合成の説明
「まぁ、空間魔法は今の所、物を入れるものだけなので説明する事は少ないんですよね。」
「じゃあ、次は何を話すの?」
「空間魔法から取り出したこの服あるじゃ無いですか?」
「あるね!これがどうしたの?」
「これは、と、 空間魔法を話したのでこれを出してと。」
「この台って何?」
「さっき先輩から、受け取った服を乗せてみると」
服
暑い時に着る服。
「これは、乗せた物の情報を見れるの?」
「そうですね。そして、次はこの服をおいて」
服
着ると涼しくなる効果のついた服
「この服そんな効果ついてたのっ!?」
「そうなんですよね。ただ使う事がなくてずっと空間魔法に押し込んでたんですよ。それでこの服にさっきのスキルを使うと」
効果の塊
涼しくなる効果が凝縮された塊
このままだと何もできない。
服
暑い時に着る服
「と、こんな感じに効果と物を分けられるんですよ。」
「それでこれをどうするの?」
「その前に少し服のデザインが変わる可能性があるんですけど、これ使って良いんですか?」
「別にいいよ!」
「なら、先に服を2つ取ってスキルを使うと」
服
暑い時に着る服
質が高く、着心地が良い
「おぉ!なんだか質が上がってるね!」
「はい。そして、この後が本題なんですけど、この服と塊を取って、スキルを使うと」
服
暑い時に着る服
質が高く、着心地が良い
着ると涼しくなる効果が付いている
「と、こんな感じになります。」
「え?この2つのスキルって別物なんだよね?」
「そうですね。1つだと正直使いにくいですね。」
「それが合わさるとこうなるんだね!!」
「はい。そういえば、先輩って武器とかってどんなのを使ってるんですか?」
「武器?」
「はい。少し貸してもらえないかなぁと。」
「普通の杖だけどいいの?」
「大丈夫ですよ。」
「なら、取ってくるよ!」
「取って来たよ!」
「ありがとうございます。少し下がってくださいね。シルも下がった方がいいよ。」
「分かったよー!」
「うん?まぁわかったよ!」
(えーと、昔からしまってたこの鉄の鎧だね。)
「じゃあ少し揺れるかもしもしれないので気をつけてくださいね。」
「え?うわっ!鉄の鎧?」
「そうです。これも空間魔法にずっと置いておいた物ですね。これを鑑定すると」
鉄の鎧
頑丈だが重い鉄の鎧
耐久性上昇の効果が付いている。
「そのまま分けて」
鉄の鎧
頑丈だが重い鉄の鎧
効果の塊
耐久性上昇の効果が凝縮された塊
このままだと何もできない。
「そして、先輩の杖とこの塊を取って」
杖
耐久性上昇の効果のついた杖
「鎧は邪魔なので片付けてと。先輩、杖どうぞ。」
「えっ!もらって良いの?」
「まぁ先輩の物なので。ただ耐久性が上がるだけですから、相手と離れているとそんなに変わらないかもしれないですけどね。」
「いや、ボクのと言われても…」
「まぁどうせ、放置してた鎧ですし、こう言う時に使わないと本当に忘れそうなんですよね。」
「でも、これ絶対高いよね?」
「分かりませんね。なのでまぁ安いんじゃ無いですかね?シルは分かる?」
「多分安いよ!」
「らしいですしね。それにお金は困ってませんしね。」
「そうだったね…それなら、もらうよ!」
「どうぞどうぞ。」
「あ、そういえばこの包丁入ります?」
「包丁?」
「はい、この包丁です。」
「それって魔物を初めて倒した時の?」
「そうだけど、よく覚えてるね?」
「これって普通の包丁?」
「見てみたら分かると思いますよ。」
「絶対何かあるね!!」
「まぁ、見てみてください。」
包丁
鈍くなりにくい効果の付いた包丁
「やっぱり何か付いてた!」
「でも使わないんですよね。これ料理しないですし。」
「まぁ、そうかもだけどさぁ…」
「それに必要になったら、ここに来れば良いだけですしね。」
「それはそうだね。まぁ、くれるって言うならもらうよ。」
「どうぞ。あっ、今使ってる包丁あります?」
「あるよ。取ってくるよ!」
包丁
鈍くなりにくい効果の付いた包丁
質が高く、切れ味が良い
「はい。どうぞ。」
「ありがとう!これは受け取りやすいね!」
「まぁ、そうでしょうね。ついでなのでここで俺とシルの合成もして良いですか?」
「良いよ!見てるだけなら、素直に楽しいだろうからね!」
「ありがとうございます。じゃあここでさせてもらいますね。」
「じゃあ先にシルので良いかな?」
「良いよ!」
「それなら、前にお店で買った、綿のやつと連合戦の報酬を貸して。」
「はい!」
「じゃあするよ。1つにまとめるので良い?」
「良いよ!」
綿の塊
斬撃系統のスキルの強化とさまざま耐性と魔法の安定性を上昇させる。
「なんだか分かりにくくなったね。」
「そうかもね!まぁ便利になったし問題ないよ!」
「じゃあ次はソルの?」
「そうですね。俺のをしましょうかね。」




