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才と運での新生活〜〇〇○の☆☆から△△△する◇◇の運で沢山のことが決まる****世界の物語〜この人生?を楽しみたいな  作者: U・x・U
後処理と王様

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パートムとシイサの事について

「ソルの力に関することを話す事、書く事、その他の手段で伝える事、後は想像できる可能性のある事をしない。それと、ソルに危害を永遠に加えない。また、危害を加えるもしくは、加えそうな者の協力をしない事。契約だな?」


「うん。相手は見た?」

「相手?シイサって、あの双子の1人だよな?」

「そうだね。ただ、その契約を結ぶのにどのくらい時間がかかったと思う?」

「時間?この内容だと、正直この短期間でするような契約では無いな。」

「だよね?」

「あぁ。」

「その契約は、契約を結ぶかって聞いたら即答されたんだよね。」

「これをか?」

「これと言うか、どんな契約でも良いって言われたよ。」

「…マジか、」

「やっぱりそうなるよね?」

「あぁ。」


「しかも、それ契約の変更についての事書いてある?」

「……無いな。」

「一方的に変えても大丈夫?って聞いたんだけど、それも大丈夫って即答されたんだよね。」

「………」

「しかも、この話の前に獣人に対して、まぁひどい事してたのを見せたんだよね。」

「…………」

「やばく無い?」

「………あぁ。脅して無いんだよな?」

「うん。あれは、やっぱり思い出しても聞いただけだね」

「……良かったな。」

「そうなんだけどね、衝撃が大きすぎて誰かに話したかったんだよね。」

「…そうか。」


「それと、あの寮あるよね?」

「あぁ。」

「あそこって、少なくともあの戦いの情報が入るまでは、安全だったよね?」

「そうだな。」

「結局今は、全員1つの部屋で寝てるんだけど、ベッドが3つあって、2つを使ってたんだよね。それでどこで寝るかって聞いたら、一緒で良いって言ったんだよね。」

「そうなのか?まぁ、それで良いのかとはなるが、そのくらいだな?」

「まぁ、理由はたぶん俺がそうだからなんだけどね。」

「あー、まぁそうか。陛下がそれなのに自分が1人でとはキツイか。」

「まぁ、そうなんだろうね。ただ、結局眠れなかったみたいなんだよね。」

「そうなのか。まぁ、緊張でもしたんだろうな。」

「それで、起きて部屋から出たんだけど、ドアの前に居たんだよね。」

「……寮の話だよな?」

「そうだよ。あの寮だよ。」

「一応、獣人もいるよな?」

「いるね。」

「……」

「それで、話を聞いたんだけどさ、眠れなかったと言うよりも眠らなかったみたいなんだよね。」

「……」

「その時は、睡眠毒で無理矢理眠らせて、ベッドに寝かせたんだよね。」

「…そうなんだな。」

「うん。それで今日はまぁ、どうなるか確認したかったのもあって寝たんだけどさ、今日は3時くらいに起きたんだよね。」

「あぁ。」

「起きて側に待機してたんだよね。」

「……戦いの話は聞いたんだよな?」

「確かに聞いたけど、あの寮なんだよね。仮にも獣人が居るんだよね。そもそも、みんな同じ部屋に居るんだよね」

「……」


「ここまでの話を聞いて、どう思った?」

「…………やばいな。」

「だよね?」

「あぁ。あってから、1ヶ月くらいだよな?」

「うん。」

「……」


「流石に睡眠の事はなんとかしたいんだけど、何か無いかな?」

「うーん、難しいな。」

「そうだよね。」

「あぁ。そこまでだとな、どうしようも無いな。数日おきに無理矢理にでも眠らせるくらいになりそうだな。ただ、状況がなぁ。大丈夫だとは思うが、絶対無いとも言えないからなぁ。」

「そうなんだよね。」


「まぁ、どうしようも無いから、今は良いや。戦いの事はセインは知ってるの?」

「あぁ。」

「話せる?」

「話せるが、学校は良いのか?」

「うん。休む事は伝えてるし、こっちの方が優先だよね」

「それなら伝えておく。いつが良い?」

「いつでも良いよ。」

「そうなると、今が6時か。なら、9時で良いか?」

「大丈夫だよ。ここに居れば良いの?」

「あぁ。」

「分かったよ。」




コンコンッ

「パートムです。」

「入れ。」

「失礼します。」

ガチャッ

「急に悪いな。セイン。」

「いえ、大丈夫です。」

「そうか。まぁ座れ。」

「はい。」

「パートムは忙しいか?」

「まぁ、そうですね。」

「それなら戻って良いぞ。」

「承知しました。」

ガチャッ


「数日ぶりだな。」

「そうですね。陛下もお元気そうで何よりです。」

「セインもな。それと昨日俺は隠れて、シイサに会ったんだが、お気をつけてください。と言っていたぞ。」

「シイサが…ありがとうございます。陛下に伝言を頼むような事をさせてしまい申し訳ありません。」

「それは大丈夫だ。俺から聞いた事だからな。」

「そうですか。ありがとうございます。」


「あぁ。まぁ、俺から言っておくが気をつけてくれ。」

「はい。ただ、陛下の方が危ないのでは無いですか?」

「俺はいつも城にいるわけでは無いからな。そこはマシだろうからな。まぁ、セインにはパートムが付いてるわけだから、大丈夫だろうが。」

「そうですね。私にはパートム閣下やゴシャタ近衛部隊司令長官様が付いてくださっているので安心できます。なので陛下の方が気をつけてくださいね。」

「そうだな。気をつける。」

「はい。お気をつけてください。」

「あぁ。」


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