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才と運での新生活〜〇〇○の☆☆から△△△する◇◇の運で沢山のことが決まる****世界の物語〜この人生?を楽しみたいな  作者: U・x・U
マチュゴ大陸

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帰宅と推測



「ジュサは上級を使えるようになるのかな?」

「私には難しい気がするね。」

「そうかな?」

「あの土の槍みたいなものを使える気はしないかな?」

「あー、風の上級見ますか?」

「そうしてもらえたら嬉しいな。」

「分かりました。それじゃあシル、攻撃よろしく。」

「うん!」

「風城」

「風弾!」

バンッ


「解除。こんな感じの魔法ですね。」

「攻撃は私が使ったのだね!もちろん他にもあるけどね!」

「えーと、守りの方は全方位からの攻撃を防げるって事で良いのかな?」

「そうですね。地面からの攻撃も防げますよ。まぁ、土槍とかだとどうなるか分かりませんが。」

「十分過ぎないかな?」

「うーん、土塔。」

「これは……上級なのかな?」

「そうですよ。土ですね。」

「土属性の上級ってあの槍だよね?」

「はい。」

「規模が違い過ぎないかな?」

「そうですね。ただその分消費も多いですよ。」

「それにしてもだと思うよ。」

「まぁ、そうですね。それで、こんな感じのものは防げないので十分と言い切れないんですよね。」

「こんなものを使う人はそんなに居ないと思うよ?実際のところは分からないけどね。」

「うーん、周りには普通に居るんですよね。2人も含めてですね。」

「……ソルが1番。」

「そうだよ!魔法はお兄ちゃんが1番だよ!」

「2人ともこのくらいは使えるよね?」

「土塔は使えないよ!」

「他でも良いよ?火だとどう?」

「……使わないよ!」

「使えるんだね?」

「……使えるだけだね!スキルの方が簡単だよ!」

「俺はスキルだと思いつかないよ?」

「……お兄ちゃんと私だと魔法の数が違いすぎるよ!」

「……まぁ、それはそうだね。」

「うん!」


「攻撃の方はさっきの風球が強くなった感じですね。」

「うん。」




「そろそろ帰りますか?」

「そうだね。…………リーソル君、何も見たくないからよろしくね?」

「分かりました。メリはどうするの?」

「……私も同じ。」

「分かったよ。停止 ツヴァイ(×2)、牢。」



「終わったっすか?」

「うん。ありがとね。」

「それは良いんすが、やっぱり中級で終わらなかったっすね?」

「言っても土塔程度で終わったよ?」

「さっきと言ってることが違うっすね?」

「まぁ、普通に防げると思うしね。というよりも当たったところで何も無いだろうからね。」

「そうっすよね。」

「うん。シルはさっきの話は本当なの?」

「うん!剣で空気を固めて飛ばすスキルがあるんだけど、それは振りが速いほど切れ味とか範囲とかが強力になるんだよ!」

「……それって他のスキルと同時に使えるよね?」

「うん!」

「消費はどうなの?」

「1回で500だよ!」

「多いけど、これを使えば問題は無いよね。」

「そうだね!」

「………」



「バイバイ!」

「さよならっす。」

「牢。それじゃあね。」

「はいっす。」





「解除。防音。戻りましたよ。」

「そうみたいだね。ふぅ……」

「疲れてるね!」

「そうだね。あそこが何なのかは分からないけど、怖かったよ。」

「……私も怖い。」

「メリは知ってるよね?」

「……局……あの人でも行ったことが……無い場所……そんなところに行くような……覚悟は無かった。」

「行ってないんだ。行ってると思ってたよ。」

「……他の場所では……会ったらしい。」

「帝都じゃないよね?」

「……南西の島……らしい。」

「へぇー」

「…………その話は聞いても良い話なのかな?」

「濁してはいるので大丈夫ですよ。メリの立場が分かるかも知れませんが。」

「…………それは、分かったらどうなるか聞いても良いのかな?」

「知っただけなら特に何も無いですよ。拡げるなら別ですが。」

「……それなら良かったよ。」

「分かりました?」

「詳しくは分からないよ。」

「どんなのだと思ってますか?」

「言っても良いのかな?」

「メリはどう?」

「……大丈夫。」

「らしいので問題無いですよ。」

「分かったよ。国の何かに所属?してるのかな?」

「……うん。」

「それなら何かの破壊とか情報収集とかそんな感じの目的の組織?かな?」

「……他にもあるけど……ほとんど正解。」

「どんなところからそう思ったんですか?」

「組織?は2人から聞いてる事とさっきの話からだね。」

「政争で負けた人に協力する人が居ると思ったんですか?」

「私にはよく分からないけど、争ってたんだよね?」

「そうですね。」

「それなら協力する人…リーソル君の方につく人も居そうって思ったんだよね。」

「うーん、勝った方が放置するとは思えませんよ?」

「全ての人が考えを表に出すとも思えないんだよね。それに、中立の人まで排除するのは大変そうだから無いかなって思ったよ。」

「まぁ、ただでさえ人が足らないのでそうかもですね。目的の方はどうですか?」

「そっちはメリちゃんのスキルからだね。隠れる感じのものが多いように思えたからね。」

「それはそうですね。ただ、軍の中でそんな感じのが得意なだけとは思わなかったんですか?」

「1つ聞いても良いかな?」

「はい。」

「軍って何かな?」

「え?えー、国の武力の大部分を担当する組織みたいなものですね。ここはどんな感じなんですか?」

「国と協会が同じようなものだよね?」

「そうですね。」

「それなら……無いのかな?」

『……』

「正確に言うと街単位ならあるよ。ただ、それを纏める組織は無いと思うよ。」

「それで防衛は大丈夫なんですか?」

「相手が時々の魔物くらいだからね。それと賊かな。」

「……街同士で争わないんですか?」

「私が知ってる限りは無いよ。勿論、直接的なものしか分からないけどね。」

「……えーと、メリがここに居るって事は帝国に情報が伝わっているんですが、それってどう思いますか?」

「……攻撃して来ない事を祈るしか無いかな。」

「………」

「リーソル君は攻撃があると思うのかな?」

「……正直分からないですね。帝国は皇帝って役職の人が率いているんです。」

「うん。」

「それで、皇帝には絶大な権力があって攻める攻めないを決めるのは皇帝陛下とその周囲です。なので、皇帝陛下がどう思うか次第だと思います。」

「リーソル君はその皇帝陛下?の性格を知ってるの?」

「皇帝の位に就く前なら分かるんですがその後はどうなのか分からないですね。シルは分かる?」

「うーん、交戦的ではないけど戦わないことも無いと思うよ。」

「皇帝陛下は何を優先するか分かる?」

「1番は周囲の人でその次が国民……帝都だね。それから大陸の東部だね。その後は変わらないと思うよ。」

「国民の為なら他を犠牲にすると思う?」

「陛下は国民を豊かにする事を重視しておられるみたいだから否定はできないね。」

「うーん、来ても即座に戦闘が起きるって事は無さそう?」

「ないと思うよ!」

「そっか。まぁ、そもそも来るか分からないよね?」

「うん!s、陛下の周りには優しい人も多いしね!」

「そうだね。メリは何か聞いてる?」

「……あの人から……検討中って。」

「そこまで積極的では無さそうだね。」

「まぁ、いろいろ言ったけど陛下はそこまで変わってないからそんなに攻めてくると思えないよ!根本的には優しいからね!」

「そうなんだね。」

「うん!」



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