表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
85/248

85話

異形化したダルスに殺されかけた魔法戦士ポポの前に現れたのは社長の魔王ウィザードだった

「ぎぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!」

ダメージを喰らい叫ぶ怪物

「まさかこんなところでお目にかかれるとは! シンギュラリティの片鱗!」

「シンギュラリティ? なんですかそれは?」

聞くポポ

「話は後だまず結界から脱出するぞ! 科学の結晶の力を見よ!」

魔王ウィザードが手をかざすと空間に裂け目が開き中から続々と人が出てきた

「現れよ! 人造魔王軍団!」

そうその者たちは魔王だった……

緑色の肌に機械を埋め込み鎖に繋がれた鉄球を武器に持つ魔王!「ワタシハ マオー ペンデュラム デス」

呪言が刻まれた黒いローブを身にまとい、禍々しい杖を持つ魔王!「ワタシハ マオー チェイサー デギギギギャーッ!」

怪物の触手がチェイサーを捉えてねじ切った!

「アウバッ」

しかし苦しみだす怪人! 

「これぞ魔王チェイサーの得意技、呪い攻撃!」

そして怪人が炎に包まれる! 真っ赤な服を着た小柄な魔王の魔法だ!

「ワタシハ マオー イグナイター デス」

さらに怪人にマシンガン掃射! ウェスタンハットの魔王だ!

「ワタシハ マオー フロンティア デス」

そこに液体ボディの魔王が怪人を襲う! 

「ワタシハ マオー インフィニグバッーッ!!?」

「ウワーッ!」「グアーッ!」「ヌウーッ!」

「シャァァァァァァァ!」

怪人の目からレーザーが放たれペンデュラム、イグナイター、フロンティア、インフィニティを破壊!

「不死身のペンデュラムとインフィニティを即死とは! すさまじいな!」

感心する魔王ウィザード

「だが火力だけじゃあ勝てないよ!」

次元の裂け目から白衣姿で病的にやせ細った魔王が飛び出す! その手には医療用ハサミと注射器!

「ヒッヒー! マオー セイヴァー デス! 緊急オペダヨォー!」

魔王セイヴァーは特殊繊維で飛び散った肉体を縫合し薬物と回復魔法の組み合わせで魔王を復活させた!

「グォォォポォォー!」

怪人は灼熱の火の玉を発射!

「出番だホワイトアウト!」

「ワカリマシタ」

水着姿の女魔王、魔王ホワイトアウトが現れ冷気を放ち炎を凍結!

「ペンデュラム・イグナイター・フロンティア・インフィニティ! 一斉攻撃!」

「ハイ!」「ハイ!」「ハイ!」

人造魔王の合成音声が同時に返答した!

「シネーッ!」魔王ペンデュラムは振り子のように鉄球で攻撃!「ゴォォォォォ!」苦しむ怪人!

「シネーッ!」魔王イグナイターは全身に炎を纏い体当たり攻撃!「オオオオオオ!」苦しむ怪人!

「シネーッ!」魔王フロンティアは両腕のガトリングガンを乱射!「グギグゲグゴギルゴゴゴ!」苦しむ怪人!

「シネーッ!」魔王インフィニティは不定形ボディを活かしたスゴイ技を繰り出す!「ギャーッ!」

怪人はひとたまりもなく、16個の目の光が弱った、その一瞬を魔王ウィザードは見逃さないのだ!

「魔王ホワイトアウト、アブソリュート・ブリザードゼロだ!」

「イテツケ……」

あらゆる熱を奪い取る吹雪!「ギ……ギ……」そのまま怪人の全身が凍りつき動かなくなった!

「ふむ、やっぱりホワイトアウトは強いな……データを集めておいて正解だった……さて、とどめはポポ君にしてもらおうか」

「了解しましたよっと」

魔王アーマーが立ち上がり、赤く光る! そして一瞬でその姿が消えた!

「必殺、なんとかかんとか閃光斬り!」

「ウオー!」

怪人は四等分に裂け、魔王アーマーは元の位置に立っていた一瞬で怪人を切断し背後に移動、さらにもう一度切りながら元の位置まで戻ったのだ

「しまった爆発するぞ!」

その時魔王ウィザードが叫んだ

「え?」

次の瞬間怪人は大爆発しすべてを吹き飛ばした!



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ