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町と特殊な魔法


(今日は町を見るって話だったね。)


「リーソルはまだ町を見たことないわよね?」

「そうだね。家と診療所の間くらいしかないね。」

「それならまずは市場に行こうと思うけどいい?」

「市場で大丈夫だよ。」


(市場で倉庫に入れてある物がどんなものかわかるといいな。)


(西が市場なんだね。)


「人が多いね。」

「そうだよ。町で買い物をするとなるとここになることが多いからね。それと離れないようにね。シルもね。」

「わかったよ。」「わかってるよー!」


「まずは、軽く見ながら歩きましょうか。」


(食べ物から日用品、それと薬草にポーション?)


(薬草とポーションって物は今持ってるやつと同じのがあるっぽいね。)


「ポーションって何なの?」

「ポーションは物にもよるけど、傷を治したりMPを回復したらできるよ。ただし一瞬で治るような物でもないし大怪我だと治しきれないこともあるから気をつけてね。」

「わかった。ありがとう。」


(赤の色のポーションが傷の回復で青の色のポーションがMPの回復用って書いてあるね。)


「そろそろ市場も大体見たわね。何か買いたいものとかある?」


「フルーツ!」

「じゃあ俺もそれで。」

「別に違うのでもいいのよ?」

「フルーツがどんな味だったが覚えてないから食べてみたいってのもあるから同じのでいいよ。」

「分かったわ。じゃあフルーツは帰る前に買って帰ろうかしらね。」




「もう夕方だね!」

「時間が進むのが早く感じるね。」

「うん!」


「じゃあご飯にするわね。フルーツは食後のデザートに出すわ。」

「楽しみだねー!」

「そうだね。フルーツはどんな味なんだろうね。」



「甘〜いっ!!」

「たしかに甘いね。美味しい。」


「農作物を育てるのに魔法を使っているから、とても美味しくなるんだよ。」

「へぇー。そうなんだ。」



「2人とも時間はあるかい?」

「大丈夫。」「あるよ!」

「なら少しだけ魔法の勉強しようか。」

「よろしく。」

「魔法かぁー。使えるのかなぁ?」


「魔法はとりあえずある程度はできると思うよ。あと旅をするのならあった方が便利だと思うよ。」

「それとそっかぁー!!」


「とりあえず魔法は基本的な火、水、風、土、光、闇の属性があるよ。ここまでは良い?」


「大丈夫。」「いいよー!」

「じゃあ、この6つからたくさんの属性ができるよ。例えば水からは氷の属性に派生したりするよ。他にも2つ以上の属性を合わせることもできるよ。こっちだと水と土でどんな場所でも、ぬかるんだ地面を作り出したりできるよ。もちろん普通に使うよりもMPの消費は大きいけどね。」


「マーキーの医療は何なの?」

「医療はちょっと例外で生まれた時から持ってる魔法だよ。」


(例外繋がりで空間魔法のことを話そうかな?)


「そうだったのっ!?知らなかった!」

「まぁ言う必要はないからね。もう1人以上はこの町にも持ってる人はいるしね。」

「へぇ〜そうだったんだねっ!」


「……ちょっといい?」

「どうしたの?」


「俺も例外な魔法を持ってると思うんだよ。」


「えっ??どんなのっ!!!」

「空間魔法って魔法。」

「それは確かに例外だね。まぁ持ってる人がいないわけでは無いけど、この町にはいないだろうね。」

「凄いねっ!」


「ただ少し気をつけた方がいいとは思うけどね。場所によっては持ってるだけで警戒されることもあるだろからね」

「まぁ言いふらすつもりはないけど、気をつけた方がいいよね。」

「そうだね。まぁ、旅をするなら便利だとは思うけどね。」

「どんな魔法なの?」

「まだまだ、レベルが低いから物を収納することしかできないよ。レベルが上がれば多分もっと色々できると思う」


「まぁ言いふらす人もそうそういないから、どんな魔法はほとんどわからないけど、それだけでもとても便利だね」

「まぁレベルをどうやって上げるのかわからないけどね。」

「多分だけど、これと言った事は無いと思うよ。常に少しだけでも収納して過ごしたらいいんじゃないかな?」


(今までと変わらないね。特に気にする事はなさそうかな?ただやっぱりできる限り人にはバレないようにした方がいいね。)


「まぁ少なくとも家で使う分には便利なだけだからたくさん使っていいと思うよ。あとシルも空間魔法については他の人に教えないようにしてね。」

「わかった!人におしえないようにするよ!」

「マージントには私から伝えようか?」

「よろしく。マーキーの方が伝わりやすそうだしね。」

「わかったよ。じゃあ伝えておくから家では隠さなくてもいいからね。」

「うん。」


(とりあえず空間魔法を隠さないで済むのは楽になったかな。)


「ただ今の所は戦いに使える能力をしてないからやっぱり魔法やスキルを手に入れておきたいね。」

「やっぱりそうだよね。俺もそう思ってたんだよね。」


「じゃあリーソルには、とりあえず水属性を教えようかな?」

「それはどうして?」

「水属性は、他に比べて防御寄りだからだね。守って、その中から石か何かを投げれば少しは攻撃できるようになるからね。」

「そっか。じゃあ水属性をよろしく。」

「準備しておくよ。シルには別の属性の準備をしておくよ。」


「じゃあ今日はこれで終わりかな。それじゃあお休み。」

「おやすみ。」「おやすみー」



(空間魔法は話したけど、ガチャは隠しておいたほうがいいかな。)


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