頼み
「ソル、1つ頼んでも良いか?」
「どんなもの?」
「シアンとボトロって知ってるよな?」
「うん。大陸南部の中央の国だよね?」
「あぁ。そこの種族は知ってるか?」
「あー、知らないね。」
「そうか。鉄纏人っていう種族なんだよな。」
「鉄を纏ってるの?」
「そうだな。人間が鉄を纏ってる見た目だな。特徴は筋力が高い事だな。その代わりに適応能力が低めだな。」
「そうなんだね。それがどう関係するの?」
「鉄纏人は元々人間らしいんだよな。変わった要因が多分アレだろうなって感じのものがあるんだが、近づくと鉄纏人に変わるらしいんだよな。ソルなら問題無いよな?」
「無いね。ただ、人間以外はどうなの?」
「多少変わりにくいらしいが、それでも変わるらしい。」
「そっか。それで、俺は何をすれば良いの?」
「調査だな。下手に持って来られても困るしな。写真とか物なら調べてくれ。」
「分かったよ。それと、鉄纏人が調べて無いの?」
「あぁ。調べようとすると痛みとか不快感が凄いって話だな。」
「分かったよ。うーん、騎龍人で良いかな?」
「変わっても大丈夫だよな?」
「うん。」
「それなら良いと思うぞ。」
「分かったよ。場所はどこなの?」
「えー、この点だな。」
「7個?そんなにあるの?」
「確実では無いけどな。」
「そっか。まぁ、行ってみるよ。」
「よろしくな。急がなくて良いからな。」
「分かったよ。」
「それから、シアンとシガニーの国境に9つの頭を持つ大蛇がいるんだが、近づかない方が良いからな。」
「そんなに強いの?」
「あぁ。1つの頭と胴体は不死で残りの頭は1つ潰したら、2つになって増えるんだ。それに加えて毒がやばい。近づいただけで毒にかかるし、当たりでもしたら一生治る事は無い。」
「毒の強さは?」
「1秒も持てば凄いな。」
「……よく国があるね。」
「まぁ、住処に近づかなければ大丈夫だからな。逆に言えば、近づけば大変な事になるって事だけどな。」
「そっか。まぁ、分かったよ。」
「あぁ。」




