練習の必要性
「ん?何か音がするよ!」
「音?動物かな?」
「たぶんね!あっちの方だよ!」
「えーと、猫?魔物だと思うけど。」
「……倒すの?」
「どっちd、あー、気づかれたね。メリってこれ使えるの?」
「……この距離なら……使える。」
「それなら頼んで良い?」
「……うん。」
ドンッッ
「よく当てられるね。俺には無理なんだけど。」
「……ソルがどうか……分からないけど……私は遠距離……得意だから。」
「そうだったね。俺は…苦手って訳じゃないはずなんだけど。」
「……最近狙ってる?」
「……纏めて薙ぎ払ってるね。」
「……そのせいかも。」
「……諦めようかな。」
「……練習…頑張れ。」
「……俺には無くても良いからね。」
「……素の力を……出して良いの?」
「…拡がらなければ良いかな。」
「……人の口を簡単に……止められる?」
「…少しなら。」
「……それが更に……拡がる可能性が…ある。」
「……少しは意識するよ。」
「……うん。」
パンッ
「猫の眼の指輪?」
「………」
「これが迷宮だよ。」
「……意味が…分からない。」
「まぁ、そんなものって考えるしか無いね。」
「……うん。」
「お兄ちゃん、これってどんな物?」
「えーと、身につけることで暗い場所で少し明るく見えるようになるものみたいだね。」
「……スキル?」
「これはそこまでの効果は無いと思うよ。」
「……あるものが…あるの?」
「うん。」
「………こk……何でも無い。」
「そっか。まぁ、メリが倒したんだし着けたらどう?」
「……暗視がある。」
「シルは?」
「あるよ!」
「…先生はどうですか?」
「…あるね。」
「……ソルは?」
「…あるよ。メリが持っておく?」
「……邪魔だから……ソルにあげる。」
「まぁ、とりあえず預かっておくね。」
「……うん。」
「それじゃあ戻りますか。」
「……私って……どんな立場?」
「協力者でどうかな?意味はそのままだよ。」
「……それで…よろしく。」
「うん。」
「あー、部屋ってどうしようか?」
「広めなのはお兄ちゃんの部屋だよね?」
「そうだけど、うーん、メリは何かある?」
「……建物なら…何でも良い。」
「シルお願いしても良い?」
「私はいいよ!」
「メリはどう?」
「……大丈夫。」
「ありがとね。それじゃあ、後でベッドとかは持っていくよ。」
「おっけー!」
「……ソルこの後……少し良い?」
「うん。」
「防音」
「……ここのことは……報告しないの?」
「してるかもね?」
「……少し前に聞いた。」
「パートムから?」
「……うん。」
「まぁ、してないね。」
「……理由は…あるの?」
「……真面目な理由もあるけど、1番大きいのは調査とか説明とかが面倒くさいからだね。」
「………真面目な…理由は?」
「今の皇帝と俺の関係は知ってる?」
「……帝都では……公然の秘密。」
「そっか。それなら…実の子供に侵略者って評価がつくのは嫌だからね。まぁ、本人次第ではあるけどね。」
「………ソルからすれば……報告はどうなの?」
「して良いと思ってるよ。本人がそれを分かってて攻めるなら俺はそれでも良いからね。」
「………それも含めて……報告しても良い?」
「うん。お願いできる?」
「……うん。」
「ありがとね。ここの価値は分かってるんだけど、それでもだったんだよね。」
「………そっか。」
「うん。あー、報告って誰にするの?」
「……大元帥閣下。」
「?あ、パートムのこと?」
「……うん。」
「初めて聞いたから分からなかったよ。まぁ、それなら報告の直前に俺に伝えてもらえる?」
「……うん。」
「よろしくね。」
「……うん。」
(今日は何も無いから街でも適当に歩こうかな。)
(「街に行ってくるよ。」)
(「行ってらっしゃい!」)
(やっぱり人が多いね。あの迷宮の影響なんだろうね。)
(うーん、良い物は無いね。)
(ん?)
「あっ…」
「大丈夫ですか?」
「ありがとねっ♪」
「はい。それでは。」
「ちょっと待ってよ!」
「どうしました?」
「お礼をさせて♪」
「お礼ですか?別に大丈夫ですよ?」
「僕が大丈夫じゃないよ♪」
「お礼ってどんな物ですか?」
「なんでもいいよ♪」
「…ご飯でも奢ってもらえますか?」
「そんなのでいいの?」
「はい。そのくらいのことなので。」
「それなら好きな場所に行ってね♪」
「そんなことを言うと高いところに行きますよ?」
「いいよ♪」
「…えーと、どうしてそこまでするんですか?」
「下を見てみて♪」
「下…うわ、尖った石だらけじゃないですか…」
「そこに倒れてたら……だからね♪」
「…まぁ、少しは分かりました。それじゃあお願いしますね?」
「どこでもいいよ♪」
「それじゃああっちのお店に行きますか。」
「うん♪」
(先輩と似てるようで似てないね。まぁ、別に何でも良いけど。)
「俺はこれとこれでお願いします。」
「それだけでいいの?」
「はい。量もこのくらいが丁度良いですから。」
「そっか♪」
「はい。」
「それなら…注文良いかな♪」
「大丈夫ですよ。何になさいますか?」
「これとこれとこれとこれでよろしく♪」
「はい。」
「そういえば俺はリーソルって言うんですが、あなたは?」
「僕はロミルだよ♪よろしくね♪」
「お願いします。ロミルさんは…」
「ミルでいいよ♪」
「えー、ミルさんはこの街に住んでるんですか?」
「住んでないよ♪しばらくは居るけどね♪」
「大陸からですか?」
「他の島からだね♪」
「そうなんですね。」
「うん♪リーソルくんはどうなのかな?」
「ソルで良いですよ。それと俺も住んでないですね。大陸から来て、しばらく居る感じです。」
「ちょっと似てるね♪」
「確かに少し似てますね。ミルさんはお一人で来てるんですか?」
「同じ島の数人で来てるよ♪ソルくんは?」
「俺は学校の関係で来てるんですが数人一緒ですね。」
「ここも似てるね♪」
「そうですね。」
「お待たせしました。」
「ありがとうございます。」
「美味しかったです。ありがとうございます。」
「お礼なんだから気にしないでね♪」
「分かりました。それでは。」
「うん♪また何かあったらよろしくね♪」
「はい。」
(嘘は無かったね。ただの一般人かな?まぁ、俺に近づいたところで何も無いからそうかな?…バレてたら消すしか無いね。)
(「……ソル…報告する。」)
(「少し待ってもらえる?」)
(「……うん。」)
(「メリ、よろしく。」)
(「……うん。」)
(「ソル、1つ確認しても良いか?」)
(「うん。」)
(「セヴァン様の考えを尊重するってことで良いんだよな?」)
(「そうだね。セヴァンがしたいようにしてくれれば良いよ。」)
(「分かった。」)
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