表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
才と運での新生活〜〇〇○の☆☆から△△△する◇◇の運で沢山のことが決まる****世界の物語〜この人生?を楽しみたいな  作者: U・x・U
皇帝

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

367/482

話し合い



コンコンッ

「お迎えに上がりました。」

「分かった。」

ガチャッ

「案内は頼んだぞ。」

「承知いたしました。」



「ここは何の為の建物なんだ?」

「大聖堂にございます。」

「そうか。」



「こちらの部屋にございます。」

「あぁ。」

ガチャッ

「そちらの席にお座りください。」

「あぁ。」




「それでは始めさせていただきます。落ち着いて話をしてくださるようお願い申し上げます。」



「まずは自己紹介をいたしましょうか。私はティラギと申します。ラプナム炎国の神官長をさせていただいております。プラネス殿どうぞ。」

「プラネスと申します。グラバー海国の外交官です。」

「俺はシテュスだ。シャエフ武国の軍人だ。」

「私はパートムと言います。陛下の補佐をさせていただいております。」

「我はウィンヴァーだ。大ドースト帝国の皇帝だ。」

「ウィンヴァー皇帝陛下、1つお聞きしてもよろしいでしょうか?」

「あぁ。」

「ありがとうございます。皇帝とはどのようなものなのでしょうか?」

「複数の種族を支配下におく王の中の王だ。あくまで王の上で他だとどうなるか知らないがな。」

「ありがとうございます。」

「あぁ。」



「同盟協定の条件を詰めていきましょうか。ウィンヴァー皇帝陛下はどのような条件を求めますか?」

「大陸に近い土地と港を貸す事、街などに人を置く事の許可を出す事、必要に応じて情報を渡す事、必要な場合時に兵力を貸す事だな。何かあるか?」

「我が国には大陸に面する土地がありません。」

「奪還した後で構わない。他にあるか?」

「こちらも大陸側で渡せるところは無い。」

「どうしてだ?」

「大陸側の港は首都のみだからだ。」

「不可能か?首都機能を他に移せば良いだろう。」

「……っ!」

「それとも攻め取った方が良いか?」

「……くっ」

「舐めやがって!雷剣!」

「我に害すると言うのか?」

「当たり前だろうが!!」

「シャエフ武国の考えと捉えても良いのか?」

「……違う場所は無理か?」

「無理だな。」

「……仕方ない。嵐剣。」

「分かった。3人共、頼んだぞ。」

「承知いたしました。」

「分かりました。」


「俺がトップを相手する。2人で3人を相手できるか?」

「勿論です。」

「舐めやがって!!」

ザンッ

キンッ

「このくらいなら余裕だね!」

「万が一の時は我が対応する。パートムは1人を相手しろ。」

「承知しました。」

「2人は残りの3人を頼む。」

「はっ!」

「承知しました。」


「お二人とも落ち着いていただけませんか?!」

「我は大陸側の大きな港と土地を渡すならそれで良いんだがな。」

「その要求を受け入れる事は出来ない。」

「それならば攻め取るしか無いな。そういえば国力の差は分かっているのか?」

「大きな差があるのは知っている。だが、無抵抗で明け渡す事は出来ない!」

「それならば潰すだけだ。」

「陛下、あの物を見せつけるのは如何でしょうか?」

「これか?」

「はい。」

「それならばパートムが使ってみろ。」

「承知しました。」

「死ね!」

ザンッ

タンッ

ドンッッ

ドンッ


「これくらいなら万単位で保有しているぞ?今なら先程の条件で終わらせてやろう。拒否し滅亡するか、受け入れて首都を移して存続するか選ばせてやろう。どちらにする?」

「……待ってもらえないか?」

「1時間までだな。1時間後に返答をもらう。」

「…分かった。少し退出する。」

「分かりました。」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ