復帰
ガチャッ
「うわっ!!」
「おかしいよね?!」
「そうだね!さっきの私もおかしかったよ〜!」
「戻ったんだね!」
「うん〜!セインにベッドで休むように言われて、寝転がったらすぐに寝てた。」
「それは疲れてたから?良いベッドだから?」
「どっちもだと思うよ〜」
「シトノって俺の部屋のベッドで寝た事無いよね?」
「そうだね〜」
「今度使ってみて。」
「…なんだか怖いよ〜?」
「大丈夫だよ。ですよね?」
「まぁ、大丈夫だね!……その時は。」
「…その後は〜?」
「落差が凄いよ!」
「……今度借りるね〜」
「うん。」
「中で出来れば良いのにね〜」
「確かにね。景色も弄れるしね。」
「…良い思い出が無いよ〜」
「…まぁ、あれはふざけてただけだよ。まともに使えば良いものだと思うよ。」
「そっか〜」
「あっ!」
「どうしたの〜?」
「ごめん。伝えてなかったけど、死霊魔法の低下率が7割になってるんだよね。」
「…マジか。今は数が必要だから問題無いが、戦力的には大丈夫じゃないな。」
「まぁ、うん。」
「7万くらいだね。このくらいで良いかな。」
「そうだな。」
「まぁ、俺はついでに10万までするけどね。」
「え?大丈夫なの?」
「身体から出れば疲れとか無いんですよね。」
「そうだったの?!」
「はい。マーキーに拾われた時に倒れてたのは、それまで大丈夫だったからなんだよね。」
「そうだったの?!初めて知ったよ!」
「まぁ、言う必要が無かったからね。今日はみんな休んでね。特にシルとシトノはね。」
「うん!」
「休むよ〜」
「どこで生産してるの?」
「こっちだな。」
「ここだな。空間がおかしくてめちゃくちゃ広いぞ。」
ガチャッ
「うわっ、広っ。」
「ここに出してくれ。」
「分かったよ。ジャスティススピリット×10万」
「あれに魔力を流し込むようにすれば良いぞ。」
「分かったよ。」
「便利だな。」
「そうだね。」
「今までのも合わせて3750万だね。」
「一気に増えたな。」
「そうだね。そういえば素材ってもっと要求出来るの?」
「出来るぞ。ただ、要るか?」
「今は良いかな。確認しておきたかっただけだね。」
「そうか。」
「そういえば南と西の国の農産物って増えてるの?」
「しっかりと増えてるぞ。教皇領もな。」
「教皇領も増えてるの?」
「あぁ。」
「そっか。」




