説明
「ソル、1つ聞いても良い？」
「どうしました？」
「どのくらい上がったの？」
「……それを聞きます？」
「………それなら、聞かなくても、」
「仕方ないですね！話しますよ！」
「いや！良い、」
「悪名強化だけで38万ですよ！！幻影ベッド、念力。」
ポンッ
「……………それ本当なの？」
「そうだよ。」
「………最大の敵って教皇なんじゃないのかな？」
「まぁそうかもね。それと、これが攻撃が効かない理由だけど、納得できた？」
「出来たけど、教皇……」
「本当にそうだよね。」
「そうだね〜」
「う、ん？」
「セン起きた？」
「シル？」
「うん！」
「えーと、あっ！水球！水球！」
「水球」
パチャッ
「2回使ったはずなのに……」
「しょうがないですよ。魔も凄いことになってますからね。」
「……」
「あー、それとそのローブ俺は使わないと思いますね。」
「……そっかぁ、これをかぁ。」
「どうしたの〜？」
「…これ着てみてから、ステータス見て。」
「………」
「そうなるよね！」
「…うん」
「100万弱からすると、誤差ですからね。」
「…100万弱って、正確なのは分からないの？」
「どっかの教皇の影響で変わりまくって1秒後には変わるんだよね。」
「…教皇……」
「まぁ、うん。最早最大の味方かもしれないよ。」
「本当にありそうなのが……」
「というか、どうしてこんなにペラペラ喋ってるの？」
「問題無いからだよ？勝手に強化されたからね？」
「……本当に酷いね。結果的にだけど。」
「…強化されなくても変わらなくない？」
「まぁ、そうですね。」
「そうなの〜？」
「うん。あのドラゴンいるよね？」
「そうだね〜」
「あれがえーと、20匹以上居るって言ったらどうする？」
「……………」
「まぁ、実際は違うよ？」
「そうなの？」
「うん。召喚は出来るけどね？」
「………大して変わらなくない？」
「変わりはするよ。俺の近くじゃないとダメだからね。」
「そっか〜」
「あっ、そういえば前に人間辞めてるって人の話してたよね？」
「あー、あれって本当なの〜？」
「本当だね。前に戦ったんだけど、植物属性の超級魔法を100回分まとめて使ったのを斬ったからね。人間辞めてるよ。」
「………どっちも人間辞めて無いかな〜？」
「辞めてるよ！見てたけど、どっちもおかしかったよ！」
「見てたんだね〜」
「うん！あっ！そう言えば、魔法を改造したらやばく無い？」
「あー、消費を気にせずに1回作ってみますかね。」
「………1回で国滅ぼせない？」
「うーん、大きさによるけど今の状態でいけるよ？」
「……教皇ってアホ？」
「直球だね。」
「だってね〜 そんなのに喧嘩売っただけで無く、強化までしてるってただのアホだよ〜」
「まぁ、そうなんだけどね。滅ぼす気なら多分すでに滅んでるよ。」
「良かった〜 滅ぼす気が無くて〜」
「そうかもね。まぁ、技術力は油断出来ないかなぁ？」
「そうなの？」
「うん。あの写真の攻撃は魔法じゃないんだよね。」
「そうなんだね〜」
「そういえば、ソルはあの超級を防げるの〜？」
「うーん、完全には難しいかもしれないね。だから、もしも教皇側が使って来たらどうなるか分からないね。」
「難しいの〜？」
「うん。あれを防ごうとすると、どうしても周りに被害が出るんだよね。どっちにしても街は壊滅的な被害を出す事になると思うよ。」
「その可能性はありそうなの〜？」
「うーん、あれを使ってくるのは無いかな。ただ、戦いが起きる可能性はあるね。」
「ソルと戦いになるの〜？」
「今知ってるものだとならないね。ただ、いろいろ隠してるだろうからね。分からないよ。」
「そっか〜」
「少し前には魔法を無効化してくるのも居たからね。」
「強くない？」
「強いけど、それだけなんだよね。先輩は気をつけてくださいね。」
「分かったよ！」
「シルは大丈夫なの〜？」
「まぁ、大丈夫だと思うよ。うん。」
「……」
「そろそろ戻ろうか。」
「そうだね〜」
