65話
そして1日の修行が終わりみんなで食事そして師匠がルーノンの過去について話しだした
「5歳のルーノンはふらふらとこの街に歩いていて、親も見つからず俺が保護することになったんだ、そして何年か修行を積ませていたところルーノンの両親が見つかったんだ」
「そうなんだモグモグ」
「なんでこんな街にいたんだいルーノンがパクパク」
食事に気を取られているダルス達
「どうやら単に迷子なったそうだ元の街からここまで1000キロ旅してこの街まで来ちまったんだとよ」
「そうだったんだ私すごいモグモグ」
驚きながら食べるルーノン……その時!
カァンカァンカァンカァン!プォーッ!突然の鐘と笛の音だ!
「うわっなんだぜ!?」
「こっこの音は非常事態を知らせる音だ! なにかあったのか!」
飛び出る師匠そこに誰かが駆けつけてきた
「大変ですマグナさん! 来てください!」
「お前は95番バトルマスターの剣豪守護霊使いのムテキラー! 何があったんだ!」
「突然バトルマウンテンに大量のモンスターが入ってきて頂上に向かっています! 目的は伝説の武器と思われます! しかも街にもモンスターが暴れ始めて……」
息を切らし説明するムテキラー……
「バトルマウンテンだと! お前負けたのか!」
「すみません! 敵の大将と思わしき奴が強くて相手にならず! 今96位マスターと99位マスターが防衛しています! 他のマスターも呼んでいるところです!」
「ちっ! 面倒くせぇ! 山に向かうぞお前らも付いて来い」
「伝説の武器に興味があるので行くぜ!」
貰えることを期待し山に向かう……そして山に登りモンスターをなぎ倒し99番ステージ
「モンスターはともかく階段をあがるのがキツかったぜ……」
「でも修行のおかげで思ったより疲れなかったねー」
「私もモンスターを倒せるようになりましたマグナさんの修行は凄いですね」
「でしょっ師匠は凄いんだよ!」
談笑するダルス達……しかしその時「ウワーッヤラレターッ!」悲鳴が上から!
100番ステージに行くと瀕死の二人が倒れていた
「あっあれは96位マスターのダイヤモンド筋肉のパパンネム剛! そして99位の終焉を司る王デウスエクスマキナ!」
「くっアイツは強すぎる……逃げろギャーッ!」
デウスエクスマキナが爆発した!
「ふん弱すぎる……」
「誰だお前はーっ!」
謎の敵に叫ぶマグナ師匠! 敵は金色のスーツを着た金髪の美青年!だが黒い翼が生えている!
「私は魔王ルシファー! 十二神魔王ナイトメア様の使命により伝説の武器を奪いに来た!」
「魔王だと! こんなところにも!」
驚くダルス……
「ほう貴様は魔王を殺し回っているというダルスか! ちょうどいい貴様の首をナイトメア様のおみやげとしよう」
「魔王だかなんだか知らんが、秘宝はマスター最強のこの俺を倒したヤツが貰えることになってるんだよ! 欲しけりゃ俺を倒してけ!」
進み出るマグナ師匠……魔王ルシファーは笑った
「ハハハ何がマスターだ! みんな弱かったぞだから貴様も弱い! 天使にして魔王のこの私の力の前に絶望せよーっ!」
師匠と魔王ルシファーの戦いが始まった!師匠が勝った
「グウ……人間の分際で我に歯向かうとは……」
「修行が足りんわ! ハァー!」
倒れたルシファーの頭に踵落としを決める師匠!
「ヴァーッ! こうなったら奥の手だ! 来い天使共ぉ!」
ルシファーが叫ぶと空から4本の光の柱! 黒い羽が舞い落ちる!
「うわーなにこれ!?」
「ハッ!この感覚はまさか!」
そうダルスは気配を察知したのだ……4大天使の存在を!
光の柱から降りてきた4人の翼が生え光の輪をもつ天使だ!
「あれはガブリエルとか! でもなんか黒いぜ!?」
そう天使たちは全体的に黒く、それぞれガブリエルは青、ラファエルは黄といったふうにパーソナルカラーのラインが引かれて光っているデザインだ!
「あれはいったい!?」
「ククク貴様が倒した大天使共の体と魂の破片をいろいろして堕天使にしてやったのよ! 奴らの信仰対象は神じゃなくて魔王となったのだ!」
「悪い奴だぜ!」
そして4大堕天使がダルスたちに襲いかかってきた!
「魔王に魂を捧げなさい……」
「ホーリーシット人間!ヘルにレディゴーしなさい!」
「堕天し水に強くなった!負ける気がしないぜ!」
「よくもぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!俺をぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!殺してぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!くれたなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!次はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!貴様がぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!死ねぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!」
「前の何倍もの強さを感じるぜ……これは大変だぜ!」
天使リターンマッチ……