マイナスと時間の決定と実行
「それじゃあ、1人ずつ話を聞こうかな。シル誰から聞く?」
「うーん、じゃあフルビで!」
「わかったよ。フルビ、何か言いたい事はある?」
「ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい。」
「それならどうして破ったのかな?」
「……」
「まぁいいや。とりあえずポイントを減らすけど良いよね?」
「…はい。」
「どのくらい減らそうかな?」
「ランダムで良いと思うよ!」
「そうだね。なら、えーと、5だね。運が良かったね。」
「そうだね!1番少ないのを引いたね!」
「次はルイシに聞こうよ!」
「わかったよ。ルイシは何かある?」
「何も無いよ。」
「それならさっさとポイントを決めようか。」
「うん!」
「また5だね。」
「運がいいね!連続で最低が出るんだね!」
「まぁ、見つかってる時点で運は無いけどね。」
「そうだね!」
「次はヨリツに聞こうよ!」
「わかったよ。ヨリツは何かある?」
「あんなのに従うわけないわよ!」
「まぁ、そうだよね。」
「じゃあ、決めようか!」
「うん。えーと、15だね。マイナスにならなくて良かったね。」
「そうだね!0になっただけで終わって良かったね!」
「……」
「最後はアルインだね。何かある?」
「ないよ。」
「ならポイントを決めようか。」
「うん!えーと、おぉ!」
「どうしたの?」
「お兄ちゃん!これ見て!」
「うん?40が出たの?!」
「そうだよ!いい運してるね?!」
「そうだね!良い運してるね!誇っても良いよ!」
「…………」
「ポイントがマイナスになったらどうなるの?」
「うーん、決めてないんだよね。もうなると思わなかったからね。何かある?」
「うーん、マイナスの間は制限の強化とかどう?」
「いいね。どんな感じにしようか?」
「今ってズボンとかが禁止だよね?」
「そうだね。」
「アルインって上って何を着てるの?」
「…これだけだよ。」
「うーん、お兄ちゃん、何か薄い服ある?」
「うーん、ログとサンとメリ、深く来ない方がいいからね?」
「?何を言ってんだ?」
「どういうこと?」
「……分かってる。」
「まぁ、メリと話してね。」
「おう?」
「幻影服っとこれで良いかな。」
「感覚が無いね!ただちゃんと服ではあるね!じゃあ、この服で過ごしてね!」
「…わかったよ。」
「基本的には消えないけど、何があるか分からないから、さっさとポイントを0以上にしたほうがいいよ。」
「わかったよ。」
「じゃあ、罰を決めようか!」
「そうだね。決めようか。」
「罰はシイネ以外が制限通りの格好で外に出るって事だよ!」
「はっ?!」
「…っ!」
「……」
「…」
「どのくらいの時間かは、今から決めるからね?」
「そうだよ!短いものが出る事を祈ってる事だね!」
「じゃあ、初めはフルビでいいかな?」
「うん!」
「……」
「じゃあ引くよ!」
「うん。どうなるかな?」
「おぉ!フルビって本当に運が良いね!」
「おー、10分だよ。すごいね。」
「10分…ですか?」
「そうだよ?良かったね?」
「……」
「次はルイシだね!」
「そうだね。えーと、あっ!」
「え?あー、どんまい!60分だね!」
「……」
「ルイシ…」
「次はヨリツだね。」
「うん!引くよ!えーと、30分だね!」
「1番確率の高いところだね。30分頑張ってね。」
「くっ!」
「最後がアルインだね。」
「引くよ!わっ!」
「どうしたの?って、アルイン運悪いね!60分だよ!」
「しかも、アルインはこれを着た状態だからね!頑張ってね!」
「………っ!」
「アルイン分かった?」
「……わかったよ。」
「それなら良かったよ。じゃあ着替えて来てね?」
「…わかったよ」
「3人も準備してね?あー、あとシイネは一旦着てね。」
「分かりました。」
「…」
「アルイン来たね!着心地はどうなの?」
「……無いよ。」
「そうなんだ?」
「幻影手袋 シルどう?」
「あー、無いね!見た目はあるけど、感触はないね!これが服なのは嫌だね!」
「そうなんだね。」
「うん!アルイン頑張ってね!」
「…うん」
「じゃあ行こうか!」
「そうだね。行こうか。」
「適当にここら辺で良いかな!」
「そうだね。ただ、少し離れてね。」
「うん!」
「氷壁 ツェーン」
「こんな感じかな。」
「台になったね!」
「ソル、今10回使ったよね?」
「そうですよ。どうせ戦わないですからね。」
「そうだけど…」
「じゃあ、その台に立ってね。」
「っ!」
「……わかったよ」
「わかり…ました。」
「…」
「じゃあ、今からスタートだよ。」
「頑張ってね!」
「5分経ったね。」
「そうだね!何か変化が欲しいね!」
「そうだね。うーん、闇煙 フィーア」
「周りが見えなくなったね!誰か居るか分からないね!」
「そうだよね。」
「10分経ったね。フルビは戻っていいよ。」
「わかりました。」
「うーん、暇だね!」
「そうだね。うーん、あっ!」
「何かあったの?」
「うん。えーと、幻影縄 幻覚毒 」
「くっ!」
「……っ!」
「……」
「どんな幻覚なの?」
「人が集まって来てるって幻覚だよ。」
「おぉー、それであの反応なんだね!」
「そうだね。」
「20分経ったね。」
「そうだね!ただすることないね!」
「そうだね。うーん、幻影縄×15 幻覚毒」
「これはどのくらい続くんだろうね?」
「分からないね。まぁ、あと1時間はないと思うよ。シイネ、ここ任せていい?」
「はい。大丈夫です。」
「なら、よろしくね。」
(「先輩、鳥をここに置いてもらえますか?」)
(「わかったよ。」)
(「ありがとうございます。」)
「それじゃあ、戻りましょうか。」
「うん!」
ポイントと時間は確率です。




