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いい貴族と悪い貴族

「チュアリさん、学校って知ってますか?」


「...学校?ああ、知ってますよ。上級貴族の子供だけが行ける教育施設ですよね。聞いた感じだと大変そうですが、やっぱり行ってみたいですね」


「この世界ではいける人が決まってるんですね。私たちが住んでいた国では、子供の全員が6年間絶対に学校に通えるんですよ。その6年が経ってからでも、さらに上の学校にも行けますし。チュアリさんが言ったように、学校は色々と大変なところですけど、それ以上に楽しいところですよ!」


彩乃(あやの)からすれば楽しいだろうけど、今の俺からしたら一生行きたくないところだな、学校なんて。


俺がチュアリさんの方を見ると、今の俺とは正反対なことを考えているのがすぐに分かった。


めちゃめちゃ学校に行きたそうにしている。


こうしていると、興味を持ったときのチュアリさんってマジで子供みたいになるな。


まあ、あんまりツンケンしていると面倒くさいしいやだけど。


そこからは彩乃が日本の学校のことについて色々と説明していた。


というか、最初にチュアリさんが言っていたが、やっぱりこの世界には貴族制度があるんだな。


中世ヨーロッパの世界観あるあるの一つである貴族制度。


この世界ではどうなのかは知らんが、俺がイメージしている貴族なんてろくなヤツがいない。


理不尽の塊で、屋敷に住んでいてそこの使用人に無理難題を押し付けている。


こんな感じだ。


もし、この世界の貴族もこんな感じだったらいやだな。


というか厄介だ。


この後の俺たちの扱いがどうなるかは分からないが、自由に行動できるようになった場合、貴族関係の問題が発生しかねない。


このタイプの貴族は、とりあえず金と権力で物事を解決しにくる。


真っ向から対立した時に、金と権力の両方を持ってない俺達に勝ち目はない。


だから、物分かりのいい貴族だとありがたいのだ。


そんな感じで時間が過ぎていき、彩乃は学校だけでなく他の話をし始めた。


「それでですね…あ!」


すると、突然彩乃が話を止めた。


彩乃の目線がチュアリさんから部屋の入り口の方に移ったことがわかり、俺も目線を移す。


チュアリさんも後ろを振り向いた。


入り口には、おそらく会議を終えた戻ってきたであろうケイナさんが立っていた。


「お話中だったか。すまないが、話はまた後にしてもらえるかな?」


「はい、大丈夫ですけど…」


「なにせ、2人扱いについて決まったからな」


この時点で、次にケイナさんが次に発する言葉に俺たち兄妹の人生がかかっていることを悟ったのであった。




みなさん、長らくお待たせいたしました!

え?待ってないって?

そんなこといわないでください...

さて、茶番はここまでにしておいて、本当にひさしぶりの投稿となりました。

作者自身がやる気のない状態で書いても意味がないと思いながらく小説執筆から離れていました。

この一文でお分かりいただけたかと思いますが、私の小説執筆に対するやる気が復活してきたため投稿させていただきました。

年明けに毎日投稿をすると言っときつつ、かなりの期間が開いてしまったことは本当にお詫び申し上げたいと思います。

これからは毎日投稿とまでは行きませんが、少なくとも両作品とも週に一回は投稿でkるように頑張っていきたいと思います!

今回もつたない文章なのにも関わらず、最後まで読んでいただきありがとうございました!

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