76話
そして街を出て旅を続けるダルス達……すると古代文明が残る街
「文明だぜ……」
「噂によるとこの街に魔王がいるらしいです」
ミリアンがアドバイス
「あと二人だぜ!」
進むと木々が生い茂っている古代遺跡などのダンジョンがあってモンスターもでて、デンジャラスザウルスやオクトパスアンドクラーケンドラゴンや蛇エイリアンなど超やばいが奥にはさらに洞窟の街があった
「こっこれは人がすんでいる!」
「大昔から人々がすんでいるのね……」
歴史ロマンを思っていると住民に襲われた!
「外敵だ~死ねー!」
「ゴッドサンダー!」
「ギャー!」
倒したそして質問をした
「俺は敵じゃないぜ!」
「そうだったのかすまなかった実は魔王が最近襲ってきて」
「やはり魔王だぜ! どこにいるの」
「工場を襲って乗っ取っているんだ! お願いだ倒してくれ!」
「それこそ正義だぜ……」
そして工場に行ったダルス達するとそこには一人の少女が興味深そうに工場を見ていた
「へぇなるほど……こりゃあオーバーテクノロジー……大半は先端技術の前にはただの木の棒以下だが……ふぅん……なかなかやるね……」
夢中で気づいていないようだ……それを見ていたネクロがハッとした
「あっ! コイツは……魔法戦士ポポ!」
「だれだっけ」「学園の友達?」
忘れ去っているダルス! ルーノン!
少女がこちらに気づいた!
「やぁやぁやぁ! 久しぶりだね! 一人は初めましてかな? 君の名前は?」
少女はミリアンに聞いた
「私は……ミリアンです、ダルスこの人は誰?」
「いや俺も覚えてないぜ……」
「初めまして私ルーノン!」
そこにネクロが入ってきた
「思い出して! コイツはマジックカンパニー本社で魔王アーマーで戦ったでしょ!」
「…………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………あっ思い出したぜ!あの時は苦労したぜ!」
3分の沈黙の末ダルスが思い出した
「食べると記憶力が上がる我が社のバイオフィッシュフライを買うかい? 一匹1950円」
「あなたとは冗談を交わす気はないわ! 私達は魔王がいると聞いてきたのにナンデあなたがいるの!」
問い詰めるネクロ、そしてやれやれといった表情を魅せるポポ
「単純明快、君たちが近くにいるとの情報を得たから噂をばら撒いて待ってたんだよコンピュータによれば98%来るというんでね」
ひょうひょうと言うポポ、そこにさらに問い詰めるネクロ
「それでいったい何の用!」
「んーまあ簡単に言うと停戦協定が終わったってことかな?」
「なんだっけそれ」
忘れているダルス!
「まあ覚えてないよね、前に戦った時にうちの社長と君たちは約束をしたんだよ」
「約束?」
「そう、すべてのあなた達が十二神魔王を倒すまで我が社は魔王世界の侵略をしないって約束」
「侵略?」
ダルスは疑問
「そこまで忘れたのかい……我が社は機械軍で魔王世界を侵略して資源と技術を奪おうとしているんだよ」
「魔王世界って?」
ダルスはわかっていない
「その記憶力で良くここまで来れたね……魔王の住む異世界だよ」
「あーそんなんだったような……気がするぜ……」
そこにネクロ
「というか本当に停戦協定は守ってたんでしょうね?」
「科学は嘘をつかない! もちろん守ったよまあ無抵抗とは言わないけどねあっちが攻めてきたら守るくらいはしたよ?」
不敵な調子を崩さないポポ
「……それで、停戦協定が終わったというのは? まだ二人残ってるはずなんだけど」
「ああ、この前城から出てきた十二神魔王をうちの社長が倒したからあと一人だよ」
「社長? 仮面マントでサイボーグのあの男が?」
ネクロはあの日の出来事を脳内で反芻した……あの男にそこまでの強さは感じなかったが……
「ククク、それじゃあここで一つネタばらしをしようかな……」
ポポの顔に笑みが浮かんだ
「うちの社長こそ、十二神魔王の一人! 魔王ウィザードなのさ!」
衝撃のしんじつ……