これからの学校と返事
「シンカフさんは王都でパートムの次に強いんですか?」
「そうだと思いますね。ただ、パートムさんとの差は、大きすぎますけどね。」
「そうなんですね。」
「はい。パートムさんだけここで突出してますよ。」
「パートム1人で王都なら何個くらい潰せます?」
「少なくとも、10個くらいは、多分潰せますね。」
「そうなの?」
「まぁ、出来るだろうが、俺は守りの方がメインだからな。」
「じゃあ、魔法はサブのサブのサブくらいなの?」
「戦い方としては、そうだな。」
「この国でパートムよりも上っているの?」
「いないと思いますよ。それに、パートムさん若返ってます?」
「ソルの力でそうだな。」
「その影響でさらに強くなってるんですよね。まぁ、基本的には誤差なんですけどね。」
「そういえば、ゴシャタさんはおいくつなんですか?」
「私は、45歳ですね。」
「若返ります?」
「ありがたいですね。」
「どのくらいがいいとかあります?」
「おかしくないくらいがいいですかね。」
「それなら、とりあえず40歳にしますね。」
「はい。」
「35歳になりましたね。おかしくはないくらいだよね?」
「そうだな。違和感はあるかもしれないがその程度だな」
「ありがとうございます。体が軽いですね。」
「シンカフさんは、どうします?まだ若いとは思いますが。」
「今27なので、22くらいでお願いします。」
「分かりました。」
「大丈夫そうだな。」
「そうですね。」
「まぁ、シンカフは俺たちよりも違いが分かりにくそうだがな。」
「それは、まぁそうかもしれないですね。」
「そういえば、学校って今は、誰が影響力が大きいの?」
「実務をしてる王太子殿下とまぁ俺だな。」
「だから、外出できるようになってたんだね?」
「そうだな。不便すぎるからな。」
「ありがとね。」
「あぁ。どんな感じが良いとかあるか?」
「うーん、あの空間でも良いと思うから、もっと対人戦をした方が良さそうだね。」
「確かにそうだな。」
「それと、寮って無事なの?」
「完全に大丈夫なのは、ソル達のところくらいだな。」
「なら、もっと差をつけたらやる気も上がると思うよ?」
「そうか、そうすればついでにソル達にもいろいろ出来るな。」
「まぁ、そうだね。あとは、獣人って入れるの?」
「このままいけばそうなるだろうな。」
「それなら、獣人も上に行けばいろいろ優遇して、下に行けば逆にしたら?落ちたら、上がりにくくなるけど、やる気が無いと、使いずらいよね?メインの目的は、違っても兵として使えるよね?」
「そうだな。兵力が足らないからな。そこは考えておく」
「あとは、個人的な事なんだけど、先輩をこっちの寮で暮らすように出来る?」
「あぁ。そっちの方が都合がいいか。大丈夫だ。」
「なら、よろしくね。」
「そういえば、武器とかの量は増えるの?」
「公爵家との話がうまくいけば増えるだろうな。何か欲しいのか?」
「まぁ、魔法系の効果ならなんでも良いね。あとは、魔石って多めに入荷できるの?」
「魔石は、そんなには無理だが、今までよりはだいぶ増えるだろうな。魔法系はわかった。それと、1番上のクラスは、クラスの変わる戦いの時に勝つと報酬があるんだが、ソルは魔法系の効果が良いのか?」
「あー、スキルの強化でいいのがあればいいかな。なければ魔法系だね。」
「わかった。なら、そんな感じで用意するぞ。」
「ありがとう。」
「あぁ。」
「じゃあ、今日は帰るよ。」
「あぁ。じゃあ、返事があれば伝える。それと雪属性の本も用意しておくぞ。」
「ありがとね。」
「ただいま。」
「おかえり!出られたんだね?」
「そうですね。パートムが手を回してくれたみたいですね。」
「そうなんだね!楽だね!」
「そうですよね。」
ポーン
「誰か来たね!」
「多分、俺の関係ですね。出て来ますね。」
「うん!いってらっしゃい!」
「ソル、来てもらえるか?」
「大丈夫だよ。パートム。」
「水壁」
「土壁」
「風壁」
「氷壁」
「返事が来たぞ。」
「どうだったの?」
「受けるらしいな。」
「それならよかったね。」
「そうだな。とりあえず、呼ぶのは成功だな。」
「そうだね。それで、いつくらいに来るの?」
「だいたい1ヶ月後だな。」
「速い気がするけど、そんなものなの?」
「まぁ、速いがないこともないくらいだな。」
「そうなんだね。じゃあ、来そうになったら、また教えてね?」
「あぁ。それと、これだな。」
「雪属性の本だね。ありがとう。」
「先の話に比べると、大したことないな。」
「それは、そうだろうね。あったが大きすぎるだけなんだけどね。」
「そうだな。」
「貴族の干渉は、どうなりそう?」
「直接潰しに来る事はないだろうな。他は、まぁ大丈夫だな。」
「それなら、よかったよ。そういえば、防諜はどうなってるの?」
「サースライナー公爵家以外は、問題無いな。」
「サースライナー公爵家は大丈夫なの?」
「あそこ相手なら、武力で潰せるからな、相手も下手な事はしてこないだろうな。」
「パートムだけで潰せるの?」
「あぁ。他で防衛もできるだろうな。」
「なら、大丈夫かな。」
「絶対では無いがな。」
「まぁ、そこは仕方ないね。」
「あぁ。」
「そういえば、そろそろ獣を渡せるが、持って帰るか?」
「うーん、少し待っててくれる?」
「大丈夫だ。」
「ありがとね。」
(「シル、今みんないる?」)
(「いるよ!」)
(「獣を連れて行っていいか聞いてくれない?」)
(「おっけー!」)
(「大丈夫だって!」)
(「ありがとね。じゃあ連れて帰るよ。」)
(「うん!」)
「持って帰る事になったよ。」
「わかった。ならついて来てくれ。」
「わかったよ。」




