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81話

そして旅をするダルス達

「疲れたぜ帰りたいぜ……」

弱音を吐くダルスそこにミリアンが言った

「この先の街は交通網の中心地で、目的地まで電車で行けるよ」

「どこ目指してるんだっけ?」

「マジックカンパニー」

話しているとやがて大都市が見えてきた

「おおすごいぜ四方八方にモノレールとか高速道路とかが伸びて交通網」

「敵の会社のある街には地下鉄で行きます」

「地下とは……」

そして地下に続く道に入るとまるで迷路だ

「うーん道が入り組んでいて罠やモンスターだぜ……地下鉄なのだろうか」

「はっわかったわ! ここは地下鉄ではなく地下ダンジョンよ!」

ネクロが名推理した

「そうか道理で人がいないわけだぜ! 取り敢えずダンジョンは攻略するぜ」

吸肉コウモリやゴブリンエンジェルや人類キラーなどのモンスターが出るので蹴散らして突き進むと歯車に覆われた部屋に出た

「錆びついた乗り物やロボなどが散乱しているぜこれはいったい」

「あっボタンがあるよーポチッと」

ルーノンがボタンを押したするとうぃんうぃんガロロロロロと歯車が動き出した

「なんだろう……ウワッーッ!?」

「部屋が急降下するわ! どんな仕掛けが!?」

ゴゴゴゴゴガッシャーン! 衝撃!

「痛いぜどうやら相当下に来たみたいぜおや道があるぞ」

「どうやらひみつエレベーターだったようね」

しかし出ようとするとロボとゴーレムの中間のモンスターが出た

「ピピピピピ……フシンシャハッケン、ミナゴロシ」

ゴーレムロボは100トンパンチや爆撃マシンガンなどひとたまりもない攻撃だが

「弱点は攻撃後の隙と関節と可動部と歯車と電撃と水と熱と衝撃です!」

「機械はせいみつだなぁ」

ミリアンの適切なアドバイスもあって難なく破壊して進むと

「どうやら最深部ねあれは何かしら」

「おっきい機械があるねー」

機械は箱状で扉がついている

「入ろうかな危ないかな帰ろうかな」

ダルスが悩んでいると機械音声がした

「コチラ イジゲンステーション デス イキサキ ヲ ニュウリョク クダサイ」

「こっこれはからくり人形のようなものが喋ったぜ!」

かろうじて人に見える金属の塊が箱の隣に設置してありそれが喋ってたのだ

「これなんなの?」

金属に聞くダルス

「コレハ イジゲンステーション デス ホカノ イジゲンステーション ニ ワープ デキマス」

「はっそういえば噂で聞いたことがあるわ……異次元駅というワープ魔法を利用した世界中どこでも一瞬で移動できる駅のことを!」

「すごそうですね、これは使えるんでしょうか」

セーレが疑問を口にすると金属が答えた

「モチロンデス オキャクサン ズット マッテマシタ」

「苦労が忍ばれるぜ……」

「モクテキチ ヲ オエラビ クダサイ」

金属のそばにあるモニターが光った

「これに駅名が出るのかしら?」

「あれー?でもこれ一つしかでてないよ?」

そこに書いてある名前を読んで一同は驚いた

「マジックカンパニー駅……!」

「なんだっけそれ」

「こんなところにも関わっているなんて!」

地下鉄と会社と謎……

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