44話
「うう…頭が痛い……」
ふと気づくとセーレとダルスは気絶していたようだ
「まさかすり抜けられない壁があるなんて」
「多分特殊な魔法とかかかってるんだぜ……あっ気づくと背後にブラックホールみたいなのが!」
「戻れないようになってるようですね……」
「扉の向こうに行けということか……」
仕方なく進むと
「なんだここは近づくと勝手に松明に火がつくぞ」
「石造りですが地上より保存状態が良いですね意外とすごい発見したのかもしれませんね」
「これは良い落とし穴だったのかもしれないぜ」
特にモンスターも出ずドンドン歩いて行くと
「何も居ないのが逆に不安だぜおっまた扉だぜ」
そこにはまた宝石がはまった扉
「グギギギ開かないぜ……」
「さっきみたいにしてみましょう」
二人で宝石に触れると
「おお扉に光の線が現れてゴゴゴゴと開いていくぜ」
すると中は広い空間だ
「うわっ360度巨大はにわに囲まれてるぜあっ目が光った!」
はにわから光線が放たれ魔法陣を描いた壮大
「そして魔法陣が収縮して人型が現れたぜ」
すると人型の光が喋りだした
「お待ちしておりました……魔王クリエイター様そして魔王オリジネイター様」
「喋った!そして人違いだぜ!」
「お待ちしておりました……魔王クリエイター様そして魔王オリジネイター様」
「だから聞けって!別人!」
しかしセーレが言った
「きっと同じことを言うように組まれた魔法なんじゃないでしょうか……しかしここで魔王とは」
「壊れたロボットなのか……近づいてみるぜ」
光人間は近づくと消え、そして地面がゴゴゴと割れて階段が現れた
「まあ下るしかないぜ」
「そうですね」
そして階段の下には光る壁の部屋
「神々しく光るぜ……あっまた光人間が出た」
光人間が喋りだした
「ここに宝が安置されております……」
「おおまた扉があるぜ」
「この奥になにか宝があるみたいですね」
進むと光人間が立ちはだかった
「あなた達が本当の魔王であるかを確かめます私を倒してください」
光人間が襲いかかってきた!
「だから違うっていうのに!」
光人間は光の槍で攻撃してきた速く強いが倒した
「まったくなんなんだぜ」
「おそらくは腕に自信がある魔王が宝を隠したんでしょうね」
「偶然俺たちが魔王だったから入れたというわけか危なかったぜ」
すると扉が消滅し道が現れた
「真っ暗な空間に光の道だぜ」
「いったいどうなっているんでしょう?この世界では普通なんですか?」
「いやまるで俺も見たことないぜ……」
手すりもない光の細い道を歩くのだが、下は暗黒で怖い
「ヒィィィ怖いぜ……」
「それじゃあペガサスを召喚しましょう」
「絆が恐怖を乗り越えるぜ…」
ペガサスに乗ってまっすぐ飛ぶと
「光の足場のうえに輝くハルバードが浮いているぜ!」
「これが宝のようですね……これだけ厳重ということは」
「超強い武器に違いないぜ!おりゃ」
ハルバードを取った
「おお凄いパワーを感じる……力強さ……」
その時ゴゴゴゴと空間が揺れ始めた
「うわ何だ!地震か!」
「これは空間自体が揺れている!」
逃げようとしたが空間が爆発した!
不思議な古墳……