ、価値高いよね?」
「まぁ、たぶんそうですね。」
「着にくいなぁ……」
「ついでにつけただけなので、使ってくださいよ。」
「まぁ、使わないのもダメな気がするし、使わせてもらうね!」
「どうぞ。」
「うーん、暇だし今いる人を紹介しようか?」
「じゃあ、お願いします。」
「じゃあ、ついて来てね!」
「分かりました。」
コンコンッ
「ボクだけど、ちょっと良い?」
「はい、少しお待ちください。」
ガチャッ
「おや?先程の方達ですね。どうしました?」
「紹介することになったから、ここに来たんだよ!」
「そうなんですね。僕は、レイトですね。よろしくお願いします。」
「俺は、リーソルです。よろしくお願いします。」
「私は、シルバードだよ!よろしくね!」
「そういえば、センストさんとは、どんな関係なんでしょうか?」
「少し前に、北東のお店を案内してもらったんですよ。その時に少し約束していたので、今日来たんですよ。」
「数日前にそんな事があったと言ってましたね。」
「どんな事を言ってたんですか?」
「確か、面白い人が居たと言っていましたね。」
「そうなんですか?先輩?」
「そうだね!言ったね!」
「それなら良かったですよ。俺も面白いなぁと、思ってましたから。」
「……どこが?」
「反応ですね!とても面白いと思いましたよ。」
「人で遊んでない?」
「いえ、そんなわけないですよ。」
「そうですよ。センストさん。リーソルさんがそんな事するわけ無いでしょう。」
「なんでっ、レイトはそっちに立ってるの?!」
「そう思うからですかね?」
「そんな理由で……」
「そんなって、まぁ具体的な理由は無いですけどね。」
「そんなでいいね!?」
「ハハッ、仲いいですね。」
「まぁ、悪くはないけど……」
「そうですね。仲良いですよね?」
「はい、仲が良いようにしか見えないですね。」
「なんか、2人相性良い?」
「まだ分からないですね。」
「そうですよ。まだ会ったばかりですからね。」
「そうかなぁ?」
「レイトさん、先輩の好きなお菓子って知ってます?」
「ちょっと待って!!」
「どうかしました?」
「ソルはなんでそんな事聞いてるの?!」
「少し気になっただけですよ。」
「………」
「センストさんの好きなお菓子でしたね。うーん、何でも食べてますね。これといったものは無いと思いますよ。」
「ありがとうございます。じゃあ、今度来る時は何か買って来ますね。」
「……どのくらい買うつもり?」
「そんなに買わないですよ。もちろん。……俺からしたらですけどね。」
「ソルからしたらそんなにでも!ボクからしたら多すぎるよ!!」
「ハハッ、やっぱり面白いですよね。」
「そうですよね。センストさんは本当に反応が面白いですよね。」
「2人が一緒に居たら、めっちゃ疲れるよ……」
「ハハハッ!1人でも疲れてそうでしたよ。」
「そうだねっ!1人でも疲れるけど、2人だともっと疲れるよっ!!」




