表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
70/248

70話

「この魔王結界の中では私が許可しない限り光魔法は使えないのだ!」

そして魔王ナイトメアに追い詰められたダルス

「くっ光が使えないし他の属性じゃ威力が足りないぜ……」

「光さえなければ私には無敵! さあ死ね!」

魔王ナイトメアは恐ろしい姿に変身し闇のエネルギー巨大刃を作り斬りかかってきた!

「くっギガボンバー!」

大爆発! しかし巨大刃は勢いを止めずに襲いかかる!

「うわあああああもうダメだあああああああああああ!」

その時!「ぐわーっ!?」悲鳴! ダルスではなく魔王ナイトメアの叫びだ!

「あっルーノン!」

「キキイッパツだね!」

ルーノンが盾を構えてダルスの前に立っていたのだ!

「そっそれは伝説の盾! 反射したのか! でもルーノン倒れてたんじゃ」

「ネクロとドラゴンが隙を見て回復してくれたんだよ!」

真っ二つに引き裂かれた魔王ナイトメアは合体して生き返った

「ほうそれはルシファーに回収させようとした盾だな? そっちから持ってきてくれるとは好都合よ!」

「くっくっつくとは! どうすりゃいいんだぜ!?」

その時ダルスの脳裏に声が聞こえてきた……

(私ですセーレです……ホワイトアウト戦で貰ったプロミネンス紅玉に魔力を込めて魔王ナイトメアに投げてください……)

「わかったぜ! ウオリャッ!」

プロミネンス紅玉を魔王ナイトメアに放つ!

「血迷ったかそんな石ころ一つ……ぬう!?」

プロミネンス紅玉が輝き魔王ナイトメアが怯んだ!

「くっ光の力を含んだ石か!」

「今です!」

目にも留まらぬ早さでペガサスに乗ったセーレが魔王ナイトメアに突進した!

「小娘が! 何をする気だ!」

そのまま魔王ナイトメアはペガサスに押し出される! そして壁を突き抜け屋外に!

「なにっ!? 魔王結界を突き抜けただと! ならば喰らえダークファイア!」

闇の炎がセーレを包んだ! しかしセーレはバリアを張って無事! そのまま押し出し続ける!

「くそっ結界を出たせいで力が弱まって……!」

そして突如として空が暗雲の立ち込める闇から晴天の世界へと移り変わった

「ぐわあああああ! 光が! 焼ける!」

「やっぱり今の街自体も魔王結界だったんですね! いわば塔の最上階は二重の魔王結界!だからあなたは異常なまでに強かった!」

魔王ナイトメアは太陽の光を受けぶすぶすと煙を発しだした!

「逆に言えばそこまでするほど外に出ることを恐れていた!」

「おのれええええええ! 私を殺したことを後悔するぞ! 十二神魔王の魔王フューチャーと魔王チャンピオン様が必ず貴様を殺す! 魔王を敵に回して楽に死ねると思うなよぉぉぉ……」

そして魔王ナイトメアは塵となって消滅した振り返ると街を覆う魔王結界が消え去っていく

「魔王……私はどこに行けばいいんだろう」

悩めるセーレ……


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ