表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
才と運での新生活〜〇〇○の☆☆から△△△する◇◇の運で沢山のことが決まる****世界の物語〜この人生?を楽しみたいな  作者: U・x・U
皇帝

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

268/481

西側


「ソル、良いか?」

「どうしたの?」

「サースライナー公爵領であるものが見つかったんだ。」


「防音。何があったの?」

「この球体だな。」

「これはどんな効果なの?」

「魔力を貯めておいて、必要な時に引き出す事が出来る。ただ、今までは管理されてなかった事もあって、大昔に貯められていた魔力を少しずつ放出してたみたいだな。」

「それのせいでサースライナー公爵領は魔物が多かったんだね。」

「みたいだな。」


「どのくらい貯まるの?」

「最大1億らしいな。」

「1億って、それは何の為に作られたんだろうね?」

「分からんな。ただ、個人用では無いだろうな。」

「そうだろうね。それどうするの?」

「ソルいるか?」

「良いの?」

「まぁ、俺は1万も無いからな。他も変わらん。」

「じゃあ、とりあえず持っておくよ。何かあれば言ってね。」

「あぁ。それと、これが西側の大国のお金だな。基本的に使えはするぞ。無駄な事が多いがな。」

「ありがとね。」

「大丈夫だ。」


「研究ってどうなってるの?」

「外洋船は出来てはいるが、大陸の発見には程遠いな。」

「まぁ、そこは10年100年単位だろうからね。」

「そうだな。」


「それと、今の兵数はどのくらいなの?」

「常備兵が人間40万、鬼100、吸血鬼300、鯨50、龍人3500、ドワーフ20万だな。徴兵すれば、人間、龍人、ドワーフは増えるぞ。」

「配置はどうなってるの?」

「人間は帝国内に20万、ドワーフ領に15万、龍人領に5万だな。他はそのままだな。」


「そっか。エルフはどうなってるの?」

「北の3分の1程度を制圧してるみたいだな。」

「そっか。鯨を威圧用に派遣とかしても良いからね。」

「分かった。」

「じゃあ、そろそろ行くね。またね。」

「あぁ。またそのうちな。」

「うん。」



「じゃあ、行来ましょうか。」

「うん!」

「そうだね!」

「じゃあ、憑依しますね。」

「うん!」


「解除。」

「ここが…」

「そうだね。入りましょうか。」

「うん。」


「うーん、何かありました?」

「ボクも無いね。」

「あったよ!!これだね!」

「えーと、西側の中での東の大国のニアランド王国のカヘネ商会の子供…うーん、分からないね。」

「そうだね。まぁ、どうせ通るよね?」

「その予定ですね。」

「じゃあ、その時に探せば良いよね!」

「それはそうですね。まぁ、俺としてはどっちでも良いんですけどね。」

「私が良くないよっ!!」

「ありがとね。」

「うん!」



「えーと、大丈夫そうですね。移動。」


「解除。」



「あれは軍かな?」

「そうなの?」

「はい。あそこに5人居ますね。まぁ、逃げる必要は無いですよ。」

「そっか!」

「はい。」



「君達はどうしてここにいるの?」

「東の方から来たんですよ。大きな街に行く為にですね。」

「街の場所は分かる?」

「はい。」

「それなら、気をつけてね。」

「分かりました。」



「普通に終わりましたね。」

「そうだね!ここって治安どうなの?」

「聞いた話だと、ここは元々別の種族がいて、それを征服したみたいなんですよね。それで、その種族が正面戦闘を避けて被害を与えてるみたいですね。」

「種族は分からないの?」

「そうですね。聞いても良かったんですが、そこまで聞くのもつまらないかなぁと思ったので。」

「まぁ、全部分かっても面白く無いかもね!」

「そうですよ。」


「あそこが街ですね。」

「名前は分かるの?」

「知らないですね。正直ここからは知らないです。わざと聞かなかった感じですね。」

「余裕があるんだね!」

「実際ありますからね?」

「そうだね!」


「壁高く無い?」

「まぁ、侵攻の拠点ですからね。攻められる事もあり得る場所だから堅くしてると思いますよ。」

「そうなんだね!」

「はい。」


「次は3人かな?」

「はい。」

「どうしてバウカに来たのかな?」

「観光とお金を稼ぎにですね。」


「どうやって稼ぐつもりなの?」

「特に考えて無いんですよね。何かありますかね?」

「そうだね、冒険者ギルドって言うのがあるよ。」

「冒険者?ギルドはなんとなく分かりますが、冒険者ってなんですか?」

「簡単に言えば雑用かな。出来たのが3年くらい前だから遠くから来たのなら知らないのも無理は無いね。」

「急に出来たんですね?」

「そうだね。理由は僕には分からないよ。それと、入って良いよ。」

「ありがとうございます。」


「冒険者ギルドの場所は入って、2つ目の十字路を右に行くと、人が集まってるところがあるんだけど、そこだからね。」

「ありがとうございます。」

「大丈夫だよ。」



「なんだか丁寧だったね!」

「そうだね!」

「あそこまで丁寧なのは見た目も関係してそうですね。」

「そうだね!センの見た目は子どもだからね!」

「シルも変わらないよっ!!」

「センよりは大人みたいだよ!」

「シルの方が子どもの見た目だと思うよ?!」

「俺はどうなんですか?」

「ソルはシルよりも大人みたいだね!」

「うん!センよりもね!」


「ありがとうございます。それと、そろそろ見えて来ますよ?」

「あー、本当だ!気づかなかった…」

「私も一緒だね…」

「アハハッ」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ