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才と運での新生活〜〇〇○の☆☆から△△△する◇◇の運で沢山のことが決まる****世界の物語〜この人生?を楽しみたいな  作者: U・x・U
後処理と王様

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警護の話


「風壁、土壁、氷壁。」

コトッ


「悪かったな、シイ。」

「私には悪くありませんが、センちゃんには…」

「そうだな。あれはやりすぎたな。」

「そうですね。まぁ、センちゃんには悪いですが、少しでも陛下の安全性が上昇する事の方が優先されて然るべき事なので私からすると嬉しく思います。」

「シイからするとそうだろうな。まぁ、そこまでする気は無いからな。」

「無いわけでは無いのですね。」


「そうだな。そういえば、セインはシイからしてどう思っているんだ?」

「セイン様ですか?姉のような感じですね。」

「いつもどう呼んでるんだ?」

「いつもはお姉ちゃんですね。セイン様にそう呼べと言われましたので。」


「そうなのか。なら、もしもさっきのセンを見せたらどうだったんだろうな?」

「そうですね、危険が無ければ私よりも優しくするくらいだと思われますね。」

「危険があるとどうなるのだ?」

「その場合は、自分よりも優先される可能性が高いですね。」

「シイからすると、それはどうなんだ?」

「…ご自分を優先していただきたいですね。ただ、言ってやめるような性格をされていませんので、止める事は難しいと思います。」

「そうか。俺からしても自分の身を守ってもらいたいんだがな。」

「陛下からのお言葉でも難しいと思われます。」

「そうか。その状況を作らないようにするべきだな。」

「はい。」


「セインの守りを固めるとしたら、シルとセンは欲しいな。そうだな、シイは学校は戦いの時以外良いか?」

「はい。私は戦いよりも優先していただきたいくらいですね。」

「まぁ考えておこう。あの2人はどうだと思う?」

「戦いは分かりませんが、他の時なら大丈夫だと私は思います。」

「そうか。なら、2人を立場上シイの下につけて護衛してもらうか。」

「陛下の事を話すのですか?」

「いや、話さないな。まぁ、隠し切れるか分からんが。」

「そうなのですね。」

「あぁ。センはともかく、シルは難しいだろうな。まぁ、バレても問題ない。」

「そうですね。」


「俺も城にいる事にするか。」

「それは陛下というか、ソル君という存在をですか?」

「あぁ。ただ、別行動するという形で話すがな。変身魔法があるからそれを使うと言えば問題ないだろう。」

「そうですね。」

「ただ、シイの話をパートムに任せたから、どんな話になってるかだな。少しゴシャタと話してくる。軽く説明頼んでいいか?」




コンコンッ

「セイン良いか?」

「はい。大丈夫です。」

「分かった。」

ガチャッ

「急に悪いな。」

「いえ、大丈夫です。」

「ありがとな。ゴシャタ少し頼みがあるんだがいいか?」

「もちろんです。」

「シイサが来る時に3人追加出来るか?」

「はい。可能です。」

「それなら頼む。」

「承知いたしました。すぐに用意いたします。」

「あぁ。その間は、俺がここに居る。」

「お願いいたします。」

「あぁ。」




「セイン、そろそろシイサが来ると思うぞ。」

「そうなのですね。嬉しいですね。元気なのですよね?」

「あぁ。俺が見る限りはだがな。俺に隠してきそうでそこが心配なところではあるが。」

「…あの子なら否定できませんね。」

「あぁ。そこはセイン頼んだぞ?」

「分かりました。」


コンコンッ

「ゴシャタです。」

「入れ。」

「失礼いたします。」

ガチャッ

「陛下、この紙を渡していただけますか?」

「分かった。」

「この紙を門番に見せると入れます。」

「分かった。ありがとな。」

「ありがたきお言葉でございます。」

「あぁ。」


「セイン、またな。」

「はい。お気をつけてください。」

「あぁ。」



「ただいま。」

「ソルか!3人ならあそこの部屋に居るぞ!」

「ありがとね。」

「おう!」


コンコンッ

「入っても良いかな?」

「うん。」

「ありがとね。」

ガチャッ

「…ソルおかえり。」

「ただいま戻りました。先輩、すみませんでしたね。」

「うん、まぁ良いや!」


「ありがとうございます。どこまで話しました?」

「なんだか、城に行くって事くらいだね!」

「詳しい事はまだですか?」

「そうだね!」


「分かりました。風壁、土壁。」

コトッ


「頼みたい事はシイの主君?」

「そうだね。まぁ、詳しく言うと少し違うけどそれで大丈夫だよ。」

「分かったよ。なら、主君と後は王様の護衛かな。」

「えっ?!王様?」

「まぁ、メインは他にいますが、そうですね。受けます?報酬は、まぁ終わった後ですかね。決まってないです。」

「失敗したら?」

「特に何も無いですよ。報酬はどうなるか分かりませんが。」


「そっか。礼儀知らないよ?シイの主君って人も公爵家の人だよね?」

「そうなりますね。ただ、問題は無いですよ。だよね、シイ?」

「うん。大丈夫だよ。陛下は多分だけど、私の方はいつも通りでも問題ないね。」

「そうなの?」

「うん。陛下は少しは丁寧を意識した方がいいと思うけど、無理でも大丈夫だと思うよ。それで、私の方は最早いつも通りにしてって言われるかもしれないね。」

「そうなんだね!」

「うん。」


「それで、受けてもらえますか?」

「私は大丈夫だよ!」

「ボクもだね!」


「分かりました。ならこれを。」

「紙?」

「はい。これを門番に見せると入れますね。」

「シイは無くていいの?」

「はい。大丈夫ですね。」


「そっか!いつからなの?」

「いつからとかは決まって無いですね。早い方がいいって感じではありますね。」

「私はいつでも良いよ!」

「ボクもだね!」


「それなら、3人とも明日からで大丈夫ですか?」

「うん!」

「大丈夫だよ!」

「もちろんだね。」

「分かりました。では、明日の朝8時くらいにここを出ましょうか。」

「うん!」


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