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才と運での新生活〜〇〇○の☆☆から△△△する◇◇の運で沢山のことが決まる****世界の物語〜この人生?を楽しみたいな  作者: U・x・U
後処理と王様

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ハトジケ公爵への要求

試しに地図をつけてみました。雑です。


挿絵(By みてみん)


「陛下、どうぞ。ここをこうしてお使いいただけます。」

「あぁ。」

『ハトジケ公爵家です。どなたでしょうか?』

「我はウィンヴァーだ。公爵は居るか?」

『陛下でございますか?』

「そうだ。」

『お待ちいただけますか?』

「あぁ。ただし1時間までだな。」

『ありがとうございます。』


『陛下、ハトジケ公爵です。お待たせして申し訳ありません。』

「問題ない。」

『ありがとうございます。』


「要件を伝えるぞ?」

『はい。』

「公爵位と領地の返還、それと公爵家から人質をそうだな。2人以上出すのなら攻撃を辞めて、他の領主として残してやろう。この要求はソウン伯に確認をしてくれと言われたから言っている。」

『……』

「今の王家は確かに弱体化しているが、勝てると思っているのか?」

『…いえ、そのような事は考えておりません。』


「そうか。おそらくこれが最後だからな。それと1つ伝えておく。既に戦力を送っている。それも、こちらの切り札を使っている。意味は分かるな?」

『……はい』

「勝てると思うのなら抵抗すれば良い。こちらの守りは十分あるからな?勝ち目があるかは…まぁ、しっかり考える事だな。」


『陛下、交渉していただけないでしょうか?』

「そうだな。まぁ、良いぞ。ただ、分かってると思うが、時間稼ぎなど意味ないからな?」

『分かっております。あの方が動いているのであれば勝ち目などありません。』

「分かっているなら良い。そうだな。今日の19時から空いているか?」

『19時、少しお待ちいただけますか?』

「あぁ。」

『ありがとうございます。』


『お待たせして申し訳ありません。』

「大丈夫だ。」

『ありがとうございます。19時からで大丈夫です。』

「分かった。なら、その時間からまた連絡する。妨害の可能性もあるからな。もしも無かったら、もう良いか。パートムに確認させに行かせるからな。攻撃では無いぞ。」

『ありがとうございます。』

「あぁ。切るぞ?」

『はい。』


「良かったな。ソウン伯。とりあえず、交渉に乗って来たぞ?」

「はい。ありがとうございます、陛下。」

「あぁ。交渉が終わったら、伝えよう。どんな結果だろうとな。」

「はい。ありがとうございます。」

「あぁ。ゴシャタ、部屋に連れて行ってやれ。」

「承知いたしました。」

「また後でな。」

「はい。ありがとうございます。陛下。」

「あぁ。」


(「パートム、今良い?」)

(「なんだ?何かあったか?」)

(「うん。あったね。」)


(「何があったんだ?」)

(「ハトジケ公爵と交渉する事になったんだよ。それで、攻撃を一旦中止するのと、ハトジケ公爵家の領地の事を聞きたいんだよね。」)

(「交渉?譲歩したのか?」)

(「公爵位と領地、それに人質2人を要求したよ。まぁ、交渉するから減ると思うけどね。」)


(「それで交渉を受けたのか?」)

(「まぁ、逃げる為かもしれないけどね。ただ、公爵家の人を逃しても問題無いからね。」)

(「そうだが、どうして受けたんだろうな?」)

(「パートムの名前を出した事かな?出さないと思ってたんじゃないかな?それと、ソウン伯が言ってきたって伝えたからかもね。」)


(「俺だけなら初めに、あー、分かったかもしれん。」)

(「どうしたの?」)

(「開戦が既定路線だったよな?」)

(「そうだね。」)

(「そのときは交渉をする気が無かったからな。それと俺の名前が陛下から出た事が組み合わさってこうなったのかもしれんな。」)

(「そっか。人質は出してくるよね?たぶん。」)

(「あぁ。ただ、公爵領はどうだろうな?」)

(「うーん、ハトジケ公爵領って資源とかあるの?」)

(「そうだな、公爵領には特にこれと言ったのは無いな。」)


(「他のえーと、公爵領は、1つだけだよね?」)

(「あぁ。他は、侯領が2つに伯領6つに子領が2つだな。他は考えなくても良い。」)

(「その中で重要なのはあるの?」)

(「あぁ。片方の侯爵領、ナパット侯爵領にこの国で1番の大きさの川の水源、正確に言うと少し違うが、まぁ、良いか。それがあるんだ。他だと、それから流れる川のミダン、ミャル、ジンシ伯領が重要だな。」)

(「そこを手放すかな?」)

(「うーん、分からないな。ただ、どこもハトジケ公爵が直接統治をしているから、そこで問題が起こることは無いな。」)


(「分かったよ。それと今日の19時から交渉になったよ。」)

(「分かった。」)


「済まん、待たせたな。」

「いえ、大丈夫です。パートム閣下とお話なされていたのですか?」

「そうだな。伝えておかないといけないしな。」

「そうですね。」


「陛下、試さないで良かったのでしょうか?」

「あぁ、まぁそれよりも重要だったからな。うーん、先輩良いですか?」

「うん!」

「ありがとうございます。」


「発動」

トンッ

「動くなよ。シル、動かしてみてくれ。」

「うん!」


「動かないよ!!」

「解除。」

「動かせたよ!」


「そうだね。先輩、どうでしたか?」

「うーん、ボクの場合だと、言われた事をそのままする事になりそうだよ!!」

「そこまでですか。」

「うん!」

「先輩ってまぁ、普通くらいの忠誠ですよね?」

「たぶんそうだね!」

「うーん、これシイならどうなるんだろうね?」

「変わるところが無い気がするね。」

「そうだね!」


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