説明
「そういえば前のスライムの迷宮の時に槍が急に現れたように見えたんですがあれってスキルですか?」
「槍。これの事で良いのかな?」
「そうです。」
「スキルだよ。多分私が教師になれた要因だね。」
「そこまでなんですか?」
「うん。同じような物なら無限に保管できるんだよね。」
「え?…………それは1種類ですか?」
「消費の問題で1種類だね。」
「……消費を無視すればどうなりますか?」
「5種類かな。使い続ければ増えるかもしれないけどね。」
「…………どんな感じで消費するんですか?」
「1種類ごとにMPが300ずつ最大値が減る感じだね。」
「……………先生、俺と契約しませんか?」
「契約?どんな感じのもの?」
「俺が色々な物や必要であれば地位を渡したりする代わりに先生は俺とその周囲に対して協力、それが無理なら敵対しないってものです。」
「周囲ってシルちゃんとシトノさんで良いのかな?」
「えーと、まぁ、そうですね。」
「敵対する気は無いよ?」
「一応ですよ。出来れば協力して欲しいですし。」
「協力って言っても私に出来ることは無いと思うよ?」
「その力で無いと言われても……」
「1種類しか使えないよ?」
「…まぁ、最低限敵対しなければなんでも良いですよ。」
「そこは良いけど…」
「俺の方が不安ですか?」
「不安とまでは言わないけど…」
「物は結んだ後なら説明できますよ。地位は…俺のいた国なら影響力はまだあるんですよ。」
「国ってここから離れてるって言ってたよね?」
「そうですね。ただ、海って繋がってるんですよ。」
「繋がっててもだと思うよ?」
「ここまで話してませんでしたがその国は大陸の5分の4を支配してます。残りは同盟相手ですね。なので拡張するとなると海の先になるんですよ。」
「大きいのは分かったけどここまで来るのは難しいと思うよ?」
「難しい理由を聞いても良いですか?」
「私は詳しく無いけど水とか食料とかの物が必要で、それに風の方向とか風の強さとか病気とか娯楽とかが大変な気がするからだね。」
「水と風は魔法で大丈夫です。というか船なのかも分からないですね。」
「え?人だと思ってたけど違うのかな?」
「ほとんどは人ですよ。ただ他が居ないわけでは無いですね。それに他の国ですが海に強いところもありますよ。」
「同盟相手ってところなの?」
「…うーん、そうなってますが実際は属国の方が近いですね。」
「属国って従ってるって事で良いのかな?」
「あー、俺達の居た国は帝国って言われてたんですがここは良いですか?」
「うん。」
「それで、帝国が従わせてるのが海に強い国を含む数ヶ国ですね。」
「実質的に大陸全体を持ってるのかな?」
「えー、2つかもしれませんね。」
「……え?大陸が?」
「そうですね。まぁ、1つはそれほど支配出来てないかもしれませんが。」
「………」
「まぁ、距離は違うとは言っても実例があるんですよ。」
「……ここを支配出来るのかな?」
「うーん、帝国の目線で話しても良いですか?」
「うん。」
「それじゃあ話しますね。まぁ、武力で言うと簡単では無いですね。負けるかもしれません。」
「そうなの?」
「はい。ただ今の話は帝国の艦隊?だけの話です。こっちの戦力を知らないのでアレなんですが…帝国が本当の意味での同盟相手と属国に戦力の派遣を要請した上で部隊をある程度整えて来たら帝国が圧勝すると思いますよ。」
「………」
「お兄ちゃん、1つ聞いてもいい?」
「良いよ。」
「空はどうなの?」
「俺は知らないね。どれだけ使えるか分からないよ。」
「これは絶対ないと思うけどパー……帝国のトップが来たらどうなりそう?」
「………侵攻には向いてないから分からないかな?」
「確かに向いてはないよね!」
「うん。」
「………トップの人を知ってるんだね。」
「そうだね!」
「………………2人はどんな立場だったのかな?」
「…………さぁ?ただの兵士かもしれませんよ?」
「…………………こ、れは、深入りしない、方が、良い、かな?」
「俺からはなんとも。」
「私は少なくとも契約するまではやめておくことをおすすめするね!」
「……………詳しくは聞かないけど契約しようかな。」
「分かりました。俺は契約魔法持ってますからね?」
「うん。何かあるのは分かってたよ。」
「ですよね。」
「これで良いですか?」
「うん。出来たかな?」
「大丈夫ですね。とりあえず最大値を増やす物を渡しますね。」
「…………MPだよね?」
「そうですね。入手方法は聞かない方が良いですよ。立場に繋がりますからね。」
「分かったよ。」
「5種類で1500ですよね?」
「そうだね。」
「それなら…このヘアゴムをつけてから確認してもらえますか?」
「………………2000増えてるんだけど見間違いかな?」
「2000の物を渡しましたよ。それが1番良い感じだったので。」
「………………立場については聞かないけど、私は何をすれば良いのかな?」
「うーん、今のところは俺からは何も無いですね。シルはどう?」
「私もだね!」
「それじゃあ先生の好きなように使ってください。」
「………………」
「どうしたの?」
「………それでこんなのを渡されるんだねって思っただけだよ。」
「ジュサはそのゴムをお兄ちゃんがどこから出したか見てた?紙とかはこの部屋にあった物だけどね!」
「………あれ?どこから出してたか分からないよ?」
「ここからですよ?」
「え?急に出てきたよ?」
「見覚えはありますか?」
「私の保管庫に似てる?」
「多分そうですね。俺は空間魔法を使えます。なので物を持つのは大丈夫なんですよ。」
「……………魔法を沢山持ってるんだね。」
「俺のメインの戦闘方法は魔法ですしね。」
「…………」
「そろそろ戻るね。」
「うん!バイバイ!」
「うん。」
「防音」
「お兄ちゃん、何個か聞きたいんだけどいい?」
「うん。」
「ありがとね!それじゃあまずは…あの魔法ってどんなものなの?」
「水球 保持。これ?」
「うん!」
「これは完全に見た目だけだよ。消費は変わらないけど威力は…俺の感覚ではいつもの5%くらいかな?」
「使えるのかな?」
「基本的には戦闘では難しいと思うよ。」
「お兄ちゃんも?」
「シルはどうだと思う?」
「余裕で使えると思うよ!必要かは別だけどね!」
「だよね。」
「うん!」
「次に侵攻の話だけどお兄ちゃんは同盟相手と属国と帝国の部隊って言ってたよね?」
「そうだね。」
「同盟相手って国?」
「どうなんだろうね?」
「それなら…1つ?」
「俺の考えではそうだね。」
「それなら他はいらないと思うよ?」
「まぁ、こっちの戦力が分からないからあれだけど…そうだろうね。」
「うん!」
「それから…お兄ちゃんが使えないものがあるって本当?」
「本当だよ。極超魔法ってあるよね?」
「うん!」
「あれの上だよ。例えば…世界樹の枝の上が世界樹の太枝だね。」
「どのくらい消費するの?」
「枝の100倍だね。」
「それは使えないね!」
「うん。」
「最後にパートムが来てもわからないってのはどうなの?」
「うーん…支配は難しいと思うよ。」
「他はどうなの?」
「時間がどれだけ掛かるか分からないからフェルに頼んだ方が良いね。」
「負けるとは思ってないの?」
「人間には負けないと思うよ。シルは?」
「私もだね!」
「だよね。正直俺が本気で戦っても勝てる気がしないくらいだからね。」
「そうなの?」
「うん。負けるかは分からないけど俺がパートムに対して決定打を与えられると思えないよ。」
「逆はどうなの?」
「あると思うよ。ただパートムは一応人間だから飛ぶことは出来ないんだよね。だから警戒してる俺に当てられるかと言うと難しいと思うよ。」
「飛べないのかな?」
「飛ぶのは無理だと思うよ。まぁ、ジャンプで意味の分からないくらいの高さにいくけどね。」
「飛んではなかったね!」
「うん。飛んでないだけだけどね。」
「そうだね!」
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