湖
ご飯を食べた後は、みんなで湖の周りを見て回ることになった。
「本当に綺麗だよね〜。」
「そうだね。こんなにも綺麗だと思ってなかったよ。」
「そういえば、みんなはここに来たことあるの?」
「あるよー!私は、これで2回目だけどね!」
「そうなんだね〜」
「ここってどんな魔物がいるの?」
「体長1.5メートルくらいの狼みたいなのが1番強いかな。50センチメートルくらいのバッタみたいなのが1番弱いよ。バッタが出たら、2人に相手してもらうよ。」
「わかったよ。」
そのあと、歩いて、少し疲れたので休んでいると、木の向こう側から、音が聞こえた。
「みんな、何か来たよ。警戒してね。」
「わかった!」
そこから現れたのは、さっきマーキーが言っていたバッタだった。
「お、2人とも戦える?」
「いけるよっ!」
「大丈夫だよ。」
「じゃあ2人で頑張って倒してね。危なくなったら助けるから、安心してね。」
そう言ってマーキーとマージントは、離れて行った。
バッタは、一気にこっちに飛んできた。
「風流」
「水球」
とシルの風でバッタの勢いを削いで、俺の水で動きが遅くなったから、2人とも避けて、バッタを挟むように動いた。
その後バッタは、体勢を立て直して俺の方を向いてきた。
「シルっ、次のバッタの攻撃は、俺で防ぐから、バッタが体勢を整えるのを妨害してくれ。」
「わかった!」
そう話していると、バッタが俺に向かって攻撃してきていた。
「水球」
水を生み出して、バッタの勢いを削ぎながら、俺は横に転がるように避けた。
するとバッタは俺か当たらず地面に着地した。
「風流」
体勢を整えようとしたバッタだったが、シルの風と、俺の水で妨害され、うまく行っていなかった。
その隙に俺は空間魔法から、包丁を取り出して、バッタに向かって投げつけた。
「シル、いくよっ!」と言いながら、バッタに向かって突撃していた。
シルも、「わかった!」と言いながら挟むように突撃していた。
包丁も当たって、さらに隙ができたバッタの足を2人で集中的に攻撃して切り飛ばした。
足を切られたことで動けなくなったバッタの頭をシルが落としたことで、バッタが動かなくなった。
「シル、おつかれさま〜」
「お兄ちゃんもおつかれっ!」
「2人ともよくやったね。うまく魔法も使えてたし、連携も取れてたね。」
「2人とも、大丈夫そうでよかったわ。」
「2人とも、早くゆっくりしたいだろうしさっさとバッタの処理をしようか。」
「処理ってどうやるの?」
「魔物は、普通の生き物が魔力を浴びて変化したものだから、魔力が多くあるんだ。だから、魔法を使うみたいに自然の力と、うまく混ぜればその体が消えるんだよ。ただ離れた場所にあるものは、消えないから、必要なものを回収した後にしてね。」
「わかったよ。」
「じゃあ回収しよう。このバッタだと、魔心石だけかなね。」
「回収も終わったし、自然の力を入れて混ぜてみようか。どっちがする?」
「じゃあ、シルがやってみたら?」
「お兄ちゃんがいいなら、私がするよ!」
「じゃあシル、魔物の魔力と同じ量の自然の力を調節して、混ぜてみようか。」
「わかったー!」
「よーし!できたよ!」
「おー。おめでとう。」
「じゃあ投げたものを回収しようか。」
「わかったよ。」
「包丁をもってたんだね!知らなかった!」
「言うのを忘れてたんだよ。ごめんね。」
「大丈夫だよ!」
「リーソル魔心石を空間魔法に入れてくれる?」
「わかったよ。」
「じゃあ処理も終わったし少し休もうか。」
「わかったよー!!」
「うん。つかれた〜。シルは元気だねー。」
「本当に元気だよね。まぁそれはいいとして、2人ともステータスを確認したら?」
「わかった!」
「うん。」
人間 (魂)
レベル6
G
MP280 20+220+100+20 最大360
力 10+0+30
魔10 +110+50+10
速 5 +50+30
スキル
実体化3 CT 72時間 7秒 腕 MP60
ガチャ ノーマル 1回 100 pレア1回 1000p
1305p
憑依 1 人間の死体に憑依できる
魔力強化 2
力強化1
速強化1
暗視 暗い場所にいると明るく見える
魔法
水魔法
空間魔法 2 倉庫 物だけ
最大容量 10×10×10メートルの大きさ
称号
非物質 実験体 下剋上
(レベルと魔強化と空間魔法のレベルが上がって、MPが多く増えてるな。空間魔法は、面倒な枠がかくなってるね。後、pも貯まってるから、帰ったらつかおうかな。)
「2人ともどうだったかな?」
「俺は1つレベルが上がってよ。」
「私も1つ上がってたよ!」
「それは良かったよ。まぁレベルもだけどそれよりも実際に2人で戦ったことの方が大きいと思うけどね。」
「確かにそうかも。」
「もう少し休憩しようか。」
「うん。疲れたからね。」




