物の進化とガチャ
「ソル、物も進化できるって言ってたよな?」
「言ったね。うーん、普通の剣にしてみるよ。」
「あぁ。」
「これは、まぁ普通だね。1つだけで、良質な剣ってなってるね。消費は100だね。」
「まぁ、普通だな。普通の武器だしな。問題なのは…」
「これとかだよね。」
「あぁ。」
「とりあえず、確認してみるよ。うーん、名前は良質な短杖だね。ただ、4つあるね。」
「どう違うんだ?」
「えーと、今の性能がこれなんだけど、」
短杖
威力上昇+++と安定性☆+とMP消費減☆のついた短杖
質がいい
「全部を上げるか、それぞれに特化するかだね。」
「どうするんだ?」
「うーん、消費かな。他よりも困る事が多いからね。」
「そうか。どのくらい使うんだ?」
「全部同じで、10000だね。」
「多いはずなんだが、感覚が麻痺してるな。」
「そうだね。うーん、見た目は変わってないね。」
「そうだな。性能はどうだ?」
「えーと、」
短杖
威力上昇+++と安定性☆+とMP消費減☆☆++のついた短杖
質がいい
「+が7個増えてるね。」
「これは消費どうなるんだ?」
「氷壁、えーと、半減してるね……」
「実質MPが倍になったようなものか?」
「俺は魔法がメインだから、そうだね。」
「次いくか?」
「そうだね。問題のローブだね。」
「今どのくらいなんだ?」
「2000だね。」
「そうか。」
「うん。これは1つで、MP特化だけだね。消費は3万だね。」
「そうだろうな。それで十分だろうがな。」
「そうだね。進化してみるよ。」
ローブ
MPが4500上昇する効果がある。
質がいい
「……ボクのMPって2500くらいなんだけど…」
「私は1000と少しだよ!」
「ソル、これ着けたらどうなるんだ?」
「えーと、あっ、10000超えるね。」
「俺は7000くらいなんだが…」
「先輩はともかく、パートムは十分だと思うけど?」
「それはそうだが…まぁ、俺は良いな。」
「先輩、大丈夫ですか?」
「大丈夫だよ。うん、今のところはソルにできない事もあるからね。」
「別に問題ない思いますけどね。俺もどうせパートムからすると、一蹴されるだろうからね。」
「俺、攻撃よりも防御の方が得意なんだよな。だから、ソルが本気で守りにかかったら一蹴は出来ないと思うぞ?」
「一蹴できなくとも大して変わらないよね?」
「…まぁ、」
「と言う事で先輩、気にしないでくださいね?」
「うん!」
「それで良いですね。」
「先輩の杖は、強化する事ありますか?」
「特に無いよ!」
「分かりました。シル、剣貸してもらっていい?」
「うん!」
「ありがとね。今が、」
剣
耐久性☆と攻撃力☆の上昇の効果が付いている剣
質が高く切れ味が良い
「これだね。選択肢は3つだね。どうする?」
「うーん、攻撃かな!」
「分かったよ。はい、できたね。」
剣
耐久性☆と攻撃力☆☆++の上昇の効果が付いている剣
質が高く切れ味が良い
「氷壁、これ切ってもらえないかな?」
「うん!」
シュッ
ザンッ
「軽いね!」
「……余裕あったよね?」
「うん!」
「怖いね!」
「大丈夫だよ!センが敵にならないならね?」
「なら、大丈夫だね!」
「良かったよ!」
「パートムはどうするの?」
「俺は問題無いから今はいいな。何かあったら頼む。」
「分かったよ。」
「あっ、」
「今度はどうしたの?!」
「ローブを確認してたんです。そしたら、まだ進化できるみたいです。消費は大きいですけどね。」
「……どのくらいなの?」
「さっきが3万で次が300万なので100倍ですね。」
「どうするの?」
「今、生命力が多いですから、しようと思います。」
「そっか!どうなるかな?」
「分からないですね。やってみますね。」
「うん!」
ローブ
MPが6500上昇する効果がある。
質がいい
「うっわぁ…」
「パートム、これって国宝とかにならない?」
「…一応ならないくらいだな。」
「それなら、ここにあと1000くらい増えたらどうなるの?」
「なるかもな。」
「そっか。まぁ、良いかな。」
「そうだな。」
「ガチャは、うーんどのくらいしようかな。とりあえずスキル5回、魔法5回で良いかな?」
「そうだな。」
「まず、スキルは持久力と視力の強化と窒息の耐性と地図を頭の中に出せるものと悪名が高い程、力が上がるものだね。」
「そうだな。最後の以外は一応後天的に得ることができるな。最後のは無理だな。」
「まぁ、問題は無い感じかな?」
「あぁ。」
「なら良かった。」
「次が魔法だね。死霊、時、音、液体、増幅魔法だね。」
「うーん、どれも珍しいな。特に時と増幅魔法だな。」
「それぞれ何が出来るの?」
「分かりやすいのからいくと、液体魔法は液体を操って色々出来る。音魔法は防音の空間をつくったり音で攻撃したり出来る。次は時魔法だな。レベルが上がったら、分からないが、低いうちは多少自分や自分よりも弱い相手の速度を変える事だけだな。ここまで良いか?」
「うん。」
「次は、死霊魔法だな。死霊魔法は基本的質は低いが数を出せる感じだな。召喚するのに心臓や魔心石が必要で嵩張る事もあって、使いにくいんだが、ソルなら問題無いな。ただし、強い奴の物はセンストに渡した方がいいぞ。」
「どうして?」
「そもそも、呼ぶ奴は生前の大体5割以下になるんだ。割合だから、強い奴ほどマイナスが大きくなるからだな。」
「分かったよ。」
「最後が増幅魔法だな。これは、数を増やす感じだな。」
「数?」
「あぁ。増やすと言っても、自分の影響下から取り出す感じだな。ソルなら空間魔法の中も対象だな。例えば、弓矢を使うと、1本矢が飛ぶよな?」
「そうだね。」
「それが10本、100本、1000本と増やせる。」
「消費は?」
「ほぼないみたいだな。まぁ、物が消費されるがな。」
「うーん、今の力なら、適当に石でも投げれば使えそうかな?」
「多分な。そもそも、ほぼ無いのもあってよく分かって無いんだよな。」
「そうなんだね。」
「あぁ。」




