確保
「熊×15、殺さずに入り口に追い込め。」
『グルァァ!!』
「猫×30、村の端で監視しろ。」
『ニャー!』
(「来たのは捕らえたよ!」)
(「そこに熊って居る?」)
(「いるよ!」)
(「それならそこは熊と猫に任せて村の確認しようか。」)
(「うん!」)
「熊×10、猪×10。ここから何1つ逃すな。最悪殺せ。」
『グルァァ!!』
『グォォッ!』
「ここ居るね。」
「おっけー!」
コンコンッ
「こんばんは!」
「反応が無いね。」
「いいよね?」
「うん。」
「おっけー!」
シュン
ドンッ
「お、良いね。」
「そういう趣味なの〜?それならあの環境で何もないのも納得だね〜」
「俺は違うよ。」
「ソルはなの〜?」
「良く知らないけど軍人に多いらしいよ。」
「へぇー」
「次に行こ!」
「分かったよ。」
シュン
ザンッ
「こっちはこっちで良さそうだね。」
「どんな意味で〜?」
「お金。」
「…端的だね〜」
「まぁ、他は要らないからね?」
「それもそうだね〜」
「どこで売るの?」
「南かな。」
「わかったよ!」
「どのくらいになるかな?」
「何人いるの〜?」
「153人だね!」
「1人10万とか〜?」
「そんなにするのかな?」
「平均すればあるかも〜?」
「まぁ、売った事が無いから分からないね。」
「それを言ったらおしまいだよ〜」
「やっと見えてきた〜」
「もう朝だしね。」
「うん〜」
「なんだ?その人間は?」
「襲われたから捕まえて売りに来ただけだよ!神官とかはいないよね?」
「居ないな。それは物か?」
「そうだよ?人間に見えたの?」
「分からなかったから聞いただけだ。1人1000ルシャだ。」
「3000でいいよね?」
「3人だろ?」
「うん!」
「それなら問題無い。」
「わかったよ!どこに売れるか教えてもらえる?」
「入ってすぐに右に曲がった後、そのまま進めば分かると思うぞ。」
「ありがと!」
「あぁ。」




