パートムとの契約
案内された部屋で俺は、シルと話していた。パートムは、どこかに出かけていった。
「お兄ちゃん、パートムさんにどこまで話すの?」
「どうせ、怪しまれてるだろうから、こっちから、物を生み出せるということを話そうかなと思ってるよ。それと、その時に協力してほしい。」
「協力はもちろんするよ!ただ何をすればいいの?」
「シルが契約魔法を使ってるように装ってほしい。」
「どうしてなの?」
「流石に3つもそんな魔法やスキルを1人が持ってるとガチャの正体がバレる可能性が高くなるからね。」
「そっか。わかったよ!でもどうすればいいの?」
「契約魔法の説明をシルが話して、紙に署名してくれたら、それでいいよ。」
「説明をするのはいいけど、どんな契約にするの?」
「話した事を伝えなくなるようにするよ。あと、話すことは、俺が物を生み出せるってのと空間魔法を使えるってことだけだよ。」
「嘘は、言わないけど、全部言うわけではないってこと?」
「そうだよ。」
「じゃあいつ話すの?」
「契約書を用意する必要もあるから、数日後かな。」
「おっけー!」
それから1人になった後、ステータスを確認した。
人間 (魂)
レベル15
G
MP 1060 20+460+220+120+240 最大 1060
力 10+0+70
魔10 +230+110+60+120
速 5 +110+90
スキル
実体化8 CT 60時間 20秒 全身 MP60
ガチャ ノーマル 1回 100 pレア1回 1500p スキル1回 10000p 魔法1回30000p
50005p
憑依 3 人間と異種族、普通の動物の死体に憑依できる
器生成 1 物を消費して死体をを生成できる
魔力強化 6
力強化3
速強化4
暗視 暗い場所にいると明るく見える
暑さ耐性1
寒さ耐性1
飢餓耐性1
合成1 物と物を合わせ上位の物にする。
抽出1 物の効果や性質を取り出す
魔法
中級
火魔法
水魔法
風魔法
土魔法
光魔法
闇魔法
空間魔法 2 倉庫 物だけ
最大容量 10×10×10メートルの大きさ
契約魔法1 先に発動をすることを言ってから契約書にサインをした者に契約を守らせる。 偽名などで書いたら、発動ができない。
称号
非物質 実験体 下剋上 6属性魔法の使い手
(pどう使おうかな?レアかなぁ?まぁ、とりあえず契約できたら考えようかな。疲れたし、今日はもう休もうかな。)
それから数日が経った。契約書が用意できたから、シルと一緒にパートムと話すことにする。
「パートム話があるんだけど今いい?」
「どうした?問題ないぞ。」
「俺の力について話しておこうかなって思ってね。」
「どうして、話そうと思ったんだ?」
「パートムからしたら、怪しすぎると思うからかな。ただ契約してほしいけどね。」
「どんな契約だ?」
「そこは、シルから話があるよ。」
「私が契約魔法を持ってるんだよね!だから、それで契約してもらおうと思ってるよ!契約書は、これだよ!」
「契約魔法か。内容は、これから話すことを他の人に伝えられない。と、これだけか?」
「そうだよ。広がって欲しくはないけど絶対教えられないわけじゃないからね。怪しさが減ってくれればいいからね。」
(探られて何かバレると困るからな。)
「わかった。契約しよう。」
「おっけー!じゃあお兄ちゃんよろしく!」
(しっかり魔法が発動したな。)
「わかった。じゃあまずは、俺は空間魔法を持ってる。」
「空間魔法か。それで大量の武器を持ってたのか。」
(少し前に賊の持っていた武器を合成して、ある程度質を上げて、売ったからな。絶対そこも怪しいからな。まぁ予想はついてた気がするけど。)
「そうだよ。まぁこれは、本題じゃないけどね。」
「そうなのか?これでも怪しさは、薄れたと思うが。」
(多少は、薄れたかもしれないけどたくさん武器を持ってたのがそもそも怪しいからね。)
「じゃあ本題に入るけど、俺はとあるものを消費して物をランダムに手に入れることができる。」
「とあるものってなんだ?」
「多分、生命力だよ。」
「生命力か、それで何が出るんだ?」
「消費で変わるけど、石や武器、ポーションとかが出るよ。」
「武器ってどんな物が出るんだ?」
「剣や槍、弓とかだね。まぁ色々出るよ。」
「これとかで武器をたくさん手に入れたんだよ。ただランダムだから、これから、どうかは分からないけどね。」
(売ったのは、賊の持ってたものだけどね。)
「それはいま使えるのか?」
「使えるよ。やってみようか?」
「あぁ。」
(さすがにノーマル1回で高いレア度のものは、出ないと思うけど、ちょっと怖いな。まぁいいや。)
「じゃあ行くよ。」
俺はノーマルガチャを1回引いた。
するとそこには、青の光と一緒に大きな魚が出てきた。
(おぉ、青が出てくるとは思わなかったな。)
「こんな感じだね。」
「本当に出てきたなぁ。確かにこれがたくさんできるなら、多くの武器を持っていてもおかしくはないか。」
(これで警戒は、薄くなってくれたらいいけど。)
「まぁ生命力がいるから、そんなに簡単じゃないけどね。」
(ノーマルは、別にそんなに消費しないけどね。)
「生命力かぁ。」
「稼げる事何か無いかな?」
「安全性を考えたら、動物や魔物を倒す事だな。」
「考えなかったら?」
「夜に裏路地に入ったら、たくさんの人間が歓迎してくれるだろうさ。 まぁ勧めたくは、無いけどな。」
(どうしようか。実際効率は、人がいいからなぁ。問題にならないなら、やってもいいな。ただ魔法は、使いにくいからなぁ。あとでガチャを引いて、その結果で決めようかな。)
「ありがとう。じゃあ人と会いたくなったら、紙にでも書いて置いておくよ。」
「まぁ、無事に帰ってこいよ。建物とかは、金でどうにかできるから、危なくなったら、魔法でもなんでも使え。」
「わかったよ。じゃあとりあえず部屋に戻るよ。」
「あぁ。」




