【完結】わがまま戦隊、棚上げレンジャー～新世界の創造と即時破壊の話～

「異世界転生？　ハーレム？　寝言を言っている暇があったら、己の残念な私生活と地球の残酷な未来をどーにかしろ！　現実世界は甘くねーんだよ！　でもまあ、特別に仲間と科学くらいは与えてやる……後は運と、お前達次第だ――」

　(もし、この世に超ドＳな神が存在するなら、こんな感じで俺達に渇を入れるのだろうか？)
　
　半年後……宇宙の果てからわざわざ地球へとやって来る、戦艦の大群――。 　
　何もしなければ「人類滅亡」の未来しかない。

　それを阻止するべく、陽キャコミュ障男子の主人公を含めた５名の人間が選ばれた。

　私生活では不倫にストーカー、ギャンブル依存や人殺し等(やらかした側)の問題を抱え、人間性も幸福度もほぼ底辺に在する、選ばれし戦士達。

　そんな彼等は、敵とはまた別の宇宙人で構成された謎組織によって、家族を人質に戦争参加の命令を受ける。

　５人は宇宙人が持つ異能との融合に成功し、それを体内で更に進化させることで、見事に最強戦士……ではなく、兵器となった。 　

　人間を捨てた兵器達は、人類存亡を賭けた戦いに勝てるのか？　そして謎の宇宙人組織が目論む、真の目的とは……。

　宇宙と地球を舞台に、新世界の扉が開く――。

終盤にかけて「宇宙科学(フィクション)」の内容比率が増えた為、ジャンルをSFパニックから、SF空想科学に変更しました。

各部、文章が短めなので、ややこしいSFジャンルですが、隙間時間にサクッと読めます。大体500文字(これは稀です)～2000文字位です。なるべく平均1200文字程度で話の区切りがつくようにしています。

より読みやすくする為に改稿を重ねますが、物語の内容は一切変わりません。

この小説は「カクヨム」「エブリスタ」にも投稿しています。(こちらはまだ完結していません)