表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
115/155

109 土精霊の所在




 目を開けると白い天井と豪奢なシャンデリアが見えた。

 どうやらここは城の兵士たちの寝床らしい。おそらくホットが運んだのだろう。

 どれくらい意識を失っていたのかわからない。

 それほど時間は立っていないような気がするが。


 時刻にあたりをつけるために窓の外を見ると月が出ていた。

 外の様子と兵士たちが周りで寝ていることから時刻は深夜というところだろうか。


 状況を確認するために頭を使ったためか、寝ぼけてぼんやりしていた意識がはっきりしてくる。

 すると土精霊の言葉による不安と土精霊から存在を取ったことで何が自分の身に起こるかわからない不安が呼び起こされた。

 慌てて、手や体を凝視するが何も変わったところはない。

 スリートのように土精霊がこちらの内部にいるの確認もしなければならない。


『確認しなくてもいいですよ。いませんから……。あれの性格ならいたら「出せ」て言って、大騒ぎするでしょうが』


 確かにそうだな。

 じゃあ、存在を取ったあいつは何処に行ったのだろうか?

 存在を消したわけじゃないのだからどこかにいるはずだが。

 こちらの疑問が聞えているのだろうが、スリートは何も答えない。


『土の精霊の存在を取り込んだことで、土のマナを自由に操れるようになったんじゃないですか? 試しに使ってみたらどうです?』


 代わりに土精霊から得た力について確認するように促してきた。

 あからさまに話をそらしている……。


「今日はコールドと何しに行ってたんだ?」


 問い詰めようと思うと聞きなれた低い声が聞えた。

 声のした入り口の方をむくとドムズがこちらに近づいてくる。





評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ