連合戦と振り返り
「準備は大丈夫ですか?」
「はい。」
「じゃあ、始めますね。」
「丘だね。シイとサン早速よろしくね?」
「分かったわ。」
「分かったよ。」
「風城、風城、風城。」
「風城、風城、風城。」
「これを使って、降雪 アハツィヒ 付与 麻痺毒」
「これ、威力も凄いわよ?」
「一応、範囲を大きめにしてるんだけどね。」
「これで?」
「これで。」
「……どのくらい……使ったの?」
「4000だね。」
「うっわ。もう無いわよね?」
「ほとんど無いね。まぁ、戦えないわけでは無いよ。」
「それはそうね。風城、風城。」
「風城、風城。」
「もう増やすの?」
「そうしないと入ってきそうね。」
「そんなになんだね。」
「えぇ。」
「まだ終わらないのかしらね?」
「風城、まだだと思うよ。私達も問題無いからね。」
「そうね。風城。」
「戻ったわね。」
「そうだね。あれだけで終わったね。」
「そうね。あれは上級魔法の防御が無いと防げないわね。雪属性のはずなのにね。」
「それも一瞬でも突破されたら終わりだからね。」
「相手からしたらキツイね。」
「そうね。」
「お疲れ様でした。特にシイサさんとサバンさん。」
「そうね疲れたわね。」
「はい。私も疲れましたね。」
「俺の雪で?」
「そうね。」
「うん。」
「相手の攻撃無かったな!」
「そうだったね。」
「とりあえず、ポイントの集計は明日までに終わらせておきます。今日はここまでですね。」
「分かりました。」
「気をつけて帰ってくださいね。」
「分かりました。」
「寮に戻る?」
「そうね。戻りましょうか。」
「うん!」
「ただいま!」
「おかえりなさい。」
「みんなはどうだったの?」
「ソルとシイとサンしか戦ってないよ!」
「そうなの?どんな対戦形式だったの?」
「5人の選抜戦だったね!」
「誰が戦ったの?」
「お兄ちゃんだよ!」
「他の人は?」
「何もして無いよ!」
「シルちゃんはソル君に武器を貸してたよね?」
「そうだね!ただ、それだけだよ!」
「相手って獣人だよね?」
「うん!」
「剣で戦ってたの?」
「最後の1人は魔法を使ってたよ!」
「…他は?」
「お兄ちゃん、何か使ってた?」
「うーん、剣で切ってただけだね。ジャンプとかはしたけどね。」
「…最後は魔法使ったの?」
「はい。使わなくても大丈夫だったと思いますが、対処が楽だったので使いましたね。」
「そっか!」
「はい。」
「最後の攻撃は相手が可哀想だったわよね。」
「そうだな!」
「何があったの?」
「ソルが大量の派生属性の魔法を叩き込んだのよ。」
「大量ってどのくらいなの?」
「えーと、MPで言うと2700くらいですね。」
「うっわぁ、絶対に過剰だよね!」
「だと思いますね。」
「どうしてそんな事したの?」
「…面倒だったからですね。」
「……可哀想だね!!」
「まぁ、一応相手も煽り?してきたので仕方ないと思いますね!」
「あれは煽りになるのかしら?」
「さぁ?」
「…まぁ、良いよ!結局シイとサンは誰と戦ったの?」
「ソルね。」
「ソル君だよ。」
「?何があったの?」
「先輩達は連合戦ってあるんですか?」
「今回は無いよ!負けたからね!」
「負けたんですか?」
「うん!相手も強くなるからね!1年よりも2年の方が難しいんだよ!」
「そうなんですね。まぁ、俺達はあったんです。」
「あった?」
「はい。今日やりました。」
「…まぁ、ソルしか戦って無いから大丈夫だよね!」
「はい。それでみんながポイントを譲ってくれたので魔石も使って、麻痺毒のついた降雪をえーと、80回撃ち込みました。」
「……」
「私達はそれを防いでたわね。」
「そうだね。雪属性なはずなのに普通に風城を突破してきてたからね。油断出来なかったよ。」
「…戦ったの?」
「ソルの降雪と戦ったわね。」
「うん。」
「相手は?」
「こっちに来れて無かったわね。」
「やっぱりそうだよね!!」
「そうね。」
「そういえば、あの最後の獣人って土棘の30回分をまとめて撃ったのを防いでたんですよね。どうなってるんでしょうね?」
「30?どう撃ったの?」
「5つの棘にまとめた感じですね。」
「なら、1つが6回分?」
「はい。それを一方から撃ちました。」
「どうやって防がれたの?」
「剣で切る感じで防がれましたね。」
「みんなだったら出来るの?」
「先輩はどうですか?」
「無理!」
「そうなんですね。俺は出来ますがその後に動けるか分からないですね。」
「私もそんな感じね。」
「私は無理だよ。」
「……無理」
「俺は出来るな!」
「私も!」
「うーん、それなら普通に剣で防がれただけなのかな?」
「そうなんですかね?」
「分からないけど、4人はできるんだよね?」
「私は一応だけどね。」
「俺もそうですね。」
「なら、そうな気がするね!それで倒す気は無かったよね?」
「そうですね。」
「それなら、普通に剣で防いだのかな?」
「そうなりますか。まぁ、その後はさっき言った通りに魔法を使って倒しましたから、問題無いですね。」
「そっか、その相手だったね!まぁ、勝てるのなら問題無いね!」
「そうですね。」




