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従うことしかできないこの現状

「今ギルド長を呼んでくるので、しばらくの間ここで待っていてください」


脅しにより元の世界に帰れなくなった俺達は、そのまま女性の指示に従い後ろをついて行った。


どこかで逃げ出せないか考えたが、周りにはたくさんの人がいて俺たちのことを珍しそうに見ていた。


それは、さながら包囲網のようにも見える。


この状況で逃げたところで、この自然にできた包囲網に捕まるだけだし、逃げ切れたところでここまで何回も道を曲がっているためどこに入ってきた扉があるかなんてわからない。


こんな見知らぬ世界で迷子になんてなったら帰ることはほぼ不可能と言えるだろう。


だとしたら、今は静かにこの女性に従って後ろをついて行くのが最善だ。


そのままその女性の後ろを付いていくと、今居る大通りの端にある大きな建物に着いた。


その建物は、ぱっと見3階建てで、一番上の3階だけ少し小さくそこに一部屋だけあるというのが分かる。


1、2階の造りは周りの建物と同じレンガ造りだが、装飾が施されておりすごし豪華な雰囲気がある。


「ここです。ギルド長がお待ちなのでさっさと入りましょう」


どうやら女性の目的地はここらしく、建物の外装を眺めていた俺たちにそう言ってくる。


この女性いわく、ギルド長とかいうのが待っているらしいので後ろを付いていき中に入る。


建物の扉の先には、どこかで見たような光景が広がっていた。


簡単に言ってしまうと、病院の受付のような場所だ。


入って右側にカウンターがあり、そこには数人の女性が対応をしている。


逆に左側には、たくさんの椅子と机が置いてあり。


様々な人がそこに座って話してた。


話している人の大半が武装をしている体格がよい男たちだ。


端のほうの机では、数人の女性が座って話している姿が見える。


建物内の雰囲気はとても穏やかだが、あまりにも急に連れてこられたため2人して棒立ちで周りを見渡していることしかできなかった。


しばらくすると女性が戻ってきて、再び俺たちの案内をし始める。


一階のカウンターと机があるスペースの間を抜けて進んでいくと、建物の角に階段が設置されていた。


「ここを上がります。ギルド長室は三階にあるので」


言われるがままに三階まで行くと、そこには厳格そうな、とても威圧感のある扉が佇んでいた。


「この先です。どうぞお入りください」


女性はそう言いながら扉を開けてくれた。

どうもMontyです。

この妹クロに関しては約二ヶ月ぶりの投稿ということで、サボりすぎたのを実感しています。

さて、とりあえず今年の抱負でも言っておこうと思います。

今年の抱負は「365日間毎日投稿」です。

あくまで抱負なのでできるかはわかりませんが、とりあえず四月までは毎日投稿を続けたいです。

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