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75話

一方その頃、魔王世界にそびえ立つ魔王城では……

「フューチャー、お前も死んだか……」

円状のテーブルを12の椅子が囲んでいる、しかし座っているのはただ一人の魔王だけだ

「フューチャー、イグナイター、チェイサー、セイヴァー、デス、フロンティア、インフィニティ、ホワイトアウト、ナイトメア……すべて生命反応が途絶えた」

魔王は無人の円卓を眺めた

「そしてペンデュラムとウィザードは行方不明……まぁ人間にやられたのだろうが」

男は瞳を閉じた……

「とうとう私が出る時が来たか」

魔王の目の前には数枚の写真がある、少年と少女の写真、ダルスたちだ

彼は立ち上がり、魔王城連絡装置を手に取り、叫んだ!

「今からこの俺、魔王チャンピオンは人間世界に赴く! 人間の機械兵からの防衛は任せた!」

厳しい顔つき、鋼のような肉体! この男こそ十二神魔王最期の一人! 魔王チャンピオンだ!


一方その頃ダルス達はバイクの街で祝勝パーティーをしていた!

「すごいぜセーレ! あの魔王フューチャーを倒すとは!」

「数時間見ないうちに髪伸びたねー成長期?」

セーレを取り囲むダルス達! 彼女はゴール地点で倒れているところを救出されたのだ

「いやぁアンタのおかげで魔王の手から街が救われたよ!」「死んだのもだいたい暴走族だし結果オーライ!」「フッ……このサンダーバード様のが出るまでもなかったな……」

町の人々にお礼をされるセーレ……リーゼントもいる!

「ありがとうございやす! きっとうちのリーダーも地獄で感謝してます!」

「フフフフ神の祝福があなたに訪れるでしょう……」

暴走族にも感謝される!

「どっどういたしまして……」

慣れない事態に戸惑うセーレ、そこにネクロが言った

「ありがとうセーレ、そしてよく頑張ったわね!」

「はい……頑張りました」

つかの間の平和……しかし最終決戦の足音は刻々と近づいてきている

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