売却
「ニャロちゃん!モリンちゃん!」
「誰?これの知り合いなの?」
「そうだ!どうなってるんだ!」
「あー、そういえばこれ達にも理由を話してなかったね。私たちは盗賊とかじゃないよ。」
「そんな事は信じられん!」
「別に信じてもらう必要はないけど…話してあげるよ。村長が私の大切な仲間に危害を加えた…事とこれはおまけだけど私にも危害を加えようとしたからだよ。」
「あの村長が危害を加えただと?!嘘も休み休み言え!!」
「別に信じなくていいよ。関係ないからね。助けたいなら自分で買って解放したらいいと思うよ。じゃあね。」
「まt、」
(低下)
(「シル、1つ言っておくとシルはおまけじゃないからね?」)
(「そうかな?」)
(「うん。これに関しては知り合いは皆同じ考えだと思うよ。」)
(「うーん…」)
(「まぁ、納得出来なくてもそう思ってる人が居るって事は覚えておいて。」)
(「覚えてはおくよ。」)
(「とりあえずはそれで良いよ。」)
「俺が外に居るから2人に売却は任せても良い?」
「いいよ〜」
「ありがとね。」
「うん!」
「まーてー!」
「ん?あぁ、お前か。何の用だ?」(解除)
「用など決まっているだろ!」
「そうか。いくらか知らんが頑張れよ。」
「それは最後の手段だ!その前に詳しく説明しろ!」
「してやる理由も無いんだが……まぁ良い。暇つぶしに説明してやろう。まずは村に行ったんだ。ここに来るための中継地点としてな。泊まる条件として村長に会うことを言われたんだが、その時に…洗脳?をして来たんだ。その日の夜にそれを利用して更に危害を加えて来た。これだけだな。」
「村長にそんな事は出来ない!」
「どんな意味でだ?」
「力だ!」
「そうかもな。ただ、それは村長だけの話だろ?1人逃した奴が居るんだが分かるか?」
「……神…官…?」
「そうだ。面倒だから逃したんだが…神官が居ても出来ないか?」
「…分からん、、」
「表に出すようなものじゃないからな、分からないだろう。それで、否定出来るか?」
「………」
「素直に買った方が良いと思うぞ。2人ならな。」
「……」
「終わったよ〜」
「お疲れ様。どうすれば良いの?」
「もういいらしいよ〜」
「楽だね。それなら行こうか。」
「そうだね〜」
「防音。どのくらいになったの?」
「1930万だよ!」
「そんなにするんだね。」
「みたいだね!」
「1度戻ろうか。」
「うん!」
「ただいま!」
「おかえり。終わったのか?」
「しっかりと終わったよ!!」
「良かったな。」
「うんっ!」
「神官と村長は俺が持ってるんだけど、どうすれば良いの?」
「前と同じ場所に置いてもらえれば後はこっちでするぞ。」
「分かったよ。そういえば前のから何か出てきた?」
「特に無いな。」
「まぁ、ただの一般人だしそうだよね。」
「あぁ。」




