発表と到着
「少し合成と分離しますね。」
「うん!」
指輪
MP消費減の効果が付いている
何かを取り出す系統を強化する。抽出が1番効果が出る
ものを動かす系統を強化する。念力が1番効果が出る
思考の強化の系統を強化する。並列思考強化が1番効果が出る
時間に関する系統を強化する。時魔法が1番効果が出る。
召喚の系統を強化する。死霊魔法が1番効果が出る。
召喚の系統を強化する。増幅魔法が1番効果が出る。
実体のない系統を強化する。幻影魔法が1番効果が出る。
物を操る系統を強化する。血魔法が1番効果が出る。
時間に関する系統を強化する。物過知が1番効果が出る。
溜めて解放する系統を強化する。力溜が1番効果が出る。
負担をかける系統を強化する。過使用が1番効果が出る。
力強化を強化する。
暑さと寒さの耐性を強化する。
契約魔法を強化する。
日光の耐性を強化する。
毒の耐性を強化する。
質が高い
「長っ!!」
「本当にそうですよね?ただ、新しく何か着けるのも邪魔なので、仕方ないです。」
「そっか!」
「はい。」
「4000本増えましたね。」
「そうだね!」
「ソル、準備出来たか?」
「国名と皇帝と従うなら種族は関係無い事を話すだけで良いんだよね?」
「あぁ。その程度で大丈夫だ。」
「分かったよ。じゃあ、行こうか。」
「あぁ。」
「本日は我らが陛下よりある発表がある。しっかりと聞くように!」
トントン
トントン
「我はウィンヴァーである。今日は3つ話す事があり、この場を用意させてもらった。まず1つ目は我は複数の種族を支配する皇帝になった!それに伴い2つ目だ、国名の変更を行う。その名は大ドースト帝国だ!そして、ここ王都も帝都に変わる。」
「3つ目は我の考え方についてだな。我は種族で考える事をしない。我に従うのなら保護してやる。どのような種族だろうとな。そして、逆に我に逆らうのならどんな種族であろうと関係無い!降伏か滅亡するまで攻撃が終わる事は無い!もしも、今この場に反逆を考えている者が存在するのなら、しっかりと考えてから行動するべきだな。我は容赦無く対処する!以上だ。」
「どうだった?」
「大丈夫だろう。まぁ、国名と皇帝の話が薄れたとは思うが、問題無いだろう。」
「なら良かったよ。」
「あぁ。」
「そういえば、学校って遠くに行ったりしないの?」
「ソルはしたいのか?」
「まぁ、魔心石も欲しいし一応俺の目的は旅だからね。」
「そういえばそうだったな。遠くってどの辺までが良いんだ?」
「うーん、ある程度数がいて、知能が無いか限りなく低いのって居る?」
「そうだな、サースライナー公爵領の西の辺りに魔物の牛の群れが居るぞ。」
「それはどのくらい倒して良いやつなの?」
「別に殲滅して良いぞ。あくまで魔物だしな。今も居るのは近づかなければ襲って来ないって理由だからな。」
「そうなんだね。それと他の学年と混ぜてもらえない?」
「センストだけじゃないのか?」
「うん。3年はどっちでも良いんだけど、1年に多分王家に復讐しようとしてるのが居るらしくてね。まぁ、誰か知らないし、脅威じゃないからどうでも良いと言えば良いんだけどね。」
「そうか。個人か?」
「3人組らしいよ?」
「3人か。多分、分かるがそれにするか?」
「そうだね。よろしく。」
「あぁ。3年はどうしたい?」
「うーん、2、3年が3人ずつで1年が5人の合計11人で考えてるけど、良いかな?」
「そうだな。問題無いな。」
「分かったよ。なら、レイトって人とホトサポって人にしてもらえる?」
「分かった。2年はシイサでいいよな?」
「うん。」
「じゃあ、準備しておく。」
「ありがとね。」
「そういえば、シルの親はいつ来るの?」
「そろそろだと思うぞ。」
「分かったよ。どんな理由で呼んでるの?」
「医療魔法が足らないから来てくれって言ってある。」
「それは本当なの?」
「緊急では無いが、足らないのは本当だな。」
「そっか。なら不自然では無いね。」
「あぁ。」
「着いたら、学校に来てもらうって事で良い?」
「あぁ。場所を伝える。」
「ありがとね。」
「あぁ。」
「それと、ホキス地方はどう?」
「特に何も無いな。あの脅しが効いたみたいだな。戦力も集まって無いぞ。」
「そっか。ありがとね。」
「あぁ。」
(「ソル、親がそっちに向かったぞ。」)
(「分かったよ。ありがとね」)
(「あぁ。」)
ポーン
「ん?お客さんを呼んでる人いる?」
「居ないみたいだね。」
「私が行って来るよ!」
「よろしくね。」
「うん!」
「……知らないの?」
「…知ってるよ。」
「……そうだと……思った。」
「…うん。俺よりもシルの方が良いと思うからね。」
「…それは善意なの?」
「…まぁ、7割善意かな?」
「…3割は?」
「…驚かせたいからだよ?」
「…ソルらしいわね。」
「…そうかもね。」
「…ソルにしては善意の割合が高いね!」
「…そうですね。まぁ、数年ぶりですしね。」
「…そっか!」
「…はい。そろそろだと思いますよ。」
「……ドア……あけるよ。」
「…よろしく。」
キィ
「うわぁぁぁ!!久しぶり!!」
「元気だね。」
「そうね。」
「ソルは行かないの?」
「行きますよ。先輩達もですよ?」
「ボク達も?」
「そうですよ。親からしたら見たいと思いますよ?」
「そうなのかな?まぁ、良いかな!」
「はい。行きましょう。」
「うん!」
「久しぶりだね。2人とも。」
「そうだね。リーソル 。」
「そうね。ありがとね、シルを見ててくれて。」
「大丈夫だよ。」
「私はマーキーだよ。よろしくね。」
「私はマージントよ。よろしくお願いするわ。」
「ボクはセンストだよ!こっちこそよろしくね!」
「私はサバンよ。よろしくね。」
「俺はソログだな!よろしくな!」
「……メリス……よろしく。」
「私はシイサです。よろしくお願いします。」
「2人の話を聞かせてもらえないかな?」
「良いよっ!!」
(「先輩?変な事を言う気ですか?」)
(「……」)
「シルは元気に訳の分からない動きをしてるよ!」
「想像が簡単に出来るわね。」
「そうだね。変わって無いね。」
「そうだね。ただ、警戒心は強くなったかな?」
「うん!」
「そうなんだね。良かったよ。」
「次がソルだね!」
(「先輩?水が飛んで来るかも知れませんよ?」)
(「……」)
「ソルはボクを弄って遊んでるよっ!!」
「水落、水球」
パチャッ
「せんぱーい…発動、嘘は駄目だと思いますよ?」
「……っ!」
「みんな、そんな事無いよね?」
「うん!そうだね!」
「……そうだね……セン、嘘は……駄目」
「…そうだよ。」
「せんぱーい、どうですか?」
「…サン、ログ!」
「…発動。サン?」
「…ノーコメントね。」
「…発動。ログは?」
「……そうだな。」
「だよね?せんぱーい、らしいですよ?」
「……」
「まぁ、リーソルそのくらいにしてあげよう?」
「分かったよ。良かったですね?」
「そうだねっ!!」
「元気ですね。」
「誰のせいだろうね!!」
「元気なのは良い事ですよ?」
「そうだけど、今は違うよっ!!」
「そうなんですか?俺には分からないですね?」
「…まぁ、良いや!真面目に言うと、魔法がやばいね!」
「それも想像通りだね。」
「そうね。」
「お父さんとお母さんはいつまで王…帝都だったね!帝都に居るの?」
「特に決まってないよ。」
「そうなの?」
「そうだよ。少なくとも数年はいる事になりそうだね。」
「そっか!どこに居るの?」
「この書いてあるところ分かるかな?」
「ここは、うん!大体分かったよ!」
「良かったよ。いつでも来て良いからね?」
「うん!」
「それじゃあね?」
「うん!またね!」
「そうね。またそのうちね。」
「先輩、嘘は駄目ですよ?」
「……木槍、氷槍、土塔、土槍!」
「風城 ツヴァイツィヒ」
「危ないですね。」
「余裕だよね!!」
「はい。余裕でしたね。」
「なんだか、それはそれで腹立つねっ!!」
「なら、危なかったですよ!」
「それも腹立つねっ!!」
「うーん、思いつかないですね。諦めてください。」
「……」




