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71話

そして街が元に戻った

「まさに悪夢みたいなやつだったぜおっなにか落ちてるぜ……これは魔法メモリ!」

「4つ目だけど使い道がわからないわね」

そして街を出て旅を続けると近代都市に辿り着いた道路が凄い

「ハイウェイが入り組んでるわね」

「バイクがたくさん走ってるよ」

そして疲れたので宿屋に行った

そして寝ているところに突然外で騒ぎ

「うーん何だぜ……」

行くと、ライダースーツでリーゼントの男が血相を変えて宿屋に入ってきたのだ

「ハァー!ハァー! 助かった…!」

「やぁいったいどうしたんだぜ?」

ダルスがリーゼントに質問

「うわあああああ!許してくれ!」

「何だぜイキナリ騒ぎ出して」

リーゼントはダルスの顔を見ると気が動転した

「おっお前は魔王じゃ……ないのか、すまん」

「魔王だと! お前魔王に会ったんだぜ!?」

「あっああ……そうだ、それはさっきのことだ……」

そしてリーゼントは恐怖の体験を語りだした……

そこは夜のハイウェイ! ブロロロロー! 恐ろしい装飾を施し違法改造により常識はずれな速度のバイクが空気を引き裂いて進む!

キキィーッ!「ウワーッ!」ドギャーン!走行中の自動車が暴走バイク集団から逃げようとして運転を誤りハイウェイから落下!

「ヒャハハハーッ! アホドライバーダゼ!」「夜のハイウェイは俺たちのモンダゼーッ!」

パラリラパラリラ! 夜の高速道路を我が物顔で走る! 彼らは暴走族デスマッハ団だ! 

「このまま朝までぶっ放しダゼ!」

「リーダーマジ最高っすよ!」

リーダーは象のように巨大なバイクに乗るスキンヘッドの大男だ! しかしその時背後から荘厳な賛美歌が聞こえてきた!

「誰だぁぁぁぁぁぁ! 場違いな音楽を流すうつけものはぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」

怒るリーダー! 背後を振り向くとそこには黒い修道服を身にまといバイクに乗る集団の姿! 搭載されたスピーカーから賛美歌を大音量で流している!

「てめえらは……メシアソニック団!」

「ウフフフフフデスマッハ団よあなた方を倒し我々がハイウェイを支配するのですよ!」

リーダーと思わしき十字架に貼り付けられた救世主を象ったバイクに乗る男が挑発的に言った

「ナメテンジャネーゾ! リーダーやっちまいやしょう!」

リーゼント団員がスキンヘッドのリーダーに言った

「当然よ! ちょうど暇つぶしがしたかったところだ! 死ねぇぇぇぇぇぇぇ!」

「神の戦車で轢死されない!」

賛美歌とバイク搭載ラッパのパラリラ音がぶつかり合う! 戦いが始まった!

「おらぁ! ファイヤー!」「ウフフ……ホーリー!」

それぞれの団のバイクには魔法機械が搭載されており、車体を走らせながら魔法で戦うのだ! これがこの街の戦い、マジックロードレースだ!

「死ね死ね死ね死ね!サンダー!」

「フフフ野蛮だ! メガホーリ……バババババーッ!?」

「何!?」

突如メシアソニック団のリーダーが燃え尽きた! デスマッハ団による攻撃ではない! いったいなにが!? しかしリーダーがそれを考える暇はなかった!

「ボギャァーッ!?」

「リッリーダー!?」

デスマッハ団リーダーのスキンヘッド男の身体がバラバラに破壊された!

「ひぃ!? なんだよぉ!?」

「これはいかなることですか!? 神よ!」

お互いに混乱! すると背後から恐怖が迫る!

「イヒヒヒヒヒヒこりゃ面白い街に来たもんだなぁ! なぁそこのお前ら!走り屋だろ!俺と混ぜろよ!」

「きっ貴様はこのデスマッハ団に何を……あああああ!?」

背後から来た男の顔をのぞき込んだデスマッハ団組員が恐怖! 黒いローブを着て黒いシャープなバイクに乗るその男の目は燃えていたのだ!

「俺の魔王フューチャー! バイクの街とは俺に暴れてくれって言ってるようなもんだな! ヒヒヒヒヒーッ!」

「ギャババババババー!」「ヒギィーッ!」「タスケテクレーッ!」

魔王フューチャーの魔法攻撃が暴走族を破壊し尽くす! ハイウェイは一瞬で地獄と化した!

「……そして命からがら逃げ出したのが俺だけってわけだ……何なんだよクソッ……」

「魔王フューチャーとは会ったことある気がするぜ多分!」

「お菓子の街で戦った魔王よあの時は惨敗を喫したでしょ」

「ハッ!ネクロいつの間に!」

「今こそ強くなった私達の力を示す時よ!」

復讐……

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