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才と運での新生活〜〇〇○の☆☆から△△△する◇◇の運で沢山のことが決まる****世界の物語〜この人生?を楽しみたいな  作者: U・x・U
皇帝

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出会い


「シトノっていつの日が空いてるの?」

「別にいつでもいいよ〜」

「分かったよ。少し待っててもらえる?」

「センと適当に話しておくよ〜」


(「パートム、今大丈夫?」)

(「大丈夫だぞ。何も変化が無い限りはする事が無いからな。」)

(「そうなんだね。それなら、そっちに行くね。」)

(「あぁ。」)


フュン


「どうしたんだ?」

「あの空間を使うって話なんだけど、その前について来られる?」

「まぁ、連絡は取れるからな。問題無いぞ。」

「ありがとね。」


フュン

フュン


「あっ、防音。」

「どうしたんだ?」

「シルが寝てるんだよね。起こすのは悪いからね。」

「シルでも流石に疲れたか。」

「うーん、さっきちゃんと眠れてるか確認したんだけど、疲れは溜まって無かったんだよね。」

「……精神面もか?」

「うん。いつもよりは少し疲れてたけど、その程度で肉体的には疲れが無いくらいだったね。」

「……シルらしいと言えばそうだな。」

「そうだね。それと溜まってた?ものがあったんだけど、それは安心感とか安堵感とかだったんだよね。」

「…まぁ、それは少し分かるかもな。」

「そうなんだね?」

「あぁ。……疲れはしたけどな。」

「………ぶっ飛んでるね。」

「…そうだな。本当に。」



「…そろそろ降りようか。」

「…あぁ。」



「あっ、」

「ん?どうしたの〜?」

「……やりそうな気はしてたけど!!忙しくて来られないと思ってたよっ!!」

「俺もそう思ってましたよ。というか、気づくの早いですね。」

「なんとなくだけどねっ!!」

「凄いですね。」



「…パートム閣下」

「数時間後ぶりだな。」

「そうですね!」

「………」


「…なんとなく分かるが、シトノか?」

「…そうだよ〜」

「…可哀想だな。」

「何が?」

「分かってて言ってるだろうに。」

「まぁ、どうせそのうち会うだろうからね。」

「…戦いの相手ってシトノなのか?」

「そうだよ。」

「戦いになるのか?」

「ならないよ〜!!」

「ほとんどの人とは戦いにすらならないですよっ!!」

「そうだよな。」

「戦いになる人が目の前に居ますけどね?」


「…1ついい〜?」

「どうしたの?」

「今のここの戦力ってどうなってるの〜!!」

「えーと、俺とパートムとシルと先輩とシトノだから、………滅ぼすだけなら、帝国…大陸も出来るかも?」

「………」


「…ソルだけで出来るだろ?」

「パートムもだと思うよ?」

「俺はキツイぞ?」

「それは範囲的な意味だよね?」

「まぁ。」

「「………」」

「絶句してるよ?」

「ソルにだろ。」

「パートムじゃないかな?」

「……どっちもだよ〜!!」

「そうだよっ!!」

「……」

「……そうですかね?」

「うんっ!!」

「……」



「まぁ、この話は良いです。あの空間って誰か使ってるの?」

「基本的には使って無いな。数ヶ月に1回くらいは近衛とかが使う程度だな。」

「次はいつなの?」

「しばらくは無いぞ。」

「そっか。シトノ、明日で大丈夫?」

「いいよ〜」

「ありがとね。じゃあ、明日も使うね。」

「あぁ。」



「あっ!」

「どうしたの〜?」

「今日の実験?パートム閣下見てないですよね?!」

「実験?ソルがしたのか?」

「そうだね。試し撃ちかな?」

「そうなのか。まぁ、見てないな。」

「酷かったんですよっ!」

「そこまでなのか?現実に居たよな?」

「そうですね!ただ、気持ち的に疲れたんですよっ!それに音で攻撃されました!」


「音は分かるが気持ち…ソルは何をしたんだ?」

「えーと、簡単に言えば10億のアレを使ったね。」

「アレか。ほぼ知らないからなぁ。やばいのは分かるけどな。」

「そうだね。ただ、力溜とあの解放のスキルも使ったんだけど、力が落ちてる時の攻撃にも全然耐えられなかったんだよね。」

「力溜は確か、半分くらい落ちるよな?」

「そうだね。」


「相手はどうしたんだ?」

「鉄の巨人だったね。強化出来るみたいだったからしてもらってたんだよね。」

「あー、そんなのも追加されてたな。どのくらい強化したんだ?」

「えーと、先輩覚えてますか?」

「うんっ!初めが1倍、その次が10倍でしたね!どっちも1発で倒されましたけど!その次が20倍でこれは耐えましたね!次の魔法で倒されましたけど!」


「どのくらいの魔法を使ったんだ?」

「消費で言えば………先輩、倒れないでくださいね?」

「…うん!」

「10倍までが6MP、20倍が24MPだね。」

「…やっぱりその杖やばいだろ。」

「うん。俺が1番思ってるよ。」

「だよな。」

「うん。先輩、大丈夫ですか?」

「…うん!なんとなく分かってたからね!」

「それなら良かったです。」


「…私はそんなのを使う相手の的になるの〜?」

「まぁ、そこまでの威力は出ないよ?…多分ね。」

「……多分って、」

「今の話は初めに言ったけど、弱くなってるんだよね。」

「……そうだったね〜」

「それに、あの空間よりも現実の方が多分強いからね。強化してからやらないと意味が無いかもしれないよ。」

「そうなのか?」

「うん。あそこは誰の領域でも無いみたいなんだよね。」

「あー、それは確かに大分違うな。」

「うん。ただ、解放は大き過ぎると思うからね。」

「領域内ならそれ以上だと思うけどな。」

「どうだろうね。パートムって雷槍見てた?」

「あぁ。」

「比べられる?」

「まぁ、ある程度ならな。」

「お願いしても良い?」

「分かった。」

「ありがとね。」


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