出会い
「こんにちは!」
「うん。こんにちは。多分シトノちゃんだよね?」
「そうだよ〜 よろしくね〜」
「私の方こそよろしくお願いするよ。」
「まともだね〜!」
「他の人がまともじゃないm……」
「どうしたの?シイ?」
「なんでもありませんよ。」
「そっか。シトノ、挨拶はまともだったと思うよ?」
「挨拶はそうかもね〜」
「初日もまともだった気がするよ?」
「そうかなぁ?まぁ、初日はそうでも2日目からは違ったよね〜」
「…まぁ、でもあの日に関してはシルの方がおかしかったよね?」
「そうだね〜 というかシルに関しては初日からおかしいよ〜」
「だよね。あの索敵はおかしいよね。」
「そうだね〜」
「それで今日はどうなさったのですか?」
「あー、寮の時みたいに話してね。」
「…分かったよ。」
「うん。用事は帝位継承権についてだね。」
「継承権?」
「そうだよ。まぁ、続きはセインのところでかな。」
「分かったよ。」
コンコンッ
「入っても良い?」
「はい。」
ガチャッ
「ありがとね。」
「私はセインだよ。いつも通りで良いからね。」
「分かったよ〜 私はシトノだよ〜 よろしくね〜」
「シイちゃんから少し聞いてるよ。」
「どんな感じで〜?」
「…センちゃんみたいだって。」
「……」
「まぁ、正しいね!」
「……」
「シトノの扱いは良いとして、話に入ろうか。」
「……酷いね〜!!」
「知らなかったの?!」
「知ってたよ〜!!」
「だよね。」
「それで本題だけど、セヴァンの親を隠すのをやめるって話だね。」
「良いのですか?」
「うん。元々隠してた理由が歳がおかしいって理由だったけど、もうおかしくても大丈夫な程度には力がついたからね。」
「分かりました。それでは陛下はお父さんですね。」
「えっ!」
「あれ?予想してなかったの?」
「してないよ〜!てっきり他の貴族とか皇帝の一族かと思ってたよ〜!」
「そうだったんだ。まぁ、そんなわけで隠さなくても良いからね。」
「分かりました。それなら、陛下もお気になさらずに接してくださいね?」
「…努力はするよ。」
「はい。」
「あっ、そういえばパートム、ホトサポさんって居たの?」
「あぁ。言ってなかったな。必要無かったよな?」
「まぁ、無いね。誰の為なの?」
「メインは王太子殿下とセイン様とセヴァン様だな。」
「……分かってはいたけど、皇帝が入ってないんだね〜」
「要らないだろうからな。」
「まぁ、要らないけどね。それと、王太子の健康はどうなの?」
「うーん、正直に言うと3年も無いかもな。」
「…そこまでなんだね。」
「そうだな。ここ最近急に悪くなったんだよな。」
「そっか。」
「……こんな事言って良いのか分からないけど、何か変わりますか?」
「……近衛の配置が変わるな。」
「……政治は変わるんですか?」
「……多少、ソルが表に出る事が増えるかもな。可能性は低いけどな。」
「……それだけですか?」
「……そうだな。」
「……問題あります?」
「……分からないな。」
「……」
「まぁ、パートムが実権を握ってるしね。」
「ソルが握っても良いぞ?」
「嫌だよ。面倒くさいからね。軍事面ならともかくね。」
「………教皇はこれに負けたんだね〜」
「そうだよ?まぁ、俺が0だとしたら教皇は−500とかだからね。」
「……そうだったね〜」
「うん。それに俺がしないのは政治だからね。軍事面は別の話だよ。」
「ソルが率いた事あったか?」
「……一応?」
「リアスト公爵家のときなら、俺とテンウがしてたと思うがな。」
「……自分だけで動いた方が早いからね。」
「それは間違いないが、どうなんだろうな?」
「西側との戦いも数年とか行くだけでかかるのはね。」
「仕方ない事なんだがな。」
「分かってるけど、遅いんだよね。」
「ソルと比べたらなんでも遅いだろ。」
「そこまでは求めてないけど、1ヶ月くらいで行けたら率いたかもしれないね。」
「……率いたか?」
「……可能性はあるよ。」
「……セヴァン様の教育はきちんとしないとな。」
「俺がしようか?」
「断る。反面教師なら良いけどな。」
「まぁ、頑張ってね。……絶対にセヴァンは大変だからね。」
「だろうな。今の恐怖の対象はソルだからな。」
「うん。まぁ、パートムもある程度は恐れられてるだろうけどね。」
「それでも俺には抑え切るのは無理なんだよな。」
「そこは仕方ないよ。まぁ、しばらくは抑えが効くかもしれないけどね。」
「そうだな。それでもいつかは反乱が起きるだろうな。」
「そうだね。俺はセヴァン以降が平和的に解決するならそれでも良いからね。」
「あぁ。」




