6話
そしてここはメリアルの花屋
「ええとどうしましょうよしこれをお礼に差し上げますどうぞ」
「これは虹色の花! 俺には花の良さは分からないが」
「この植物はマジッポ花といって魔力を貯蔵する花なんです。」
「なるほどこれを使えば魔力が切れた時でも安心という算段なのね。」
そしてお礼を言って店を出た
「ありがとうございました!また来てくださいね!」
「ぜひとも!」
街を出ようとすると
「君たちこの先の森には危険なモンスターが出るぞ」
おじさんが引き止めてきた
「それでも俺は行かなければならないのだ魔王を倒すため」
「そうか……。それでは森を西に進んで突き当りを北に行くと近道だぞ」
「おう」
そして森を進んでいった
モンスターが出てきたがダルスはすごく強いので大丈夫だった
「そういえばダルスはなんでそんな強いの?」
「よくわからないが昔からけっこう強かったんだ」
「へーそうなのそういえば学園で最強に強い1年生が居るって聞いたけどあなただったのね」
「ふっそこまでのもんじゃないぜ」
「にやけてるわよ」
そんなこんなで進むと行き止まり
「むっ話が違うぞ行き止まりだおやこれは祠があるぞ……」
祠は甲高い音を立てて爆発した
中からモンスターが現れた
「ぶよぶよした半透明の触手を目があるべき場所から生やして下半身が巨大なサソリと融合している怖い魔物よ!」
「どうやら女型モンスターひどい姿だけど」
モンスターがダルスたちを指さした
「ウフフッフフッフ久しぶりに新鮮な人間ねぇ……食べよ」
「あの男は騙したのか! おのれ」
触手眼球モンスターはサソリの毒攻撃などが強く触手でルーノンとかが苦戦したがダルスが電気でしびれさせてネクロが殴って倒した
「うう死にたくない助けて魔王城に連れて行ってあげるから」
触手眼球が命乞いした
「仕方ないなぁもう人間を食べちゃダメだぞ」
そして触手眼球に導かれ森を抜けると何もなかった
「やはり騙したのか許さん」
ダルスが腕の魔法コマンド装置に手を伸ばす
「ちっ違うんですこの地下に魔王城があるのです」
「なにっ城は地下にあるというのか」