94話
そしてダンジョンには古代武器や、珍しい植物などいろいろあり最深部には死体が多く転がっていた
「こっこれは! 一体どんな奴にやられて……」
「こんなやつだ! 愚者どもめ!」
地下から巨大な植物の根が生えてきてダルスたちに襲いかかってきた!
「ギガファイヤ!」
根が燃えると敵は真の姿を表した
「なかなかやるな!」
「太い根の先から人の上半身! なんという姿だ」
「俺は魔王マンドラゴラ! 千年の間貴様ら冒険者の肉体を喰らい成長してきた!」
「つまりこのダンジョンは勇者ホイホイということか! だがその生命もここまで」
「強がるな!」
そして戦闘……
「デスウィップ! ライフドレイン! 木槌!」
「すごい攻撃だぜ! 負けるかも」
「諦めちゃ駄目よ! はっそうか炎属性が弱点に違いないわ」
「炎の時代だぜ! ゴッドファイア!」
灼熱の炎魔法が魔王マンドラゴラを焼きつくした……細胞一つ残さずに……
「ゴッゴゴゴゴヴァヴァヴァー! 私が死ぬなどー!」
魔王が死んでから、地下迷宮が崩壊していった……
「うあああ壊れるよ」
「セーレのペガサス透過馬車で脱出しましょう!」
そして脱出したが神殿は崩れ去った…
「兵どもが夢の跡だぜ……」
そして次の瞬間アルティの町も崩壊に巻き込まれ消滅した……
「諸行無常とはこのことだぜ……」
そして旅は続く……